~プール横~
新井「ゔぇっ、ごほっごほっ!」
笛音「アライさーん、気をつけてよ~」
プレーリー「ぺっ ぺっ!」
ビーバー「大丈夫っすか?」
新井「よくもやってくれたのだ!」
笛音「やらかしたのは むしろ新井さんの方だけどね~」
プレーリー「水責めにしてやるであります!」
ビーバー「むしろ喜びそうっすけどねぇ」
博士「2人とも、自業自得なのです」
マーゲイ「みなさん! カニリアンの様子が・・・」
さらさら…
カニリアンのハサミから、砂のような何かの粒子(?)が零こぼれ、風に舞う・・・
一同「???」
ぱっかーん!
キューブ状のモノが飛び散ったかと思うと、
セルリアンの居たプールには、カニの看板が浸かっているだけだった・・・
~観覧車前~
ぱっかーん!
また破裂音が聞こえた。
かばん「!」
サバ「?」
ミライ「・・・」
食い
「正直『のけもの』にしたヤツらは憎い。
こんな設定を考えた神様も恨んだ。
けど、そこに留まって恨み言を言うても始まらん。
物語も絵も一緒やろ。
踏み出して未来へ進むしかない。
居場所が無ければ探すしかない。
自分に『出来ることをやる』しかないんや。
『求めてくれる人の居る場所』でな」
・・・・・・・・・・・・
さらさら…
食い倒れリアンの体から虹色の砂が零れ、風に舞う。
食い「そろそろ時間切れみたいやな・・・」
かばん「もう… お話出来なくなるんですか?」
食い「そうやな。 せっかくやから、お前らに『本当の願い』を聞いてもらおうかな?」
作者(ちょ… ここに来てアドリブをブっ込む!?)
食い倒れリアンは、おもむろにぼうしを被ると・・・
「おともだちになろうよ!」
そう叫んだのだ!
ミライ「大丈夫でしょうか…」
食い「これくらいヤったっても ええやろ」 (`ー´)
意趣返しのつもりなのだろう。 底意地の悪そうな笑顔で
ミンミー「アワワワ…」
サバ「ヤベェ、ヤベェよ~」
かばん「若干ゃ草…」
作者「おまちどうさま💢 そろそろ始めますよ」
私に出来ることは、アドリブで返すくらいだった。
ミライ「えぇ… ぼうしようかな?」
・・・
ミンミー「アワワワ…」
サバ「ヤベェ、ヤベェよ~」
かばん「若干ゃ草…」
ミライ「あら…?」
食い倒れリアンはぼうしの淵を掴んで、
「燃やしたろか...」
ぱっかーん!
セルリアンの居た場所には、口元以外
ぼうしで顔を覆った食い倒れ人形が横たわるだけだった… ( ᵕ )