冒頭部を務める犯人役と、ラスト(予定)が決まったところで、軽く全体の流れを考えましょう。
(本来は最初に決めておくのがオーソドックスなやり方なんでしょうけど、
僕は思い付きと勢いで始めちゃうので…)
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〈序〉
インドオオカミ
「ヤったわ… これで私が・・・」
ボスネットの画面の向こうでは血の海の中で倒れ伏すマーゲイ(指で五角形を描いている)
〈1〉
PPPとマーゲイ、映画のリハーサル
QK中に映画への熱い想いを語る
ボスネットでインドオオカミから着信→マーゲイ退場
タイリク&アミメが映画の脚本について相談に来る
他の容疑者もマーゲイにクレームを付けに来る
対応が大変なのと、戻ってくるのが遅いので呼びに行くと
マーゲイは部屋の中で倒れていて、周りは血の海
〈2〉
鬼のジャパ警(&ヨシゴイ)がやってきて捜査開始
アミメキリンやフルルと、どったんばったん大騒ぎな手掛かり探し&推理合戦
「分かった! 犯人は・・・」
〈3〉
〜映画館〜
スクリーンではインド映画さながらのダンスパート
戸惑う観客たち
フェネックの推理で種明かし(ラスト周りは要修正)
〜ジ・インド〜
昨日は完全にSSのことを頭から切り離していたので進捗無し。
今日も忙しくて掛かり切りにはなれなかったのですが、
かと言ってこれ以上間を置いてしまうと失踪の元なので、こういう形に…
作り方として、どこかのパートに根を詰めた方が作業は進むのですが、
その分、消耗が激しかったり時には嫌気が差すこともあります。
そういう時は全然違う(気楽なギャグ)パートだったり、
今回のような「作業の進め方」自体を考えたりして頭のリフレッシュをします。
(失踪防止にもなる)
終盤が近付くにつれ、逃げ場が無くなっていきますけどね…
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〈1〉から「ボスネットでインドオオカミ・・・」を削除
タイリク&アミメが来て、
「マーゲイの発案通りのシナリオを書いてきたが、本当にこれでいいのか?」
マーゲイ
「F畑任三郎でも最後に踊ってたじゃないですか」
タイリク
「かなり毛色が違うと思うが…」なとなど
※F畑がK事コロンボのオマージュ作品であることも触れる。
※博士と助手から「映画館の売店でインドカレー・ナン・ラッシー」を提供すると言伝あり
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鬼ジャパ警チーム&クロサイ登場
「また盗撮?」
→インドフレンズたちがオーディションを受けにきたので、その付き添い&見学
インド系多い(伏線)&スマトラサイだけいない(ミスリード)
→インドサイに上着を羽織らせる(伏線)
アオカゲが登場。
どうしてキャストから外されたのか、と問い詰める(メタ)
マーゲイたじたじのところにボスネットに着信→また後で
→納得いかない、と追い掛けるが「見失った」と戻ってくる。
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マーゲイはオーバーワーク?
クレーム処理
さっきの盗撮って?
実はマーゲイはウブで、着衣状態のPPPしか隠し撮りしてない。
コウテイのプラネットツアーズカードも直視できず、鼻血を吹きそうになっていた。
→インドサイに上着&アオカゲにたじたじだったのも、ヘソ出しだったから。
インドフレンズ「オーディションはいつ?」
戻ってくるのが遅いので部屋に行くと血の海。
真犯人の手口に繋がる伏線、
他の容疑者の動機に繋がるミスリードを置くために修正。
基本ふざけた作風ですが、締めるところは締めておかないと
読者に見限られてしまいますから・・・
プロット段階で一発OKだったら・・・と思わないでもないですが、
案外プロでも何度も手直ししてから世に出してるんじゃないでしょうか?