リカボス?その5
ヒグマ、キンシコウが図書館に到着〜
ヒグマ「リカオン、ボスはどうだ?」
リカオン「ヒグマさん、キンシコウさん、お疲れ様です
今、博士達が調べていますがまだ……」
博士「ヒグマ達も来たのですか」
キンシコウ「ボスの事、何か分かりました?」
博士「故障だとしても仕組みに関しては我々では手に負えないので色々質問してみましたが
やはり以前の事は覚えていないようなのです」
助手「パークの事やフレンズの事は知っているので個体の記憶のみが欠落してるようなのです」
博士「けつらくだけに解決(けつ)は楽(らく)ではなのです」
ヒグマ「そうか……」
リカオン「ヒグマさん達の調査はどうでした?
何か分かりましたか?」
キンシコウ「その事なんだけど……」
ヒグマ「火山の麓付近で、溶岩に埋まったラッキービーストの不動個体とバス?らしき物体があった」
キンシコウ「辺りを捜索したけど他には特に何も無かったわ……」
リカオン「……どういう事ですか?」
ヒグマ「ここからはこちらから博士達に質問したいのだが、ラッキービーストがサンドスターの影響を受ける事はあると思うか?」
博士「聞いたことは無いのです」
助手「噂ではラッキービーストにはサンドスターが影響しない仕組みがあるとか……」
博士「しかし、溶岩に埋まっていたというのが気にはなるのです」
キンシコウ「溶岩といえばかばんと戦った黒セルリアンですね」
助手「もしそのラッキービーストが過去の異変で黒セルリアンと同質の物に取り込まれた個体だったら
サンドスターの影響を受けない仕組みになんらかの変化があっても不思議ではないのです」
博士「推測の域ですが……」
リカオン「ボスもフレンズ化するかもしれないって事ですか!?」
博士「いえ、ラッキービーストは機械で出来ているので……」
ヒグマ「……無機物はサンドスターローに影響されてセルリアンになるんだったな」
キンシコウ「そんなっ!?」
リカオン「……ボスが……セルリアン?」