カピバラさん、その9
温泉で養生していたカピバラだが、ある日温泉が出なくなってしまった
ギンギツネとキタキツネが原因を解決しに向かい、戻ってくるとサーバルと見慣れぬフレンズが一緒だった
サーバル「あー!カピバラこんな所にいたのー
図書館に居なかったから心配したよー」
カピバラ「サーバル久しぶりだよよよ
サーバルに教えてもらったお陰でカピバラは図書館に行けたよよよ、今は温泉でやっかいになってるけどねねね」
かばん「サーバルちゃんのお友達?僕はかばんです」
カピバラ「カピバラだよよよ、サーバルとはサバンナで会ってお世話になったんだよよよ」
かばん「あ、僕もです
サーバルちゃんが居てくれたからここまで来れました」
サーバル「……えへへ
よーし!お湯も戻ったしみんなで温泉入ろうー」
〜温泉〜
サーバル「は〜温泉さいこ〜」
カピバラ「お〜んせ〜んさいこ〜♪」
サーバル「……そういえばカピバラは図書館で知りたいこと教えてもらえたの?」
カピバラ「ん〜どちらかと言うと知りたい事が増えたかもねねね」
サーバル「そうなの!?」
カピバラ「……でも、知る楽しさがあるって分かったんだよよよ
あの頃みたいに分からない事への不安が頭をもたげる事は無くなったよよよ」
サーバル「えっ!カピバラ頭もげちゃいそうだったのー!?」
カピバラ「……カピバラの頭はもげないよよよ」
サーバル「よかったー、頭もげちゃったら大変だもんね!」
カピバラ「……でもサーバルがあの日教えてくれたからだねねね
いつかサーバルにも恩返しがしたいよよよ」
サーバル「じゃあ、知りたい事があったら図書館に会いに行くね!
頼りにしてるよカピバラ!」
カピバラ「待っているよよよ……サーバル、ありがとうね」
サーバル「うん!」
……
そしてサーバルとかばんが旅館を去って程なく
助手が迎えに来ました
助手「カピバラ、体調はもう大丈夫そうですか?」
カピバラ「すっかり元気だよよよ」
助手「では図書館に戻るとしましょう、ギンギツネ、キタキツネ世話になりましたね」
カピバラ「ありがとねねね、温泉最高だからまた遊びに来るよよよ」
ギンギツネ「いつでもいらっしゃい、待ってるわ」
キタキツネ「カピバラ、またね」
〜
そして図書館に帰る途中、カピバラの提案で山のカフェに寄って行く事に……
カフェでアルカパとの再会を喜び、お茶とお喋りを満喫してから帰路についた