巨峰・アーリア
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2018/03/24 (土) 22:29:37
クレ「ところでサクヤ君、なんか悩んどる顔しとるが…何かあったのかの?」
サク「な、なんでわかったんですか…?」
クレ「ふぉっふぉっ、ワニガメの甲より年の功ってやつじゃよ。差支えなければ言うてみい?」
クレ(わしより死にそうな表情しといて、心配しないやつなんておらんわい)
サク「それが…」
カクカクアクシスジカ
クレ「ほう、そうかそうか」
サク「どうしましょう…こんなことじゃ飼育員として…」
クレ「その娘って、いつも大人しい感じの子じゃったろ?人が傷つくようなことも絶対言わないような」
サク「は、はい」
クレ「きっとパニックになってたんじゃろうなぁ…見られたことだけじゃなく、結果的にお前さんも池に落としてしまったことも含めて」
サク「なるほど…」
クレ「きっといろんな感情が交差して、その子の中で処理しきれなくなってしもうたんじゃろうな」
サク「そっか…だからあんなに取り乱して…」
クレ「確かにお前さんにも非はあるが、それは事故としか言いようがない。そこはきっちり謝って、相手の気持ちを理解してやることが先決じゃないかの?」
サク「…わかりました。僕、行ってきます!お代ここに置いときますね!」ガタッ
クレ「おぅ、頑張っといで~」
ナナ「あれ?サクヤ君どこ行ったんですか?」
クレ「さぁ、どうしたのかのぉ?」
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