【未来のぼうし】
[最終話] ~Aパート《それぞれの未来》~
<2018年 12月23日>
ミライ「気を付けて帰ってね、サバちゃん」
サバ「ミライさんこそね。 マイクの切り忘れとか」
ミライ「それを言うなら電気とか火でしょ?」
サバちゃんたちは新年からの放送に合わせて「ジャパリパークAN2」に帰ることになった。
それに合わせて「キュルルちゃんって呼んで」と、しきりに せがんできた。
性格などの細かい設定は明らかにされていないにしても、まず#外見が一致しないと思う・・・
サバ「心配だなぁ。 先生は、私が居なくなったら ますます小説を書かなさそうで」
未来「私のことを先生って呼ぶなって言うたやろ!」
両耳を摘んで左右に引っ張る。
サバ「イタイ イタイ!」
ハッ! . Σ(゜Д゜)
未来「ごめんなさい。 引っ張りやすい耳だったから、つい…」
サバ「ひどいよ~」
ミライ「・・・」
こんなやりとりも今日で最後か・・・
これでも私には、心に秘めた決意があったのだが、前科があるせいで説得力が無い。
黙るしかなかった。
サバ「じゃあ、行くね」
ミライ「ミンミー、サバちゃんをお願いね」
ミンミー「マカセテ…」
サバ「なんで私のことは『みんみ』って呼んでくれなかったのに、ミンミーことはミンミーって呼ぶのよ!?」
しんみりした雰囲気をブチ壊した上に、いまさら古い設定を蒸し返して
サバ「もういい! 今日から私はMINMIになる!」
ミライ「えぇ…」
まるで気まぐれなネコのように、ヤりたいだけヤって「まんぞく…」したようだ。
何事も無かったかのように続きを始める…
サバ「じゃあ、今度こそ行くね」
私は2人が見えなくなるまで見送っt…
ミンミー「ボボ… ボタンデンチガ…」
サバ「え~? ここでぇ!? コンビニに売ってるかなぁ?」
不安だ…
・・・・・・・・・・・・
M-1で優勝こそ逃したものの、
「キミたち、面白いなぁ」「そのまま真っ直ぐ行け!」
という審査員たちの後押しを受けて一躍ステーダムに駆け上がり、
今では冠番組を いくつも持つまでになっている・・・
【おまけ】
#クリスマスプレゼント