カピバラさん、その3
ジャングルを抜け図書館への道を歩くカピバラ、
そこに荷物を背負ったフレンズが休憩していた
カピバラ「こんにちはだよよよ、すごい荷物だねねね」
アルパカ「あら、こんにちわぁ
大きい荷物でしょ〜、山の上まで荷物運ぼうと思ったんだけど疲れちゃって休憩してたんだよぉ」
カピバラ「私はカピバラだよよよ、山の上までそんなに荷物運んで何するのねねね?」
アルパカ「アルパカだよぉ
山の頂上でカフェやってて今日は材料の補給で下まで降りてきたの」
カピバラ「……かふぇ?」
アルパカ「お茶飲んで休憩出来る場所だよぉ
山頂付近はよく鳥のフレンズが通るから途中で休憩出来る場所があったら素敵だなぁと思ってにぇ」
カピバラ「大変そうだねねね、アルパカはなんでかふぇをやろうと思ったよよよ?」
アルパカ「前に山の上で疲れて動けなくなってるフレンズがいた事があってね〜、持ってたじゃぱりまんとお水分けてあげたんだよぉ
そしたらね、ありがとおってとっても喜んでくれてぇ!私も嬉しくなっちゃってぇ
……私、山登るしか能がないから、それなら山頂に休憩できる場所作れば疲れたフレンズに喜んでもらえるかなぁってぇ
ちょうど山頂に空いてる小屋あったからそこでお茶出せばカフェになるって博士に教えてもらって……
あ、私ってば自分の事ばかり話しちゃったよぅ」
カピバラ「アルパカは他のフレンズの為にそんなに頑張ってるのねねね……?」
アルパカ「違うよぉ、あの時お礼言われてすごい嬉しかったから、私がやりたい事だから頑張れるんだよぉ
……まあ、お客さん全然来ないんだけどねぇ」
カピバラ「……やりたい事
サーバルもカワウソもやりたい事やってたねねね、だから迷わないのかな
カピバラは何をやりたい……何を知りたい……」
アルパカ「ふふ〜大丈夫だよぉ
いろいろ見てぇ、いろいろ聞いてぇ、いろいろ悩んでる内に見つかるよぉ」
カピバラ「……ありがとねねね、アルパカもカフェにお客さん来るといいねねね」
アルパカ「さ〜休憩終了!
カピバラも気が向いたら是非よってにぇ、待ってるよぉ」
カピバラ「必ず行くよよよ」