『ふぁ~…あ?何だお前?この辺で見ねぇ顔だな?
俺は『フィラ・ブラジレイロ』。パークを荒らす奴や見慣れない怪しい奴をぶっ飛ばすのが仕事だ。
いつもならお前の事も今すぐぶっ飛ばしてやるところだが俺様は昼寝明けでとても気分が良い。
だからお前は身柄を抑えて取り調べてやる。洗いざらい吐かせてやるから覚悟しておけよ。
そうだ、間違っても逃げようなんて考えるなよ?俺様に背を向けて逃げ切れた奴なんていないんだからな♪』
ブラジル原産の番犬『フィラ・ブラジレイロ』のオリフレです。
フィラ・ブラジレイロの出自については様々な説が存在するもののその真実ははっきりしておらず、現在のブラジルにあたる地域に進出したポルトガルを中心とした欧州から持ち込まれた番犬、牧牛犬、猟犬が交雑した結果生まれた犬種である点だけは間違いないとされています。
広く品種として認知されたのは1954年にパウロ・サントス・クルス博士による品種基準の確立と1960年に国際的な犬種管理団体であるFCIへの登録によるものですが、古くからブラジルで飼われてきた犬種であり、ジャガーやクーガーの様な猛獣から敵対的な先住民や山賊、強盗の様な人間の襲撃者に至るまでのあらゆる脅威に対処可能な番犬として、或いは野生化した牛から脱走した奴隷や囚人まであらゆる対象を追跡し捕獲するトラッカーとして重宝されてきました。
そしてこの犬種の特性として主人とその家族以外への警戒心が大変強く、自宅に見知らぬ人物が現れればすぐさま排除に動く『よそ者嫌い』が挙げられます。それ故不特定多数の人間と接触する都市部での飼育は困難であり事故を予防する目的で飼育が禁止になっている国もある程です。
しかし脅威排除への執着は軍用犬としては魅力的な要素の一つで、ブラジル陸軍・ジャングル戦指導センターによるドーベルマン、ジャーマンシェパードとの5年間の実戦を想定した比較テストではブラジルの熱帯雨林の過酷な環境に耐えきり、尚且つ要求された軍用犬としての能力をいかんなく発揮したとされており、ブラジルやアメリカ等の軍や法執行機関で警備犬等の用途で採用されています。
これは またいかつい番犬なのだ
草履履いてるのにこれがまた強そうなのだ
そしていつもあざやかなフレンズ化なのだ
オリフレ創造のプロセスを知りたいのだ
実は前回上げたナポリタン・マスティフから続く番犬シリーズの一角として作ったオリフレなのだ
なるほどなのだ
フィラさん!模様がいい感じ
原作の柄を反映させてみました