【未来のぼうし】
[1話] ~Bパート-2~
自宅マンションの前に着いた。
未来「ねえ、うちに寄ってかない?」
サバ「えぇ… 下心見え見えですよ~?」
未来「何もしないから」
サバ「ホントかな~? まあ、ちょっとだけなら・・・」
・・・イさん… mライさん…
未来「ぐへへ… 」(じゅるり)
サバ「ミライ先生!」
未来「誰が先生やねん!」
両耳を摘んで左右に引っ張る。
未来「私のことを先生って呼ぶなって言うたやろ!」
サバ「イタイイタイ!」
ハッ! . Σ(゜Д゜)
未来「ごめんなさい。 引っ張りやすい耳だったから、つい… 」
サバ「ひどいよ~」
つい妄想にふけってしまった…
コホン。 では気を取り直して・・・
未来「ねえ、うちに寄ってかない?」 (イケボ)
サバ「やっとその気になってくれたんですね!」
未来「え?」 (サバちゃんってそのケがあったの? 心の準備ができてないよ~)
サバ「え? お仕事してくれるんじゃ?」
未来「何もしないよ!?」
サバ「ひどいよ~」
なんか思ってたのと微妙にズレた展開になってしまった…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結局ウチに寄っていったサバちゃんと思う存分 遊んだ。
このSSは「子供が読んでも大丈夫な健全路線」がモットーだから「トランプ」で、だ。
中でも「スピード」は半端ない速さだった。
世界チャンピオンのCHIKUTAにも負けないんじゃないだろうか?
要はコテンパンにされた。
あんまり悔しかったので、明日は「動物園に取材」に行く、と伝えた。
作家がそう言えば一般的には創作活動の一環だが、私の場合は実質遊びに行くようなものだ。
未来「じゃあ明日、朝9:00に。 例のコスで」
例によって、サバちゃんは「例の顔」になった。
うんうん、やっぱり可愛いよ。
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1人になった部屋で、私は後ろの壁を見やった。
そこには2本の羽飾りの付いた ぼうし(白い探検帽)が掛かっていた・・・
げんじつちほーに起こる思いもよらない異変!
未来とサバちゃんに突如 訪れるピンチ!
やっと登場するフレンズ(?)たち!
未来の未来はどうなる!?
2話もお楽しみに!
~to be continued~
[おまけ]