フレンズと学ぶ三角関数
プロローグ 相似比
サーバル
「ここはジャパリ学園、私はサーバル、私はここの高校1年生だよ。
ねぇねぇ、かばんちゃん!」
かばん
「どうしたの?サーバルちゃん。」
サーバル
「うぅ、どうしよう、三角関数が分からないよ、テストがピンチだよ。」
かばん
「授業で難しいところ多かったからね。」
サーバル
「うーん、授業の間寝てたからかな、私夜行性だから・・・」
かばん
「そっか。じゃあ簡単なところから見直していこうかな。例えばね、」
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じゃんぐるちほーに場面転換
コツメカワウソ
「うーん。」
サーバル
「カワウソどうしたの?」
コツメカワウソ
「あそこに崖があるでしょ。
あそこからここの川まで滑れる滑り台があれば最高にたのしーと思うんだよ。
でも、どのぐらい大きな板をかければいいかわかんないんだよ。」
サーバル
「ビーバーにお願いすれば板は作れるだろうけど
長さはわかんないや。かばんちゃん、いい方法ない?」
かばん
「板の長さか・・・あ、そうだ。」
ゴソゴソ
かばんちゃんはかばんからロープを取り出した。
かばん
「サーバルちゃん、このロープをもってその崖に上ってみて。
そこからロープを下ろして川の端まで引っ張れば、必要な板の長さが分かるはず!」
サーバル
「分かった!」
サーバルはジャンプして崖の上にたった。
かばん
「ロープを引っ張るね、落っこちないように気を付けて。」
しかし、ロープは若干ゃ長さが足りず川の端まで届かなかった。
かばん
「どうしよう、ロープこれしかないよ。あ、小さい模型を作ろう。」
コツメカワウソ
「小さくしたら板も小さくなっちゃうよ」
かばん
「大丈夫大丈夫、サーバルちゃん、一回戻ってきて」
かばんちゃんはサーバルちゃんからロープをもらうと等間隔に結び目を付けた。
かばん
「僕が崖の真下まで行きますから、
カワウソさんは川の端までこのロープを引っ張ってください。」
コツメカワウソ
「りょーかーい!おお、ちょうどぴったり!」
かばん
「結び目から結び目までの長さが4つ分ですね。今度は、サーバルちゃん、
カワウソさんからロープをもらってまた崖の上に行ってもらえるかな。
2回もお願いしてごめん。」
サーバル
「へーきへーき、ひょい!こっちは2つ分!」
かばん
「ありがとう、最後に崖の傾き紙を折って測り取ったら・・・」
かばんちゃんは地面に絵を描き始めた。
かばん
「分かりました。滑り台をつくるのに必要な長さは、
このロープの結び目5つと半分よりちょっと短いぐらいです!」
サーバル
「どうやって、わかったの!」
かばん
「地面にこういう風に絵を描けば、かける板の長さが、ロープの結び目何個分か分かるんだよ。」
コツメカワウソ
「なるほどね。おもしろーい。」
ジャパリ学園に場面転換
かばん
「ここで大事なことは、三角形の辺は大きさが変わっても、
辺同士の長さの比は変わらないってことだよ。
形は一緒だけど大きさが違う図形のことを相似な図形っていうんだ」
サーバル
「うんうん、中学生で習った気がする。」
かばん
「三角関数を学ぶ上で大事なことはね、
三角形は形が一緒なら辺同士の長さの比は変わらないってことだよ。」
サーバル
「わかったー!」
PPP
「ペパプ予告~」
プリンセス
「今週は三平方の定理について予習するわよ。ピタゴラスの定理ともよばれているらしいわ。」
フルル
「ピタゴラスってなんだろー。」
コウテイ
「こう、ピタっとするんじゃないか?」
ペパプ
「ああ、なるほど」
イワビー
「じゃあ、ゴラスってなんだ?」
コウテイ
「こう、ゴラッスするんじゃないか?」
ジェーン
「ゴラッス?どういう状態ですか?」
ペパプ
「えーわかんない!」ガヤガヤ
プリンセス
「次回、三平方の定理」
フレンズと学ぶ三角関数
プロローグ 相似比 おわり