さて、電気を使うにしてもどうやって相手に情報を送るかが問題です
最も単純な方法は次のようなものでした
電線をアルファベットの文字の分だけ敷き、送りたい文字の電線にビリビリを流すというものです
シンプルで送る方も受け取る方もわかりやすいですね
そうですね
ただ何十本も電線を敷かなければならないのは費用の面で問題です
なるべく一本で済むような工夫が必要です
これを解決したのがロシアのシリングというドイツ駐在外交官
やっぱり海外の発見が多いんだね
江戸時代の科学者は想像できないなあ
日本の江戸時代にも素晴らしい独自の科学技術はあったのですよ
西洋の科学史を学ぶ上で登場しないのは仕方ないのです
話を戻して、このシリングが発明した電信では8本の電線が使われました
最終的には2本まで減ったそうです
どうしてここまで減らすことができたのか?
彼の電信システムの仕組みは今や単純
送信側では黒-白の鍵盤を押し、受信側ではそれに応じて検流計の針が左-右に触れます
そして、検流計の針の並び方を見てメッセージを解読しました
そう、世界初の二進法による通信なのです!
驚くところですよ もっと驚嘆するのです
すごーい
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