亡き人
kakaomame
2018/06/08 (金) 19:28:37
宣伝>> 78
未確認なスーパーヒーロー 第1話
〈正しい正義〉
(推定OP・Great Days 〔ジョジョのアレね〕)
今日も銃声が鳴り響く、
「も」と付いているということは、これは日常に過ぎないということだ。
ここはジャパリ都パー区、裏町と表町に挟まれたこの区域、通称「ゴーストタウン」。
危険と安全が入り混じったこの区域で、今日も誰かが襲われる。
???「ハハハ!聞いたよなぁ?これはオモチャじゃないんだよ……殺されたくなかったらそん体を渡せ…」
無論、フレンズというものは一般的から見て「可愛い」、「美しい」の塊である。
それ故、それに合わされた法律が作られた。
ミナニコアリクイ「や……やめてよぅ……だ…誰か……」
涙と汗が大量に出る。
鼻水も、よだれも……
恐怖のあまり唇を噛んだのか、血が出ていた。
だが、人間はそれを見て興奮する。
だから、わからない。
《人は正しいのか》
赤い血が辺りを染める。
[死亡を確認。]
機械音が響く、
俺の名はツチノコ。
ツチノコ「大丈夫か?」
その答えを求めている。
ミナニコアリクイ「え……え……?」
ツチノコ「ゴーストタウンなんかに来るな、あんたみたいな非力なフレンズは表町にいろ。いいな?」
俺は走り去る。
あいつは俺を見つめたまま。
ミナニコアリクイ「ま……待ってくれよ!……て、あれ……?」
俺はそれを無視し、走る。
あいつも何も言わない。
嗚呼、神様よ、俺は正しいのか?
まぁ…そんな存在いないのは知ってんだけどな。
走るのをやめ歩き出す。
パトロールなんかじゃない。
俺はただ安売りの白菜と玉ねぎを買いに行っただけだ。
第2話へ続く……
通報 ...
正しさとは何なのか
難しいテーマを扱いますね。
どういうのを見せつけてくれるのか楽しみにしましょう。