カピバラさん、その8
図書館で勉強中のカピバラが体調を崩したようです
カピバラ「……ごめんねねね、迷惑かけて……」
博士「おそらく、慣れない長旅と図書館へ来てからの勉強詰めで疲れが出たのですね」
助手「少し養生が必要なのです、ここから少し行った所に温泉があるのです
そこでしばらく体を休めるといいのです」
カピバラ「……温泉?
初めて聞く言葉なのにとても興味を引かれるねねね」
助手「それでは博士、カピバラを連れて温泉まで一飛び行ってくるのです」
博士「気を付けて行くのですよ、助手」
カピバラ「博士、行ってきますよよよ
じゃミミちゃん、お願いするねねね」
カピバラを連れて温泉へ到着した助手
ギンギツネ「あら、珍しいわね
助手がこんな所まで来るなんて、それに見慣れない子も一緒なのね」
カピバラ「カピバラだよよよ」
助手「実はカピバラが体調を崩してしまったのです、しばらく温泉で養生させたいのですがいいですか?」
ギンギツネ「そういう事なら歓迎よ、ここも普段はキタキツネと二人きりだから、たまには賑やかなのもいいわ
カピバラ、私はギンギツネよろしくね」
カピバラ「よろしくお願いするねねね」
ギンギツネ「じゃさっそく温泉に案内するわね
助手、あなたもせっかくだから入っていったら?」
助手「私は熱い湯はあまり得意では無いのです……」
ギンギツネ「いいじゃない、雪も降ってきたし温まっていきなさいよ」
〜温泉〜
カピバラ「は〜〜〜
温泉……さいこうだよよよ〜」
助手「気にいったようですね、しばらくしたらまた迎えに来ます
それまでゆっくり疲れを癒すのですよ」
カピバラ「ありがとね〜ね〜ね〜」
助手「溶けそうな顔しちゃって……
浸かりすぎてIQまで溶かさないよう気を付けるのですよ」
カピバラ「よよよ〜♪」
助手 (手遅れかもしれませんね)
カピバラ「……ミミちゃん」助手「はい」
カピバラ「図書館戻ったらまた色々教えてねねね」
助手「もちろんです、まだまだ教えたい事はあるのです
待っているですよ」
カピバラ「ミミちゃん……」抱きつきー
助手「ちょ離すのです、のぼせそうなのでそろそろ上がりたいのです」
カピバラ「まだ入っていればいいよよよ〜」
助手「いえ……そろそろ戻るのです」ザバッ
助手「では……カピバラ……のちほ…………」クタッ(:3 」∠)
カピバラ「ね〜〜〜!!
ミミちゃんのぼせちゃったねねね!?ギンギツネ〜!ギンギツネ〜〜!!」