ミソサザイ
「チリリリリ♪わたしはミソサザイ!鳥の、いや森の王であるぞ~っ!
むっ、小さいからってあなどらないでよね!
どんなに大きな相手にだって負けないし、誰よりも高く飛んでみせるんだから!」
まだまだ実力も性格も子供らしさが残りますが、その小柄な体をものともしない勇敢さとよく通る声、
意外としっかりとした抜け目無さも持ち、自分こそ鳥と森の王だと皆に認められるため行動しています。
生来の生息地のような薄暗く、谷川のせせらぎや緑のある落ち着いた場所も好み、
服の地味な色合いも王らしくないかと気にしつつも本人は気に入っているなど、意外と渋い好みもうかがえます。
キクイタダキと並ぶ最小種の一種。西欧ではヨーロッパコマドリと合わせて神の雄鳥・雌鶏とされ、
「ミソサザイと熊」「ワシとミソサザイ」などの童話では鳥の王として描かれ、
中には森の王に立候補しイノシシの耳に飛び込み倒すものの、誰も王と認めなかった、という話もあるとか。
アイヌの伝承でも人食い熊の退治に先陣を切って耳に飛び込む等、
その姿・生態から見ると勇ましい性格付けがある一方、
王さまと合わせて年寄りとも呼ばれる、ギリシャでは哲学者に「弱々しいけれどもチャッカリ屋」といわれたとか、
日本ではサザイの由来が小さい鳥を指すさざきから、溝の些細の鳥からなどの説があり、
漢字では三十三才とも書く等々…
ギャップや振れ幅のあるイメージでありつつも東西に共通した見方を感じるのはとても面白いです。
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良いですね✨
おお、ミソサザイ!
これはまごうこと無きちゃっかり者の予感…
ピンと立った尾羽がかわいいです
三十三才をネタにするとムキになって怒りそうw
ミソサザイちゃんがいつかみんなに本当の王と認められるサクセスストーリーが見える見えるのだ!
かわいい! ちっちゃくてちょこまかしてる感じがまさにミソサザイですね。