壁|ω・`)
アライ「「みなさん、お騒がせして申し訳なかったのだ」
アリツ「お体は大丈夫なんですか?」
アライ「今はスッキリしてるのだ。 勝手に全部食べてしまって、ごめんなさいなのだ」
フェネ「アラ…」
アライ「フェネック、心配掛けて済まなかったのだ。 一番に相談するべきだったのに…」
フェネ「アライさん…」
私の方こそ もっと歩み寄っていれば良かったのだ・・・
思えば・・・
最初にアライさんが自分で予約を取っていた、
そのことに焦りを感じていたのかもしれない...
アライ
「本当はこの旅が終ったら渡そうと思って、かばんさんには黙ってて欲しいと言ったのだが、
アライさんは隠してられないから、もう渡してしまうのだ」
そう言うとアライさんは「青く輝く石」を差し出した。
アライ「アライさんがバラムツの中から見付けた『お宝』なのだ。プレゼントするのだ」
アリツ「ロマンティックで良いですねぇ・・・」
アミメ「えぇ… バラムツが体内に呑み込んでたモノでしょ?」
タイリク「呪いの石なんじゃ…」
アライ「失礼なのだ! ちゃんとピッカピカになるまで洗ったのだ!」
フェネ「・・・」 (´。・ω・。`) ウルウル
ツチノコ「本人は喜んでるみたいだからいいんじゃねぇの?」 (゚⊿゚)
サーバル「いいなぁ…」
かばん(・・・ サーバルちゃん…)
スナネコ「アライさんカラーの石ですねぇ」
ツチノコ「おわっ! 寝てたんじゃないのか!?」
あとで調べてもらうと「アイオライト」という石だったらしい。
スナネコ「ねぇ? わたしにも何かくれないんですか?」
ツチノコ
「どうせすぐ飽きるんだろ? それに一緒に『例の花(ライラック)』を見に行くんだからいいじゃねぇか」
スナネコ ( ´ω`)
まったく。 アライさんには敵わないな~
自分と同じことを考えてるなんて思わなかった…
♪~ 特殊ED 「僕のフレンド」 (うた:アライさん&フェネック)
合縁奇縁 一期一会~ ・・・・・・ ・・・・・・
フェネ「実は私も・・・ この旅が終ったら渡そうと思ったモノがあるんだよね~」
スッ
アライ「ズルいのだ! そっちの石の方がカッコいいのだ!」
それは黄色とピンク(紫)のツートンカラーだった。
スナネコ「こっちはフェネックカラーですね。 ねぇねぇ、ツチノコぉ。 わたしにも~」
ツチノコ「分かったよ… 何か探しとくよ」
スネネコ「ツチノコカラーとスナネコカラーの、ですよ?」
ツチノコ「どんな色だよ! それと2つともオレが用意するのかよ!」
フェネ(少しは遠慮したらどうかな~) (¬д¬。)
アライ「もらっていいのか?」
フェネ「もちろんさ~」
フェネ「それはね~」
アライ「う~ん、う~ん」ガバッ!(起き上がる)
ガサガサッ
アライ「うぁああ!食べないで下さーいなのだ!」
フェネ「食べないよ~」
アライ「え?」
フェネ「悪い夢でも見たのかな~、それと草むらの方も大丈夫だよ~」
アライ「セルリアンに食べられる夢を見たのだ…」
フェネ「それは困るな~」
アライ「フェネックが。本当のことは恥ずかしくて言えないのだ」
フェネ「ひどいよ~、アライさ~ん」耳ピコ
フレンズの声が聞こえる。 それも2人。
フェネ「ちょっと見てくるね」
草むらの影から様子を窺うと、フェッサと「知らない子」だった。
生まれたてのフレンズと『としょかん』に向かう途中だろうか?
フォッサ「ん? 近くに別のフレンズがいるみたいだね。 邪魔しないように静かに行こう」
???「食べられたりしませんか?」
フォッサ「そんなこと、たまーに機嫌が悪い時だけだよ」
フェネ(食べないよ~)
ーと『???』の服からフレンズ化した時のサンドスターのカケラだろうか?
何かキレイな石を落とした。
拾いに行って渡そうか、どうしようか迷っている間に、2人は行ってしまった。
アライ「その時からずっと持ってたのか?」
フェネ「いつか会ったら返そうかとも思ったけど、もういいよね~。 あの子のってわけでもないし」
かばん「石の交換って『何かの儀式』みたいですね」
アラフェネ「「つまりは これからも どうか よろしくね~」 …なのだ」 ~♪
~Cパート~
こうして「ろっじ」での事件は、幕を閉じた。
大変な思いもしたけど、文字通り「雨降って地固まる」
思いが更に通じ合った気がする。
この時のことは、きっと一生忘れることはないだろう。
そして「ジャパリパークをめぐる旅」はこれからも続く。
私たちはいつでも一緒。 これからも・・・
~to be continued~
コウテイ「次回 せるりあん」