【アラフェネぶらり旅〜まんまるを探して2周目〜】
[12.27話]じゃぱりとしょかん Bパートー1
博士「ではまんまるを検分するのです」
助手「じっくり見るのです」
博士「・・・・・・」
助手「・・・・・・」
博士「合格です」
助手「合格なのです」
アライ「やったのだー!」
助手「どうします?」
博士「まさかこの2人があっさり合格するとは想定外なのです」
助手「しかし功績は認めざるを得ないのです。現実は非情なのです」
博士「なにを言ってるか分からないでしょうが、何か褒美を取らせるのです」
アライ
「じゃあアライさんたちは『ぺぱぷらいぶ』を見に行きたいのだ
なんでも新人あいどるがでびゅーするらしいのだ」
フェネ
「おお!いいね~。
―て、アライさんがアイドルに興味があるなんて意外だね~」
アライ
「アライさんの『パークの人気者の座』が危機なのだ!
どの程度アライさんの脅威になるかを偵察するのだ」
フェネ(・・・)
「じゃあ博士たちと打ち合わせがあるから
後はわたしに任せて『まんまる』をキレイに洗っておいてくれるかな~?」
アライ「分かったのだ。ぴっかぴかにしてくるのだ!」タイヤごろごろ
博士「どういうつもりです。アライさんを遠ざけて何を企んでいるのです?」
助手「聞かせたくないような内容なのですか?」
フェネ
「やだな~。アライさんにこういうドロドロした交渉事は似合わないと思ってるだけさ~」
博士「かばんとは別に『サーバルとお前たちの乗る船』を作って欲しい」
助手「そして『そのための食料などを集めて欲しい』だったはずです」
博士「その2つに関しては『こうざん』で会った時に了承したはずですよ?」
助手「まさか、まだ何かあるというのですか?」
フェネ
「その船だけどね~。そのビーバーさん発案なんだけど
ジャパリバスの前部分をかばんさん用、後ろ部分をわたしたち用に改造してもらうんだよ~」
博士
「ほう、なかなかの発想の転換力ぅなのです。
でもプレーリーと2人だけで大丈夫なのですか?」
助手
「ビーバーは、ああ見えて優秀なのです。メンタルに難がありますが。
しかし人手が足りないのではないですか?」
フェネ「ジャガーさんも手伝ってくれるってさ~」
博士「それならかなりの戦力アップなのです」
助手「それにしてもあのヘラジカがよく手放したのです」
フェネ「それと~、ビーバーさんの『借まん』を棒引きにしてあげてほしいのさ~」
博士「あ、あれはギャグで言っただけなのです」
助手「そ、それをビーバーが本気にしただけなのです」
博士「7話でちゃんと『ジャパリまんは食べ飽きた』という旨のセリフがあるのです」
助手「疑うなら見直してくるのです」
フェネ
「ふ~ん、まあ全話観てるから知ってるけど。 あと、あの2人に休暇として、
『さばくの冷泉&こうざん・柱とジャパリまんツアー』チケットをあげて欲しいんだよね~」
博士&助手(・・・何を企んでいるのですか…?)
のののののののののののののののの
アライ
「まんまる まるぜん、まんまるぜん。ほいー・・・
ん?サーバル!」
サーバル「あ、アライさん」
アライ「どうしたのだ?こんなところで」
サーバル
「かばんちゃんの『りょうり』のお手伝いだよ。野菜を洗ってカットを。
アライさんは・・・『まんまる』を見付けたんだね。
・・・じゃあかばんちゃんは、もうすぐ・・・」じわ… (Ŏ﹏Ŏ)
アライ
「サーバル・・・・・・」(._.)
(`・ω・´)「実は・・・・・・!」Σ(゚Д゚)
(´・_・`)o0
フェネ「わたしたちの船のことは、まだ黙ってた方がいいよ~」
アライ「なぜなのだ?」
フェネ
「今でもかばんさんのための船を作る、っていうことを秘密にしてるのはツラいと思うんだよね~。
それに加えて、自分も追いかけるつもりっていう『内緒のお話』を抱えると隠し切れなくなると思うんだよね~」
サーバル「どうしたの?アライさん」
アライ Σ(゚Д゚)
「なんでもn・・・」(´・ω・`)
(実はアライさんも、嘘や隠し事は得意なフレンズじゃなかったのだ...)
かばん
「あれ?アライさん、こんにちは。どうしたんですか、こんなところで。
それにそのタイヤ・・・」
アライ
(かばんさんまで! フェネックぅ、助けて欲しいのだ。アライさんのピンチなのだー!)
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