みつりソウル
♦
「人魂の噂、聞いたことあるかしら?」 昼の休み時間、僕の後ろの席に座る弐栞は、唐突にそう話しかけてきた。 おもむろに振り返りつつそれに応える。 「人魂?何のことだ?」 「やっぱり知らないのね。日向瀬君、そんなことじゃ、すぐに時勢に取り残されるわよ」 余計なお世話だ。 そう思いつつ強引に話を戻す。 「――――学校の七不思議みたいなもんか?僕はそんな話、入学してからこっち、聞いたことないけど」 「そうね。無人の教室で鳴るピアノとか、動く骨格標本とか、そういう類の話、この高校にはまるで無いわよね」 「だよなぁ」 例がベタすぎて、いまいちぞっとしない。 「で、その人魂とやらは別なのか?」 「別――――というか、その怪談のせいで他の怪談が生まれない、という感じかしら」 弐栞も確信を持って話している訳ではないらしく、要領を得ない返答だった。 「えっと――――」 話を整理すると、肝試しをしようと深夜に学校を訪れた生徒――――どこの学校にも少なからずいる人種のようだ――――が、いざ夜の校舎へ乗り込まんと(不法侵入)すると、必ず現れるそうだ。 目の前に、ぼんやりと光る人魂が。 大抵の人間はそこで怖気付き、校舎へ近づかない。それ故に、この学校に七不思議のようなものが存在しない。ということらしい。 人魂。古くから言い伝えられている怪異で、その名の通り、人の魂が体を抜け出したものらしい。人の魂でなく霊だが、鬼火、狐火なども似たものとして挙げられるだろう。 「ね?日向瀬君が気に入りそうな話と思って」 先日、とある事件をきっかけに知り合うことになった黒髪の少女は、そう言って微笑んだ。 確かに、僕としては気にせざるを得ない話だ。 「良かった。それにゃっ」 ? 弐栞は下唇を嚙んで悔しげにこちらを睨んでいた。 嚙んだらしい。 「嚙んでなんかいないわよ」 何もなかったかのように、すまし顔でそう言われた・・・。 ここで「失礼。嚙みました」とか言っていたら可愛げがあるのに、なんて思った。 どこか抜けている奴なのだ。例えるなら、3ピースをぴっちり着込んでいるのに、足元がスニーカー、みたいな。彼女のその気質は、随分小さい時かららしいということは既に聞き及んでいる。 三つ子の魂百まで、という奴だ。 この魂は浮遊していないだろうが。 ともかく僕としては、この怪異現象を検証しない訳にはいかない。 そう伝えると弐栞は、 「ふふっ。そう言うと思った。楽しみにしてるわ」 「?」 そう言って、さっきと比べて意味ありげな笑みを浮かべた。 教室の窓から吹き込む潮の匂いのする風が、彼女の前髪を微かに揺らした。 その光景と微笑みがやけにマッチしていてなんだか、僕の心臓を直接撫でられたような心地になった。
次章は後日。
企画 とちまる d('∀'*)りょ、ありがお
そしてそれが私w のせてくれてありがとーー!1000万超えの曲です😄 描いてくれたやつコピーとって返すね~ そして私も小説を、、、
ある曲ってこれ
ラストにある曲が合うようにルーズリーフ二枚で小説を書くというリア友内の企画 あらすじ 『みつりソウル』(←サブタイ) ある夏の日、「僕」こと日向瀬(ひなたせ) 風翔(ふうと)にクラスメイトの弐栞(にしおり)みつり が語る、冴凪(さえなぎ)高校の怪談とは・・・?迫真の二段組み(原稿が)で送る季節外れの短編小説!
たぶん明日から更新。
可愛いけどなかなかバイオレンスな世界だね…
Twitterに載せようと思ったけどボツにするぜチクショー
「あー…確かに」 「それに、2人だけじゃろくに管理もできないだろ?『複数管理人制度』が成立しない。 会社を立ち上げてメンバーを募集すれば、管理も行き届くと思うな」 「うん…黒谷の言う通りだが、一つ気になることがある。聞いていいか?」 「あ…ああ」
とある人にアイコンとしてあげた絵
デルニ・スノーメン
その子お気に入り!
何 度 で も 繰 り 返 す
悲 し い 世 界
これ可愛すぎだろ😍
猫みたいなキャラかわいい……
やった! 描いてて思ったけど漫画家ってすごい…🙃
おぉー(ノ゚ο゚)ノ 嫌いじゃないわ!!(語彙力喪失)
漫画まとめ 画像一枚で完結してるやつ!
漫画描いたけど難しい
たしかに欲しい…! 触り心地良さそうw
ぽぽちゃんの絵のキャラのぬいぐるみが欲しすぎる。ギュっと抱きしめたい……
初代リナ関連で何か企てているに違いないw
嫌いな子と何を企ててるんだ…?(バグリナ)
ありがとう! 可愛さ重視…w
かわいい・・・!
名前:ルシフェリナ 悪いことをしたリナ達に判決を下す仕事に就いている。 初代リナと特に仲が良い。 ごく稀にバグリナと何かを企てる。 リンゴとビスケットアイスが大好き!
名前:バグリナ 初代リナのストーカー。 時折カギ爪を裾から出しており、怖い。 ルシフェリナが嫌い。 ケチャップと初代リナが大好き!
名前:リナ リナという種族のリーダー。 リーダーリナだったり初代リナだったり、いろんな呼び方がある。 耳についているピンクの玉はリーダーの証。 リンゴが大好き。
ぼた餅 (本名:牡丹 餅夫) ぼた餅。誕生は5年くらい前。「棚からぼた餅」のイラストにあった餅に私が顔を描いたのがきっかけで増殖。ぼた餅は「おはぎ」の別名で本来あんこを纏っているが、あくまでこいつは白である。明らかにおかしいが、本人(本餅?)がぼた餅だと思っているので、私含め、誰も言及できずにいる。黒いのはバージョン違いで別個体。葉っぱが生えたり、無かったり、時にはウツボカズラが生えるが、これらは同一個体である(???)。
「話飛びすぎだろ!なんだよ会社作るって!!お前頭どうかしたのか?!」 思わず叫んでしまった俺のことを、マスターと客がじろじろ見ていた。 「おい、小室…すこし黙れ」 「…あ。スマンな」 「ンモー…んでだ。俺は何も、無計画に会社を作ろうと考えてるわけじゃないんだわ。 個人で運営すると、どうしてもサーバー維持費がかかってしまう。ドメインを取得して運営するなら尚更だ」
「遅いなぁ…早く来ないかな」 テーブル席で待っている俺を裏目に、時間はどんどん過ぎていく。すると… 「やーすまんすまん、小室。うっかり寝過ごしてなあ」 ガラッ、という音とともに黒谷が現れた。 「…ったく、話があるとか言って呼び出した人は誰ですかねぇ…?」 そういうと黒谷は、ごめんごめんと言い向かいの席に座った。 「んで、新掲示板の話って何よ」 「あー、…オホン!…本題に移ろう。 新掲示板だが…俺たちで会社を立ち上げて、そこで運営する--とかどうだ?」
…え? ……え? 「はぁぁぁぁぁぁぁぁああああ??!!」
時は流れ、俺は大学生になった。 学校での成績は優秀。おまけに彼女も出来て、俺は順風満帆のキャンバスライフを送っていた。
そんなある日のことである。 「ピロロン!」 1件のメールが俺の所に来た。…黒谷からだった。 「なんだ?… 『よう小室、元気か?俺は今、とある会社に務めている--とは言っても、三流企業だけどな。 数年前に、新しい掲示板を創るとか言ってただろ?それについての話がある。今度の日曜会えるか?』 …新しい掲示板…懐かしい響きだな」 俺は数年ぶりに、近くの喫茶店で黒谷と待ち合わせする事にした。
なんか違う
お願いしますー
海の幽霊、馬と鹿 とかこんな曲ばっかでハチ名義で活動してた頃の名残全然なくてつまんないよ
いいよ
一年前くらいはめっちゃ聴いてたしその影響かもしれない……最近の曲ってどんなのなんだろう……
>> 11ディジタル化しよっかな。綺麗にしたい。真っ黒を
黒と鮮やかな色のの組み合わせサイバーパンクの基本だって師から言われたんだ
@671d449eba
じょーだんで言ったつもり。w
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みつりソウル
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「人魂の噂、聞いたことあるかしら?」
昼の休み時間、僕の後ろの席に座る弐栞は、唐突にそう話しかけてきた。
おもむろに振り返りつつそれに応える。
「人魂?何のことだ?」
「やっぱり知らないのね。日向瀬君、そんなことじゃ、すぐに時勢に取り残されるわよ」
余計なお世話だ。
そう思いつつ強引に話を戻す。
「――――学校の七不思議みたいなもんか?僕はそんな話、入学してからこっち、聞いたことないけど」
「そうね。無人の教室で鳴るピアノとか、動く骨格標本とか、そういう類の話、この高校にはまるで無いわよね」
「だよなぁ」
例がベタすぎて、いまいちぞっとしない。
「で、その人魂とやらは別なのか?」
「別――――というか、その怪談のせいで他の怪談が生まれない、という感じかしら」
弐栞も確信を持って話している訳ではないらしく、要領を得ない返答だった。
「えっと――――」
話を整理すると、肝試しをしようと深夜に学校を訪れた生徒――――どこの学校にも少なからずいる人種のようだ――――が、いざ夜の校舎へ乗り込まんと(不法侵入)すると、必ず現れるそうだ。
目の前に、ぼんやりと光る人魂が。
大抵の人間はそこで怖気付き、校舎へ近づかない。それ故に、この学校に七不思議のようなものが存在しない。ということらしい。
人魂。古くから言い伝えられている怪異で、その名の通り、人の魂が体を抜け出したものらしい。人の魂でなく霊だが、鬼火、狐火なども似たものとして挙げられるだろう。
「ね?日向瀬君が気に入りそうな話と思って」
先日、とある事件をきっかけに知り合うことになった黒髪の少女は、そう言って微笑んだ。
確かに、僕としては気にせざるを得ない話だ。
「良かった。それにゃっ」
?
弐栞は下唇を嚙んで悔しげにこちらを睨んでいた。
嚙んだらしい。
「嚙んでなんかいないわよ」
何もなかったかのように、すまし顔でそう言われた・・・。
ここで「失礼。嚙みました」とか言っていたら可愛げがあるのに、なんて思った。
どこか抜けている奴なのだ。例えるなら、3ピースをぴっちり着込んでいるのに、足元がスニーカー、みたいな。彼女のその気質は、随分小さい時かららしいということは既に聞き及んでいる。
三つ子の魂百まで、という奴だ。
この魂は浮遊していないだろうが。
ともかく僕としては、この怪異現象を検証しない訳にはいかない。
そう伝えると弐栞は、
「ふふっ。そう言うと思った。楽しみにしてるわ」
「?」
そう言って、さっきと比べて意味ありげな笑みを浮かべた。
教室の窓から吹き込む潮の匂いのする風が、彼女の前髪を微かに揺らした。
その光景と微笑みがやけにマッチしていてなんだか、僕の心臓を直接撫でられたような心地になった。
♦
次章は後日。
企画 とちまる
d('∀'*)りょ、ありがお
そしてそれが私w
のせてくれてありがとーー!1000万超えの曲です😄
描いてくれたやつコピーとって返すね~
そして私も小説を、、、
ある曲ってこれ
ラストにある曲が合うようにルーズリーフ二枚で小説を書くというリア友内の企画日向瀬 風翔 にクラスメイトの弐栞 みつり が語る、冴凪 高校の怪談とは・・・?迫真の二段組み(原稿が)で送る季節外れの短編小説!
あらすじ
『みつりソウル』(←サブタイ)
ある夏の日、「僕」こと
たぶん明日から更新。
可愛いけどなかなかバイオレンスな世界だね…
Twitterに載せようと思ったけどボツにするぜチクショー
「あー…確かに」
「それに、2人だけじゃろくに管理もできないだろ?『複数管理人制度』が成立しない。
会社を立ち上げてメンバーを募集すれば、管理も行き届くと思うな」
「うん…黒谷の言う通りだが、一つ気になることがある。聞いていいか?」
「あ…ああ」
とある人にアイコンとしてあげた絵
デルニ・スノーメン
その子お気に入り!
何 度 で も 繰 り 返 す
悲 し い 世 界
これ可愛すぎだろ😍
猫みたいなキャラかわいい……
やった!
描いてて思ったけど漫画家ってすごい…🙃
おぉー(ノ゚ο゚)ノ
嫌いじゃないわ!!(語彙力喪失)
漫画まとめ
画像一枚で完結してるやつ!
漫画描いたけど難しい
たしかに欲しい…!
触り心地良さそうw
ぽぽちゃんの絵のキャラのぬいぐるみが欲しすぎる。ギュっと抱きしめたい……
初代リナ関連で何か企てているに違いないw
嫌いな子と何を企ててるんだ…?(バグリナ)
ありがとう!
可愛さ重視…w
かわいい・・・!
名前:ルシフェリナ
悪いことをしたリナ達に判決を下す仕事に就いている。
初代リナと特に仲が良い。
ごく稀にバグリナと何かを企てる。
リンゴとビスケットアイスが大好き!
名前:バグリナ
初代リナのストーカー。
時折カギ爪を裾から出しており、怖い。
ルシフェリナが嫌い。
ケチャップと初代リナが大好き!
名前:リナ
リナという種族のリーダー。
リーダーリナだったり初代リナだったり、いろんな呼び方がある。
耳についているピンクの玉はリーダーの証。
リンゴが大好き。
私のオリキャラ紹介シリーズ―(?)第1回
ぼた餅 (本名:牡丹 餅夫)
ぼた餅。誕生は5年くらい前。「棚からぼた餅」のイラストにあった餅に私が顔を描いたのがきっかけで増殖。ぼた餅は「おはぎ」の別名で本来あんこを纏っているが、あくまでこいつは白である。明らかにおかしいが、本人(本餅?)がぼた餅だと思っているので、私含め、誰も言及できずにいる。黒いのはバージョン違いで別個体。葉っぱが生えたり、無かったり、時にはウツボカズラが生えるが、これらは同一個体である(???)。
「話飛びすぎだろ!なんだよ会社作るって!!お前頭どうかしたのか?!」
思わず叫んでしまった俺のことを、マスターと客がじろじろ見ていた。
「おい、小室…すこし黙れ」
「…あ。スマンな」
「ンモー…んでだ。俺は何も、無計画に会社を作ろうと考えてるわけじゃないんだわ。
個人で運営すると、どうしてもサーバー維持費がかかってしまう。ドメインを取得して運営するなら尚更だ」
「遅いなぁ…早く来ないかな」
テーブル席で待っている俺を裏目に、時間はどんどん過ぎていく。すると…
「やーすまんすまん、小室。うっかり寝過ごしてなあ」
ガラッ、という音とともに黒谷が現れた。
「…ったく、話があるとか言って呼び出した人は誰ですかねぇ…?」
そういうと黒谷は、ごめんごめんと言い向かいの席に座った。
「んで、新掲示板の話って何よ」
「あー、…オホン!…本題に移ろう。
新掲示板だが…俺たちで会社を立ち上げて、そこで運営する--とかどうだ?」
…え?
……え?
「はぁぁぁぁぁぁぁぁああああ??!!」
時は流れ、俺は大学生になった。
学校での成績は優秀。おまけに彼女も出来て、俺は順風満帆のキャンバスライフを送っていた。
そんなある日のことである。
「ピロロン!」
1件のメールが俺の所に来た。…黒谷からだった。
「なんだ?…
『よう小室、元気か?俺は今、とある会社に務めている--とは言っても、三流企業だけどな。
数年前に、新しい掲示板を創るとか言ってただろ?それについての話がある。今度の日曜会えるか?』
…新しい掲示板…懐かしい響きだな」
俺は数年ぶりに、近くの喫茶店で黒谷と待ち合わせする事にした。
なんか違う
お願いしますー
海の幽霊、馬と鹿
とかこんな曲ばっかでハチ名義で活動してた頃の名残全然なくてつまんないよ
いいよ
一年前くらいはめっちゃ聴いてたしその影響かもしれない……最近の曲ってどんなのなんだろう……
>> 11ディジタル化しよっかな。綺麗にしたい。真っ黒を
黒と鮮やかな色のの組み合わせサイバーパンクの基本だって師から言われたんだ
@671d449eba
じょーだんで言ったつもり。w