時は流れ、俺は大学生になった。
学校での成績は優秀。おまけに彼女も出来て、俺は順風満帆のキャンバスライフを送っていた。
そんなある日のことである。
「ピロロン!」
1件のメールが俺の所に来た。…黒谷からだった。
「なんだ?…
『よう小室、元気か?俺は今、とある会社に務めている--とは言っても、三流企業だけどな。
数年前に、新しい掲示板を創るとか言ってただろ?それについての話がある。今度の日曜会えるか?』
…新しい掲示板…懐かしい響きだな」
俺は数年ぶりに、近くの喫茶店で黒谷と待ち合わせする事にした。
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