リカボス?その7
ヒグマ「セルリアンだって!!」
博士「場所は何処です?」
助手「はい、ヒグマ達の縄張り近くの森です」
ヒグマ「よし!
ボスの事は後回しだ、とりあえず向かうぞ!」
博士「助手は付近にフレンズが居ないか確認を、私は空からセルリアンを追ってヒグマ達を誘導します」
博士「あとヒグマしか扱えないですが念の為、松明を持っていくのです」
助手「はい」
キンシコウ「リカオン……行くわよ」
リカオン「……ボスをこのままには出来ません、連れていきます」
ボス「……」
キンシコウ「それでいいわ
行きましょう!」
森〜
博士「この先なのです」
タッタッタッ
ヒグマ「おっと、居た
アイツか」
キンシコウ「サイズは中型ってところね」
リカオン「変わった形ですね……」
ボス「……セルリ……アン」
ヒグマ「まず私が切り込む
キンシコウ、フォローを頼む」
キンシコウ「ええ!」
ヒグマ「でぃぁー!」ブォ
セルリアン「ゴゴ!」グワン、ギャギャ
キンシコウ「!!あのサイズでなんて素早いの」
ヒグマ「くそ!
不意討ちをかわされるとは」
博士「あの形……似てますね
ヒグマ、麓で溶岩に埋まってたのはジャパリバスでしたか?」
ヒグマ「かなり損傷してたが言われてみればジャパリバスに似てたな
って事はコイツはそのバスが元になったセルリアンか!?」
博士「可能性はありますね、ラッキービーストが元になってセルリアンが発生するなら一緒に溶岩に埋まってたバスから発生しても不思議は無いのです」
キンシコウ「くっ!
動きか早くて石の場所すら特定出来ないわ」
博士「ここは一旦、距離を取って作戦を練るのです」
ヒグマ「そうだな」キンシコウ「分かったわ」リカオン「了解ですよ」
セルリアンから少し離れて〜
リカオン「いままでの戦術が効かない相手ですね、これは厄介です」
ボス「リカオン」
リカオン「!?」
ボス「……ボクハ……ドウシタラ」
ボス「ボクハ……ボクモ、セルリアンナンダヨネ」
リカオン「…………っ…………!!」
リカオン「……ヒグマさん!必ず戻ります!」
ボスを抱えて走り出すリカオン
キンシコウ「リカオン!?」
ヒグマ「行かせてやれ、一人で逃げるようなヤツじゃない」
ヒュン
助手「博士、周辺のフレンズは避難させました
セルリアンの様子はどうです?」
博士「なかなか手強いのです、バスの特性を得たセルリアン
仮にバスリアンとしましょうか」
ヒグマ「言いにくい、却下だ」
助手(博士、泣かないでください) 博士(泣いてなんかないのです)
ヒグマ「私から提案がある
博士、松明を持ってきてたな?」