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文藝誌 ジャパリ文學(SS総合投稿スレ) / 192

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亡き人 2018/06/19 (火) 00:05:03

(少々のキャラ崩壊は許してくだせぇ)

非現実で非常識 第1話

もう5年ほど前、
私たちは二つの勢力を一つにした。
そして一軒家を建てた。
大きな一軒家。
一つになった勢力の仲間たちが仲良く住めるほど

大事に大事にためたお金をそこに使ったはいいものの、この豪邸で住むことを維持するため、私たちはいくら借金をしたのだろうか……

それは軽く億を超えていた。
だが、自然と借金を請求する奴らは来ない。
よく映画で出てくる怖い人のような人。
それは私たちの二つ名に関係していた。

ライオン「ただいま〜……はぁ…疲れたぁ…」

彼女は倒れるように帰ってきた。
彼女はライオン、広告企業で働いてる。

パンサー「おっ…帰ってきたでござるか、お風呂空いたんで先に入ってくるでござるか?」

現在時刻午後9時

ライオン「ああ、そうさせてもらうよ……ありがと…」

ライオンは腰を大きく曲げだるそうに風呂場まで歩いて行った。

ヘラジカ「ライオン!なんだぁ!?お前らしくないなぁ?どうしたんだ?」

ライオン「疲れたんだよヘラジカ……ごめんだけど先お風呂入らせて……」

ヘラジカ「え……そんなに辛いのか……?」

ライオン「辛いわ!広告企業舐めんな!」

広間の近くだったものだからあたりが一気に賑やかになった。

ヤマアラシ「ヘラジカ様ぁ、お電話ですぅ」

ヘラジカ「ん?電話?どれ、もしもし?私だ」

ヤマアラシはヘラジカに対し電話を渡した。
そのうちにライオンが風呂に入る。
ヘラジカの電話は仕事場からだったらしく、

先輩「あ、ヘラジカ君かね」

ヘラジカ「はい、なんでしょうか?」

先輩「明日、申し訳ないんだが現場に来てくれないか?」

ヘラジカ「え?明日は休日じゃ……」

先輩「本当にすまない、佐藤君が急に来れなくなって……」

ヘラジカ「あー…わかりました。」

先輩「ありがとう、この分はいつか返すよ」

電話が切れた。
いい遅れたがヘラジカは工事業者の人、
明日は本来行く必要のない現場だったが行くことになったらしい。

オーロックス「誰からの電話だった?」

ヘラジカ「先輩からのだった。明日休みじゃないんだと……はぁ…」

ヘラジカはソファーに座り、テレビを見た。
先程、億を超える借金があると言ったが、今は違う。
借金こそあるにしろ億はいってない。
ん?いい加減二つ名を教えろだって?
いいだろう。
彼女らの二つ名は

「悪魔の獣」

かの有名なセルリアンハンターよりも勢力をもち、
ハンターよりも力があるとまで言われた。
だから誰もかもが彼女らを恐れ、逃げてきた。
だが、驚くべきところはそこではない、
驚くべきところは彼女らがそれを利用してないことだ。
それもある今非常識かもしれない。

ん?私は誰だって?
それは次回のお楽しみ…

第2話へ続く……

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