三人は遊園地エリアの住宅街を通り抜け波止場がある方面に向かった。やっと波止場についたら林から顔を覗かせて辺りを見た。まだ辺りには誰一人も居なかった。
ヤング「よし、誰も居ない。行くぞ。」
アライグマ「了解なのだ。」
フェネック「はいよー。」
3人は林から出てきて少し早足でトレーラーに乗った。カバーはまだ外さなかった。
ヤング「じゃあしばらくここで待機だ。かばん達の声が聞こえなくなったらすぐカバーを外して出発するぞ。」
二人「うぇい。」
それから約1時間間15分後
「皆さん本当にありがとうございました!本当になんて言ったら良いか····言葉が戸惑うほど感謝しきれないです!」
ヤング「かばんが来たみたいだぞ。去った後にカバー取れるように準備しとけよ(小声)」
二人「了解(なのだ(小声)」
遠くでバスのエンジンがかかった音が聞こえたそし後に他のフレンズ達の声。遠くのほうで「ピ.ピッピ.ピー」とクラクションの音が聞こえて段々遠ざかって行った。フレンズ達が帰っていく足音も聞こえた。
ヤング「よしカバーを素早く取って出発するぞ!」
フェネック「これって引くだけで良いんだよね。」
カバーを引くとスルッと外れて姿を表した。
ヤング「あとこれはペダル式だから自力でこいで動かさないといけないぞ。」
アライグマとフェネックはペダルが有るところに座った。
アライグマ「もう動かして良いのか?」
ヤング「良いぞ」
アライグマ「じゃあしゅっぱーつなのだ!」
ドコン!上から何かが降ってきた音が聞こえた。
フェネック「あれー?もう一人旅仲間が増えたみたいだね。」
「3人ともコッソリこん物作っていたんだね!すっごーい!」
それはサーバルだった。
ヤング「まぁ作ったのは俺だけどな//」
サーバル「ほら早く行こうよ!」
ヤング「話を聞けよw」
こうして4人はいや、かばん達の新たな旅が始まったのである。(おわり)