それからフェネックとアライグマとゆきやまコンビはケッテンクラートから箱を三つか4つほど運んでヤングに乗せた。
ギンギツネ「これで終わりかしら···?」
アライグマ「そうなのだ。もう荷台には何も残ってないのだ。」
キタキツネ「ボクもう疲れた~」
ギンギツネ「この荷物は全部博士に渡すんでしょ?」
フェネック「いや、ある程度の遺物はアライさんが宝物にしたいって言っていたから博士達に渡すのはパーツだけだね。」
ギンギツネ「そうなんだ··。ま、まぁ頑張って··!」
フェネック「ありがとー。」
約数分後
二人は博士達が居る遊園地エリアに戻る事にした。
アライグマ「さて、早速届けに行くのだ。」
フェネック「はいはい~···あ、二人とも乗り物貸してもらったりとかしてありがとうね。」
ギンギツネ「お安いご用よ、何か必要になったらまた貸すわ。」
キタキツネ「ヤング···少しの時間だったけどありがとう。楽しかったよ。」
ヤング「俺もお前と話とかして楽しかったぜ!またいつか会おうな···!」
キタキツネ「うん、約束だよ··。」
空はすっかりすっかり日が落ちて夕焼けになっていた。アライグマとフェネックはヤングのドアを開けて乗り込んだ。
フェネック「さて····行きますかねー(ガチャ)」
キュトトト.バラァン···エンジンが掛かる。
アライグマ「どうもありがとうなのだー!(窓を開けてゆきやまコンビに手を降る)」
それを見て二人も手を降った。
ガチャ(ギアを入れる).··バララララァ···エンジン音が遠ざかってやがて360の姿は見えなくなった。
キタキツネ「···行っちゃったね··。」
ギンギツネ「そうだわね··。」
キタキツネ「あの子達はなんか···その···いいコンビだなって··ね··。」
ギンギツネ「私達もいいコンビだわよ。まるで姉妹みたいに(ニッコリ)」
キタキツネ「ギンギツネ···うんボク達もそうだよね··。」
ギンギツネ「そうだわよ··。さてとりあえず寒いから中に入りましょ。」
キタキツネ「う、うん··」