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文藝誌 ジャパリ文學(SS総合投稿スレ) / 396

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名無しのフレンズ 2018/10/13 (土) 14:46:54 修正 f2808@7d493

【未来のぼうし】
 [2話] ~Bパート-1~

未来「そう言えばサバちゃんは休みの日は何してるのですか?」

サバ「ミンミーちゃんと『狩りごっこ』だね~」

サバちゃんがいつも持ち歩いている「ミンミービースト」を見る。
どう見てもヌイグルミだ。
動きそうにない。

未来「!」 
そうか。 膝に乗せて一緒に「モンハン」でもしているのだろう。 
そう思うことにした。

未来(?)
気のせいか、ミンミービーストの顔が曇ったように見えたが角度のせいだろう…

サバ「でも最近はお休み続きで、体ばっかり鍛えられるんだよね~」 (¬д¬。)

しまった! うどんs… やぶへびだ!
未来「ひゅ~」 ♪~( ̄ε ̄;)

サバ「吹けてないし…」

サバちゃんには言ってなかったが、実は小説をまったく書いてないわけではなかった・・・

未来「そろそろ本気で仕事を再開しようかしら・・・」

サバ「ホント!?」

サバちゃんはチョろいなぁ。
この手には何度も引っ掛かってるはずなのに…
でも元々「かばんとぼうし」は前後編の第一部として考えられた作品で、おおまかなプロットは頭の中にあった。
続編では私の前職での経k…

未来・サバ「「!?」」

grr…
振動している。
最初は雷かと思った。 スピーカーからの重低音にも似ている。
体の芯に響くものだったが、空気の振動ではなかった。

未来「地震?」

振動は地面からのようだったが今まで感じた地震とは明らかに違った。
地球が怒りに震えているようだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ぱっかーん!!
地面が空気を送り込まれた風船のように みるみる膨れ、破裂したようだった。
目撃者は、そう証言したらしい。
(そんな近くにいながらよく無事だったものだ)

私たちが見たのは、西の空に花火のようにキラキラ光りながら吹き上がるサンドスターだった。

サバ「なにあれ、なにあれー!?」

サバちゃんは無邪気に はしゃいでいるが、私は目の前に起こったことが信じられず、ぼーっとしていた。
心の古傷が疼いた…

ーと、なんばの空にも、虹色の粒と・・・ 黒い粒……?
ーが目の前の#かに道楽の看板に当たった。

未来「まさか…」

それ(・・)は、みるみる蟹型のセルリアンになると、目の前に立ち塞がった。

サバ「未来さん…」

未来(今度こそは・・・! この子だけでも守らないと...)

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