リカボス?その6
引き続き図書館内〜
リカオン「ボスがセルリアン……?」
博士「分からないのです
しかしラッキービーストの輝きを元にセルリアンが生まれたと考えればパークの知識を持っている事と、フレンズと話す事への説明は付くのです」
リカオン「でも……!」
…………ゴゴ……バキバキ……
助手「おや?森の方からですね」
キンシコウ「……気になりますね
見てきましょうか?」
助手「もう夜なので夜目が利く私が見てきます、行ってきます」
博士「お願いするのです」
ピョコンピョコン
ボス「外カラ音ガシタネ
オヤ、ヒグマ達モ来テタンダネ
何カアッタノ?」
リカオン「あ、ああ……ボス
ヒグマさん達の報告を聞いてただけだよ……」
リカオン「……喉が乾いちゃった
博士、そこの水を貰っていいかな?」
博士「あ、その水は!」
リカオン「……!?
しょっぱい!!ケホケホ」 ビチャッ
博士「それは海水なのです!
この前の戦闘で黒セルリアンに効果があったので調べておこうかと思って汲んで来たのです」
リカオン「ビックリしたー」
ボス「ワワ……」
リカオン「あ、ごめんボスの足に掛かっちゃったね」
ボス「ア……ワワ」 パキパキ……ボロ
ヒグマ「!?
ボスの足が」
キンシコウ「海水が掛かった所が固まって崩れたわ、黒セルリアンと同じね……」
リカオン「ごめん!ボス大丈夫!?」
ヒグマ「……これは確かめないとな
ボス、どうしても確認したい事がある、体を調べるぞ」
ボス「……分カッタヨ」
カチャカチャ、ゴソ
キンシコウ「胸のパーツの下にあるのって……」
ヒグマ「石だな」
リカオン「そんな……
でも……でも!ボスはフレンズを襲ったりしてませんよ!
何かの間違いじゃ……」
ヒグマ「特徴は間違いなくセルリアンだ
……今までは大丈夫でも何かのきっかけでフレンズに危害があるかもしれない」
リカオン「それって!?」
キンシコウ「ヒグマ、一回落ち着きましょう」
〜ビュン、スタ
助手「大変なのです!
森にセルリアンが!」