SS第2弾 思ったより長くなったので前後編になりました orz
まずは前編
隊長
「博士!」
博士
「なんです? 騒々しい…」
助手
「博士、お茶です🍵
お前も飲みますか? 落ち着きますよ」
隊長
「ありがとうございます」🍵
博士
「ーで、どうしたのです?
と言ってもどうせドール絡みなんでしょうが・・・」
隊長
「はい、実はホワイトデーのお返しで悩んでまして…」
博士
「まあ、ずいぶん気の早い話ですね。
まだバレンタインも始まってないでしょうに」
隊長
「甘い! 甘すぎます!」
助手
「マシュマロが時代遅れ、ぐらいのことは我々も知っていますよ。 長なので。
ーとは言ってもクッキーかマカロンか・・・
なんならジャパまんでもやっておけばいいんじゃないのですか?
我々は大盛カレーを所望しますが…」
隊長
「バレンタインはくれたことないのにお返しだけは要求するんですね・・・
ーじゃなくて、それじゃあ他の義理返しとの差別化が図れないじゃないですか」
博士
「そこまで言うなら何か考えがあるのですか?」
博士
「なんとなく想像が付きました」 ( ̄Д ̄)
助手
「鼻血を拭きなさい、鼻血を」 〜(~_~;)
博士
「ーで、決まってるなら何を我々に求めるのです?」
助手
「衣装ガチャを引くためにキラキラを貸せ、と言うのなら
トイチからの交渉スタートになるですよ」
隊長
「えぐ… いや、そうではなく、
アピリッツにホワイトデーイベントをしないよう掛け合って欲しいんです」
博士
「またメタいことを・・・」
助手
「ーというか、かなり難しいですよ?
これは給料3ヶ月分くらい貰わないと割に合わない仕事なのです」
隊長
「それくらいの蓄えはあります!」
博士
「・・・なぜそこまでして・・・?」
隊長
「サプライズです! ものすごく喜んでもらえると思うんです!」
助手
「やれやれ」 ʅ(◞‿◟)ʃ
隊長
「あれ? なんですか、その反応」
博士
「女心の分かってないお前に1つ物語を読み聞かせてやりましょう。
助手、例の本を」
助手
「はい、博士」 つ📕
【かしこい贈り物】
〜つづく〜
イラスト協力:超最強神ぷにぷにD・O・Cさま
〜後編〜
博士
「違う世界線でのパークの話です。
とあるちほーにヒトとフレンズが暮らしておりました・・・
カラカル
「はぁ… 💰今日もこれっぽっちか・・・
これじゃあ大したクリスマスプレゼントも買えないなぁ。
あんなチビた鉛筆じゃなくて、もっと・・・
こうなったら危険の伴う探検隊に入るか、
いっそハンターチームに入って大型セルリアンを・・・
でもアイツと一緒にいる時間が減るんじゃ本末転倒だしなぁ」
・・・・・・・・・・・・・・
キュルル
「ふぅ… こんな絵ばっかり描いてていいのかなぁ?
カラカルは身だしなみにも気を遣えずに、
自慢の房毛もボサボサになりながら働いてくれてるのに。
せめて僕にも何か出来ることがあれば・・・そうだ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カラカル
「ただいまー! 見て見て! ✏️24色入りだよ?
これで『カラカルを描くに相応しい色が足りない』なんて言わせないよ!
他にも好きなだけ描け・・・ってどうしたの?
嬉しすぎて声も出ない?」
キュルル
「・・・カラカル、その耳…」
カラカル
「ああ、これ?
とあるちほーのハンターにたまたま出会ってね。
そしたら私(原作)の房毛って旅や狩りのお守りになるんだって。
カラ狩ルーって?
だから・・・売っちゃったw
そんな深刻な話じゃないからさ。 遠慮なく…
ん? 何、そのブラシ」
キュルル
「クリスマスプレゼント…のつもりだったもの」
カラカル
「あぁ… そうか、ごめんね。 せっかく買ってくれたのにムダにしちゃって。
・・・高そうね、これ。 どうやって手に入れたの?」
キュルル
「ターパンに売ったんだよ。
まだ描いてないページはもちろん、僕の描いた絵も勉強になるからって。
スケッチブック丸ごと・・・」
カラカル
「はあ!?」
キュルル
「これからは・・・僕も働こうと思って!」
カラカル
「アンタに何が出来るってのよ! ・・・ ・・・!」
キュルル
「カラカルこそ・・・! ・・・ ・・・!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
隊長
「ひと昔前のアンジャッシュみたいなことになってますね」
博士
「残念ながら笑えないことに、この後も2人は聞くに耐えない口喧嘩の末、
別れることになります」
助手
「余談ですが、
アフターストーリーとしてカラカルはVtuberデビューするようですが、
真偽のほどは定かではありません」
博士
「それはまあ置いとくとして、
この物語から得られる教訓は・・・
サプライズなんて自己満足でしかない、です。
女性がそういったドラマチックな展開を求めるのはフィクションの中でだけ。
現実は欲しいものは本人にしか分からないものなです」
隊長
「そうだったんですね! ありがとうございます!
さっそくドールと話し合います」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〜2月15日〜
博士
「なんです? 隊長、ニヤケすぎですよ?」
隊長
「実は昨日、ドールがサプライズで逆バニー姿でチョコをくれまして・・・
その後も・・・ぐへへ」
博士
「過シコい贈り物ですか・・・
ドールもやりますね」
助手
「オトコって単純な生き物なんですね。
末長く爆発してろ、なのです」💢
ー終わりー
※物語中、主張されている意見はあくまで個人の感想です
現実に実行して失敗(成功)しても責任は負いかねます m(ーー)m
「かしこい贈り物」元ネタ
なるほど…こうしてけもvカラカルが生まれたわけか…
それでああなっちゃったんですね(違
助手隊長 ・・・変われば変わるものですね…)
(
ーというアナザーストーリーもあり得た?
やはりスケベ スケベは全てを解決する