カピバラさん。その7
図書館にカピバラが来てしばらく経ちました
博士「木材を用意してやったのです、じゃぱりまん3ヶ月分なのですよ、忘れず持ってくるのです」
ビーバー「あ、ありがとうっす、じゃぱりまんは少し先になるかもっすけど必ず持ってくるっす
こ、これで家が建てれ……う〜ん不安っすね〜」
……
助手「ビーバーは帰ったみたいですね、あれは本当に家を建てれるのですか」
博士「オサとして出来る事はやったのです、後はビーバー自身がなんとかするしかないのです
……ところでカピバラはあれからどうなのです?」
助手「少しずつですが文字を読めるようになってきましたよ」
博士「この短期間でですか?
ゆるゆるしているように見えますが、もしかして賢いのですか?」
助手「賢いと言うか……物覚えはいいですよ
博士より」
博士「引き合いに出されると不愉快なのです
もっと敬うのです!」
助手「拗ねないでください、博士」
博士「随分、親身に教えているのですね」
助手「……そうですね、つい嬉しくなってしまうのです
積極的に知識を求めるフレンズは今まであまり居ませんでしたからね」
カピバラ「ミミちゃん次はこの本を……
あ、博士も居たのねねね」
博士「とーぜんなのです!
図書館にオサである私がいるのは当然なのです!」
カピバラ「そう怒らないでねねね」
博士「……」
博士「お前、来た頃より落ち着きましたね」
カピバラ「……カピバラは図書館来る前は悩んでる自分は変わらなきゃいけないと思ってたのねねね
でもミミちゃんに思慮深い事は悪いことじゃ無いと、それを生かして勉強すればいいと教えられて、カピバラは変わらなくてもいいのかもしれないと思えたよよよ」
カピバラ「そしたらなんか重荷が無くなったような気がして、ミミちゃんのお陰だねねね」
助手「……私は知識を求めて来た者に知識を与えるだけですよ」
博士「ほうほうイチャイチャと
……好きなだけ勉強していくがいいのです」
カピバラ「ふふ、ありがとねねね」
博士ぇ……