〜後編〜
博士
「違う世界線でのパークの話です。
とあるちほーにヒトとフレンズが暮らしておりました・・・
カラカル
「はぁ… 💰今日もこれっぽっちか・・・
これじゃあ大したクリスマスプレゼントも買えないなぁ。
あんなチビた鉛筆じゃなくて、もっと・・・
こうなったら危険の伴う探検隊に入るか、
いっそハンターチームに入って大型セルリアンを・・・
でもアイツと一緒にいる時間が減るんじゃ本末転倒だしなぁ」
・・・・・・・・・・・・・・
キュルル
「ふぅ… こんな絵ばっかり描いてていいのかなぁ?
カラカルは身だしなみにも気を遣えずに、
自慢の房毛もボサボサになりながら働いてくれてるのに。
せめて僕にも何か出来ることがあれば・・・そうだ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カラカル
「ただいまー! 見て見て! ✏️24色入りだよ?
これで『カラカルを描くに相応しい色が足りない』なんて言わせないよ!
他にも好きなだけ描け・・・ってどうしたの?
嬉しすぎて声も出ない?」
キュルル
「・・・カラカル、その耳…」
カラカル
「ああ、これ?
とあるちほーのハンターにたまたま出会ってね。
そしたら私(原作)の房毛って旅や狩りのお守りになるんだって。
カラ狩ルーって?
だから・・・売っちゃったw
そんな深刻な話じゃないからさ。 遠慮なく…
ん? 何、そのブラシ」
キュルル
「クリスマスプレゼント…のつもりだったもの」
カラカル
「あぁ… そうか、ごめんね。 せっかく買ってくれたのにムダにしちゃって。
・・・高そうね、これ。 どうやって手に入れたの?」
キュルル
「ターパンに売ったんだよ。
まだ描いてないページはもちろん、僕の描いた絵も勉強になるからって。
スケッチブック丸ごと・・・」
カラカル
「はあ!?」
キュルル
「これからは・・・僕も働こうと思って!」
カラカル
「アンタに何が出来るってのよ! ・・・ ・・・!」
キュルル
「カラカルこそ・・・! ・・・ ・・・!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
隊長
「ひと昔前のアンジャッシュみたいなことになってますね」
博士
「残念ながら笑えないことに、この後も2人は聞くに耐えない口喧嘩の末、
別れることになります」
助手
「余談ですが、
アフターストーリーとしてカラカルはVtuberデビューするようですが、
真偽のほどは定かではありません」
博士
「それはまあ置いとくとして、
この物語から得られる教訓は・・・
サプライズなんて自己満足でしかない、です。
女性がそういったドラマチックな展開を求めるのはフィクションの中でだけ。
現実は欲しいものは本人にしか分からないものなです」
隊長
「そうだったんですね! ありがとうございます!
さっそくドールと話し合います」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〜2月15日〜
博士
「なんです? 隊長、ニヤケすぎですよ?」
隊長
「実は昨日、ドールがサプライズで逆バニー姿でチョコをくれまして・・・
その後も・・・ぐへへ」
博士
「過シコい贈り物ですか・・・
ドールもやりますね」
助手
「オトコって単純な生き物なんですね。
末長く爆発してろ、なのです」💢
ー終わりー
※物語中、主張されている意見はあくまで個人の感想です
現実に実行して失敗(成功)しても責任は負いかねます m(ーー)m