札学心理学

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1209

 課題2: 後方で受講している学生について書かれていますが、この課題では授業に出てこない学生を対象にしています。授業観察をしようにも、授業に出てきていないのだから、この方法はとれなくないですか。受講生がどういう特性を持っているかを知りたいという課題であれば、あなたの方法は有効だと思います。
 投稿者がどなたかわからないので、点数を誰につけてよいかわかりません。名乗り出てください。

2点差し上げます。

1208

 課題2: 「簡単に答えた質問で被検者の心理的特徴を捉えることができます」というのは正確な表現ではないと思います。被検者の心理的特徴を捉えられるように心がけることが質問紙法で求められているのであって、質問紙法を用いればそれが保証されるわけではありません。面接法では真実が返ってこないことと比較して質問紙法の利点を述べたいようですが、質問紙法では社会的望ましさや回答の意図的な操作が起きることはよく言われています。あなた自身も短所として、嘘をつく可能性を指摘していますね。「心理学独特の授業方式のため」とはどういう理由でしょう。細かいところを詰めて書けるともっとよくなると思いました。

3点差し上げます。

1207

 課題2: 「信頼性と妥当性が確認された質問項目について紙上で回答する」ことは、質問紙法の必須条件ではありません。質問紙法を用いるなら、信頼性と妥当性が確認された質問項目を用いた方がいいという意味です。質問紙法を使えば、信頼性と妥当性のあるデータがとれるのだとは思っていないですよね? 「この授業に参加しない学生」に対する信頼性と妥当性のある質問とはどういうものなのかを考えないといけない。なぜ「個人の内面を幅広くとらえることができる」と言えるのかについても説明が足りないです。それにあなた自身、「個人の内面を深く知ることができない点という短所」という書き方をしており、一体どちらなのかがわからなくなっています。長所にしても短所にしても、抽象的な話で終わっています。具体的な状況を想定してかんがえてもらえるとよかったと思います。たとえば、逆転項目を作るのはいいとしても、どういう質問を作ればいいですか。

2点差し上げます。

1206

 課題2: 双方向的なやり取りや、メタ的な質問が可能である点に着目したのはいいと思いました。これは面接法でしかできないことですね。非言語情報を得られるのは観察法でも可能です。面接法だとさらに何がいいのかが書けているともっとよかったですね。

4点差し上げます。

1205

 課題1: 光ポトグラフィ本体の説明をしてくれています。ただ、「脳内のヘモグロビン濃度変化は脳の活動状態を表している」としても、そこからどうやってうつ病であるかどうかを判定するのかが書かれているとよかったと思います。

4点差し上げます。

1204

 課題1: 「光ポトグラフィ」に関する教科書の説明は、こういうのがあるよ程度のもので、確かに満足できるものではなかったと思います。引用記事に委ねてしまうのでなく、光ポトグラフィそのものに関する説明がもっと含まれているとよかったと思います。

4点差し上げます。

1203

 課題2: 直前の投稿と同様です。情報が多いことと正確であることを区別して書けるといいです。

3点差し上げます。

1202

 課題2: 「正確に調べる」とはどういうことでしょう。情報が多いことですか。会話で話されたことはすべて本心でしょうか。言葉遣いや目線や仕草が何を意味するのか、どうやって特定したらいいですか。情報が多いことと正確であることを区別して書くともっとよくなると思いました。

3点差し上げます。

1201

 課題2: 観察されていることに気づかれないようにするのは観察法の必須条件ではありませんが、質問紙法や面接法でこのことを実現するのは難しいです。その意味で観察法の特徴と言っていいのかもしれません。因果関係が特定しにくいのは観察法の欠点でありますが、同様のことは質問紙法、面接法にも言えるのではないかと思います。

3点差し上げます。

1200

 課題3: 大体よさそうですが、冒頭の定義には行動療法の要素がないのではないでしょうか。「条件を付けるなどの学習理論」とはなんでしょうか。

4点差し上げます。

158

「スキーマアプローチ」への採点対象となる投稿は締め切りました。と思ったのですが、前回の締め切り設定を間違えていることに気づきました。11日とすべきところを18日としていました。そこで「スキーマアプローチ」の締め切りは告知通り18日にします。
 次回「ナビゲーション実験」の動画と資料をmoodleに上げましたので始めて結構です。締め切りは1月18日(水)午前9時です。締切日が「スキーマアプローチ」と被りましたので、投稿はどちらに対するものかがわかるようにしてください。

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「アセスメントと支援」の採点対象となる投稿は締め切りました。続いて、学期末特別企画の投稿を受け付けます。moodleに課題が挙げてありますので、始めて結構です。締め切りは18日(水)午前9時です。最終レポート前の最後の課題です。最終レポートに進むためには、特別企画を含むこれまでの課題で30点以上をとっておくことが必要です。

1198

第12章 課題2

私は、「この授業に参加しない学生」を調べるのに観察法が最適であると考える。
まずこの問題で特に気になったのは、特定の授業に参加していないのか、大半またはすべての授業に参加していないのかという点だ。この問題がアセスメントをするうえで最重要だと感じたため、偽りの回答という心配がある質問紙法と面接法ではなく観察法を選択した。
しかし、短所として多人数の情報を集めるのに時間がかかることや音声データの入手が困難なことが考えられる。対策としては多範囲で音声録音をし、少しでも多人数のデータをとれる環境にすることが大事だと思う。これらの短所を踏まえても、一番必要だと考えた情報を引き出せる方法だと思うため観察法が最適と言える。

1197

課題2
 授業に参加しない理由を正確に調べる方法としては観察法が最適であると考えた。

まず観察法とは対象者を注意深く第三者の目線で見て、内面に対する理解を深めていく方法である。これは心理学において最も基礎的な研究方法の1つとして知られている。また、大きく分けて観察法の中でも限りなく普段の生活に近い自然な状況下で、人の行動を観察する「自然的観察法」と観察者が意図的に条件を設定し系列的に変化させ、対象者の行動や内的状態がどのように変わるかを観察する「実験的観察法」がある。今回は自然的観察法を行うとする。
この方法を行うことで起きる長所は、「日常の行動を観察するため、対象者は時間の拘束を受けない。」また、「非言語的な反応、行動の経過を細やかに記録できる点である。」これは授業に参加しない学生が、どうして授業に参加しないのかをできるだけ正確に調べるために行っている。
 今回の件を調べるにあたって質問紙法ではあくまでも回答は自己評定であるため、対象者が回答の操作をしやすく、防衛機能が働き、回答そのものが歪められる恐れがある。面接法だと面接者、対象者ともに細かな神経を使ってしまったり、今回の場合授業に参加していない生徒を対象に行うため、生徒側からしたら対面で行うものだと「授業に一切参加していないから怒られるのか?」「何となく気まずいな」と考えてしまい、正確にこちらが得たいものが調べられない恐れがある。よって今回の件を正確に調べるには「言語」で得る情報よりも「行動観察」で得られる情報の方がより正確に参加しない理由を調べることができると考えた。そして観察法だと日常生活を観察するため、対象者は時間の拘束を受けず、それによっていつも通りの生活の様子を観察し、「どのような一日の過ごし方をしていているから授業に参加できていない。」という非言語的な行動データをより細かく対象者に負担を与えずに調べることができる。
 一方、短所としてこの調べ方だと対象者の行動が現れるのを待つ必要があり、行動が生起する場面や時間を選べない点、得られたデータに観察者の主観が入りやすいという問題がある。これらの問題は観察者一人だけではなく同時に複数人用意することで短所をなくすまではいかずとも影響を抑えることができると考えた。行動が生起する場面や時間を選べない点に関してはいつ行動が起きても良い様に観察者側は時間ごとに交代制で複数で入ることによって行動を見逃しずらくなると考えた。得られたデータに観察者の主観が入りやすいという点は複数の観察者で観察を行い、結果を共有してそれらをまとめることで観察者の主観が入りづらくなると考えた。

1196

>> 1179
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課題2
「面接法」を用いて調べる。面接法はクライアントと対面し、会話やテスト、対象者の行動等の観察によってクライアントをアセスメントする方法である。長所として、対象の相手の心情を「言葉」だけでなく、しぐさや表情などの非言語的情報からも得ることができ、対象者の事を深く知ること(深く知ることとは本人の癖、回答における傾向など)ができる。また、質問に答える様子を観察することが出来るため、質問法を用いるよりもクライアント自身の無意識的な傾向(本人が意識していない、本人すら気づいていない共通点)を知ることができる。これらの2点が長所だと考える。次に短所として、聞き手側の力量(誘導尋問になってしまったり、クライアントが本当に伝えたい事を質問し、理解する能力)に左右される方法なので、聞き手側が別の人間になると得ることのできる内容に差が出てしまう可能性がある。また、クライアントと聞き手において信頼関係が必要だが、親密すぎると調査結果に防衛反応が作用してしまうのでその塩梅が難しいという2点がある。これらが長所と短所である。この欠点を補う「面接法」を行うならば、クライアントと十分かつ親密になりすぎないコミュニケーションをとったうえで行う必要性があると考える。その為聞き手はコミュニケーション能力と面接能力に長けている人材にするべきである。

親密すぎると防衛反応が起きることに関しては私自身の経験から仲のいい人に悩みを打ち明けるときにいいように見られたいと思うことがあった経験から参考にしています。

1195

課題2
私は正確に調べる方法で「質問紙法」を選ぶ。
長所はなぜ授業に参加しないのかが一目で分かるところである。他の「面接法」や「観察法」に比べると調べる目的と結果が簡単に判断できる所が長所であると思う。また、より多くの人を対象として一度に多くのデータを集めることが出来る。
自由回答の欄を設置することで対象者の様々な想定外の答えを聞いたりすることができ、改善に繋がる。
短所は曖昧な回答や事実と異なる回答をすることが出来る所である。「面接法」や「観察法」とは違い質問に対しての答えを選ぶので、自身の考えを伝える「面接法」や、対象者を観察する「観察法」とは正確さが異なる。また、回答に対しての深堀りも元々質問が用意されているため不可能に近い。

1194

12章 課題2

私は観察法を選ぶ。手短にまとめると、長所は自然な状態で検査できるので妥当性の高いデータが取れる点。短所はその問題行動がどのタイミングで現れるかをじっくり見て待つ必要があるので、時間や手間がかかる点である。
課題について、私はやることを忘れてしまったり、後でやろうと思って寝てしまったりして、課題をやり損ねることが多いから言えることがある。課題をやらない人はその罪悪感の大きさは人によるとは思うが、少なからず良くないと思っている。私もそうである。そのため、面接法や質問紙法のような方法では「あなたは悪いことをしている。どうして正しい行動をしないのか?」と責められているような、圧迫感を感じる。そして、自分を正当化しようと様々な逃げ道を作って言い訳をするため正しいデータは取れなくなる。その点観察法は、直接的に聞く方法ではない。その対象者のあるがままの行動を観察できるため、妥当性の高いデータが取れると言える。
しかし、最大の短所がある。それは授業、心理学の受講者が多いことである。検査対象が多いため、一人一人の生徒に時間を費やすことはできない。そのため真の問題行動である部分が見えず、予測の結論しか出せない危険がある。その点では一人一人にそこまで時間をかけない質問紙法の方が優れていると言える。
この3つを比べた時、それぞれ長所短所はある。しかし、妥当性の低いデータが取れるならそもそもの検査の意味がなくなってしまうと考え、観察法を選択した。難しい問題ではあるが私はこれが最善策だと考える。

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課題3
論理療法は、クライアントの状況を受け止め方の問題と考える。起こった事象が自身に与える影響を過大評価しすぎているために大きな不安に襲われていると考え、そう考えるに至ったっプロセスを分解することで起こった問題自体の正しい評価ができるようにクライアントの考え方を変えること。
行動療法は、不安に駆られる理由を外界からの刺激であると考える。起こった事象を思い返すことができる物を少しずつ視界に入れていくことで不安にならない時間を延ばしていくほか、不安感へのコントロールの仕方を覚えて不安が訪れたとしても自分をコントロールしていけるという考え。

1192

12章 課題2
私は、観察法を用いる。
観察法はクライアントの教室や家庭での行動を観察するアプローチの仕方をとるため、講義中の教室を撮影など行うことで容易に行うことができる。講義の録画を撮影した教室は広い教室だと推測されるため、講義中の位置取りが後方に下がれば下がるだけ受講者の意識は講義以外の事に移っていると仮定し、後方で講義を受けている受講者を中心に観察を行う。そこで講義の難易度を週ごとに変えるなどの対照実験を行い受講者の関心度や講義への集中の度合いを観察する。他にも年間を通じて講義風景を撮影することで週ごとに受講者が何人減ったかなども数字で表すことができる。これらを分析することで「講義に参加しない受講者」がなぜ受講しないかが推測できると考える。

弱点としては、後方の受講者の行動の延長上に「講義に参加しない受講者」があると仮定して情報を得るため、この仮定が間違っていた際にはまったく意味を持たないものになってしまう点。また、撮影を行うと説明をしてしまうと後方で講義を受けている受講者の態度が普段と異なってしまう可能性があるため、撮影を無断で行わないといけないという点。

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第12章
課題2:
私は「この授業に参加しない学生」が授業に参加しない理由を正確に調べたい場合に「質問紙法」を用いて調べます。質問紙法は、簡単に答えた質問で被検者の心理的特徴を捉えることができます。
質問紙法よりも面接は被検者のストレスになると思います。担任の先生の質問に直接直面したら、真実の答えが得られることができないだと思います。また、心理学に参加している学生一人一人に対して、面接を行うと、時間がかかります。そして、心理学独特の授業方式のため、観察法の実施は難しいと考えられる。
質問紙法は結果が得やすく結果が整理しやすいが、都合の悪いことなどに嘘をつく可能性もある。これに対する対処方法としては、匿名での回答や正確な問題を提起する。今回みんなで協力する時間がないので面接法はできませんが、面接法では会話や試験、対象者の行動などを参考に多面的に評価することができます。対象者が嘘の理由を述べたとしても、その時の口調や動作を観察することで、嘘の理由を述べたことによる対象者の動揺を感じることができます。その結果、言葉だけを手がかりとしたアンケート法などに比べて、より正確に評価することができる。
みんなが授業に参加しない理由の1つとして、授業の途中まで進んで、得られた点数は最後まで30点も得られなかったことが分かった、最後には単位を取れないことに気づいた人もいるかもしれないと思って、いっそのことこの授業をやめました。

1190

第12章の課題
課題2
私は、「この授業に参加しない学生」がどうして授業に参加しないかを調べる方法として、「質問紙法」を挙げる。質問紙法は、信頼性と妥当性が確認された質問項目について紙上で回答する方法である。長所として、検査者や場所による違いがでにくい点、短時間で多人数に実施できる点や個人の内面を幅広くとらえることができる点があげられる。この授業を受けているのは最低でも30人程度いると仮定する場合、その人数を面接法で行うとすると時間がかかり過ぎる。その点、質問紙法では短時間に多くの人数を調べるのには適していると考えられる。しかし、質問紙法には、社会的に望ましい回答をする点、質問を真剣に行わない人がいる可能性がある点や、個人の内面を深く知ることができない点という短所がある。社会的に望ましい回答をするのはある程度仕方ないとしても、逆転項目を作ることや、質問紙の一部に自由回答法を用いることをすれば後者2つについては改善できると考える。

1189

12章 
課題2
私は面接法を例に挙げる。
面接法の長所は対象者の語る言葉の内容と同時にしぐさや表情などにあらわれる非言語情報を得ることができ相互に浮かんできた疑問や印象をお互いに伝え合うことができるという点にある。質問紙法では質問の答えに対する質問というものができずらく、一方面接法では質問の答えに対する質問をすることができ、詳細な部分を知ることもできると思った。さらに回答者の表情や癖などを理解し、例えば目をそらすなどの行為が多くみられるのであれば嘘をついているのかなとかクライアントの無意識な傾向を取り出す方法というのが長所だと思う。
しかし、短所を上げるとしたら面接者の技量によってクライアントの詳細な情報を聞き出す量に差が生じたり、時には誘導質問になってしまうという点がある。面接者はそれらの点を気を付けるべきだと思う。

1188

12章
課題1
光トポグラフィーの説明でなぜ血液量のパターンを測定することでうつ病の検査に用いられるかの説明がされていなかったので調べた。ヒトの脳の神経活動(脳活動)は脳血流や脳血液量の変化と関連があることが古くから知られていることが説明されている。脳の神経活動は脳流血や脳血液量の変化と関連があるということは、脳内のヘモグロビン濃度変化は脳の活動状態を表しているということがわかるので、血液量のパターンを測定することでうつ病検査に用いられるという説明を理解することができる。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jamt/66/J-STAGE-2/66_17J2-12/_pdf/-char/ja

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第12章
課題1
光ポトグラフィについて
なぜ前頭葉の血流量パターンを測定することでうつ病の検査に繋がるのか、そしてなぜ光ポトグラフィがアセスメントの1部として近年発達、検査されているのかテキストでは分からなかったため追加情報とする。3の精神疾患の前頭葉機能では、なぜ前頭葉の脳血流と遂行機能障害とうつ病の関係性について説明がされている。さらに、光ポトグラフィのメリットについても分かりやすくまとめられている。
厚生労働省は、このような心の状態が科学的に「見える化」することで、一般の方や当事者、親族の理解が深まることを目的の1つとしている。科学的に示されることで検査の中でどこでどのような反応があり、他と比較もしやすく、客観的にみれるという点はたしかに一般の方でも理解がしやすいと考えた。光ポトグラフィが近年発達されてきているというテキストの文にも納得ができ、支援の形がより豊かになったという理解も得られる。

・福田正人,三國雅彦(2012)先進医療「うつ症状の光ポトグラフィー検査」,『精神雑誌』114巻7号p.801-806
・福田正人(2008)脳画像にもとづく精神疾患の「臨床病期」概念の確立と
適切な治療・予防法への応用についての研究

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/kenkyujigyou/kenkyuuhiseika/dl/seika_24.pdf

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12章 アセスメントと支援の課題

課題2
私は調べる方法として面接法を挙げる。
長所は、対面で話をしているため、対象者(この授業に参加しない生徒)の表情やしぐさなどを知ることができ、文字や言葉だけでは知ることのできない情報を得ることができる点である。また面接法には、対象者から非言語的コミュニケーションと言葉を同時に獲得できる特徴を持っており、他の方法にはこの特徴はない。
短所は、面接者との関係により得られる回答に差が出てしまうこと点である。面接者と非面接者の関係性が深ければ深いほど、より正確な情報を得ることができる。
以上のことから、私は面接法が適していると考える。

1185

12章 アセスメント支援 
課題2 
この授業に参加しない学生を正確に調べるには面接法が適していると思います。
その理由として、面接法を用いて会話をしていく中で、授業に参加しない学生と対面してコミュニケーションをとり、どうして授業に参加しないのかを学生は会話することで自分の言葉で説明することができ、確認する側は会話の内容や、その中での言葉遣いや目線や仕草などで、学生がどのような理由で参加しないのかを確認することができ3つの方法の中で最も正確に調べられると思います。この方法を用いるうえでの短所は、対象者の学生が自分の考えを言葉を述べられるかや対面方式で行うことによって緊張が増してしまったりと、対象の学生側への負担が大きくなることが考えられるので、対策として聞き手側の工夫や緊張を和らげるためにグループでの対談にするなどの対策が考えられます。

1184

第12章
課題2
 私は、「この授業に参加しない学生」(動画も見ない、資料も読まない、投稿もしない)が、どうして授業に参加しないのかを調べる際に、「観察法」が適切であると考える。観察法を行う際、対象である生徒たちには知らせずに行う。知らせずに行うことで、他人からの目を気にせずにどのような行動をするのかを観察できるからである。
 観察法を行う利点は、質問紙法や面接法よりも他者からの目を気にせず素の状態であり、先生や第三者を意識することなく、普段の生活の様子や講義を受ける姿勢、時間の使い方などがわかるところだ。
 しかし、観察法には短所もある。「どうして授業に参加しないのか」ということを先生側が観察し、考えるのみで生徒側からの意見を得られないため、一方の意見・考え方のみになってしまう。そして、観察するだけでは、生徒側の考え方をすべて理解することができないためその点が観察法の短所であると考えた。

1183

第12章
課題3
認知行動療法とは、何かが起きて気分が落ち込んだ際、出来事に対しての認知や行動の捉え方が不適応であると考え、出来事に対しての認知や行動の捉え方を変える心理療法である。また、この心理療法は、人々の考え方・認知に働きかける「論理療法」や行動に働きかける「行動療法」の2つに目を向けて治療していく方法である。論理療法では、出来事に対して誤った受け止め方が問題を起こしていると考える。そして、誤った受け止め方、歪んだ認知を修正することにより治療することができるという治療法である。しかし、認知が歪んでいることを他者から言われたとしても、考え方を変えるのは難しい。そこで、歪んだ認知に起因して生じる行動を修正することを目指した。その方法が、行動療法である。行動療法とは、問題行動を誤った学習によるものまたは適応な学習がなされなかったものと考え、条件を付けるなどの学習理論、不適応な学習の消去・軽減と適切な学習の獲得・強化を目指す心理療法である。認知行動療法をする上で、論理療法では修正しきれなかった認知を行動療法の学習によって補うといった心理療法を行うことで治療の効果がより期待できる。

1181

 課題2: 「客観的」とか「ありのまま」が素朴に使われているのが気になりました。一体どのようにすることが客観的であり、ありのままに観察することなのでしょうか。たとえば、ある行動を「さぼっている」と見るか「休憩している」と見るか、どうやって判別しますか。実際に観察法を、観察対象に適用した時のことを想像して、もう少し深掘りするとよかっと思います。短所については、観察されることによって生じる行動の変化が指摘できていますね。と思ったら、演技というより緊張由来のことを言っていたのですか。そういうこともあるでしょうが、課題文で想定されているような観察対象についても言えることですか。複数人で自己紹介して緊張を和らげるとは、どういう状況を設定しているのでしょう。「対象者には授業の動画、資料を見て何かしら投稿してもらう」とありますが、そういうことができない学生なので、お願いしてしてくれるものであれば、苦労はないと思うのです。

3点差し上げます。

1180

 課題2: 観察法が、あなたの言うような効力を発揮するには、観察されていないことがわからない状況で観察法を遂行する必要がありませんか。見られていることを知っていると、演技をしますよね。怒られないように勉強するふりをしたことが、多くの方にあると思います。「被観察者は観察者の存在をあまり、もしくは全く意識することがない」というのは本当だろうかと思います。短所としてあげてある「言語データが得にくい」ことは事実でしょうが、理由を語らせてもそれが嘘だったり、核心でなかったりするのであれば、言語より行動観察データのほうがましです。言語データの方が信頼できるという根拠があるといいいですね。分析の時に生じる分析者の思い込みについてはその通りですが、第三者に分析を依頼するという方法はとれないでしょうか。
「素材を意識させない」とはどういう意味ですか。「素材」より適切な言葉があのではないかと思います。

5点差し上げます。

1179

 課題2: 大体よいと思います。「深く知る」とはどういうことなのかとか、「無意識的傾向」とは何なのかとか、細部について聞きたいことはありますけれども。他にも、短所であげている面接法の力量とはなんでしょうか。面接者によって採取できる情報は変わると思いますが、それを左右する力量とは? もう一段掘り下げてくれるとなおよかったと思います。
「親密すぎると調査結果に防衛反応が作用してしまう」というのはどこで聞きましたか。参考にした文献があればあげてください。

5点差し上げます。

1178

 課題2: 大体いいです。「言葉や対象の反応」からわかるのは情緒的側面だけではないと思います。嘘をついているなどの認知的側面も判明するのではないかと。多分大学生だから「言語運用が得意でないクライエント」とみなしたのかもしれませんが、大学生だからといって自己表現に長けているとは限らないですね。そこの注意はあってもいいと思いました。短所の特定に苦労しているように見えました。親密な者には核心的なことを話すとは限らないです。性別についてはそういう面もあるかな。
 面接法の場合は、面接者、被面接者と呼ぶのが一般的かと思います。

5点差し上げます。

1177

第12章
課題2
授業に参加しない理由を正確に調べる方法としては観察法が最適であると考える。
観察法とは対象者を客観的にありのままに観察してデータを収集する方法である。
観察法の長所は対象者のありのままの行動を観察することができる点だ。対象者には授業の動画、資料を見て何かしら投稿してもらう。そうすることでどの段階でやる気をなくしているのかを正確にアセスメントすることができる。
短所は観察者に観察されていると思うと緊張して、普段と違う行動をとってしまう点である。そこで、緊張を和らげるために心理学を受講している人を5人のグループに分け、観察をする前に10分間各グループで自己紹介などをして距離を縮め、緊張を和らげてもらう。観察者はマジックミラーから観察をして対象者から見えない状態にする。そうすることで対象者は普段と同じ行動をとることができると考えた。

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第12章
課題2
私は授業に参加しない学生の理由を調べるのに、「観察法」を用いる。
観察法が、質問紙法や面接法よりも優れている点は、学生にこちら側の素材を意識させないことである。
質問紙法は、教科書や動画内でもあったが、意識的に回答を調整することができる。また、面接法でも、ロールシャッハやTATを除くが、「対面している面接者の印象を悪くしないように」という意識がはたらく可能性が考えられる。
その点観察法では、非観察者は観察者の存在をあまり、もしくは全く意識することがない。そのことによって、非観察者である学生の普段の様子、例えば他の講義での姿勢や休み時間の使い方など、をデータとして得ることができる。私は学生の意識的な調整が加わらないデータを得られることが観察法の大きな長所だと考える。
しかしその一方、観察法で得られたデータは、質問紙法や面接法とは違い、言語的なデータが得られにくい。
もちろん、非観察者の会話を聞くことはできるかもしれない。しかし、「面倒くさいから」や「忙しくて」など、直接的な理由に関わる言語的データを得られない可能性もある。
また、そのデータを分析するのは観察者であり、その観察者の主観が入りやすい、という欠点もある。
これらが、私が考える観察法を用いた際の長所と短所である。

1175

12章の課題
課題2 「面接法」を用いて調べる。面接法はクライアントと対面し、会話やテスト、対象者の行動等の観察によってクライアントをアセスメントする方法である。長所として、対象の相手の心情を「言葉」だけでなく、しぐさや表情などの非言語的情報からも得ることができ、対象者の事を深く知ることができる。また、質問に答える様子を観察することが出来るため、質問法を用いるよりもクライアント自身の無意識的な傾向を知ることができる。これらの2点が長所だと考える。次に短所として、聞き手側の力量に左右される方法なので、聞き手側が別の人間になると得ることのできる内容に差が出てしまう可能性がある。また、クライアントと聞き手において信頼関係が必要だが、親密すぎると調査結果に防衛反応が作用してしまうのでその塩梅が難しいという2点がある。これらが長所と短所である。この欠点を補う「面接法」を行うならば、クライアントと十分かつ親密になりすぎないコミュニケーションをとったうえで行う必要性があると考える。その為聞き手はコミュニケーション能力と面接能力に長けている人材にするべきである。

1173

 12章の課題
課題2
私は、授業に参加しない理由をできるだけ正確に調べるためには「面接法」を使うべきだと考えた。
 面接法の長所は、会話を通して被験者の主観的な言葉や非言語的コミュニケーションが得られるという点である。言葉や対象の反応を確かめられるため、質問紙法では得られない対象者の情緒的な部分を知ることができる。また、面接法は被験者の発言という「言語」を中心に扱う検査法である。今回対象となる被験者は、言語運用が得意でないクライエントではない。そのため観察法よりも面接法のほうが、言葉による情報も得られるため適している。
 一方、面接法の短所は、面接者によって反応が異なる可能性があるという点である。例えば、被験者と施験者との関係が親密であれば、より核心的なことを話すことが考えられる。また、被験者と施験者との関係が異性なのかによっても会話に影響をもたらす。できるだけ、正確に調べるとしたらその点に注意すべきである。

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 課題3: 嫌なことを嫌ととらえるのは、常に認知の歪みと限らないのではないかと思います。「ゆがんだ認知に結びついてしまっていることで発生する行動」とはどういうものですか。具体的な説明がほしいところです。「そのため」以降の文が長過ぎて、何を言っているのかわかりにくいです。

2点差し上げます。

1171

第12章 アセスメントと支援の課題
課題3 論理療法は何か問題が発生して悩みや心の病が起こっているときに、その出来事に対して認知のゆがみが発生している、つまり「その出来事が嫌なことだと捉えてしまう」と考える。そしてその起こってしまった歪みを修正することで治療をすることができるという考え方である。しかし、考え方を変えることは容易ではない。そのためゆがんだ認知に結びついてしまっていることで発生する行動を修正することで、もう一度同じ問題が発生しても自分をコントロールすることができるようになるように治療する行動療法と組み合わせることで変えることがむずかしい人の考え方を結びついた行動を変えることでよい方向へと持っていくのが認知行動療法である。

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 課題2: ここまでの投稿にもありましたが、抽象的な表現だとわかっているのか、ちゃんと考えているのかが判断できません。言語化すると考えを深く知ることができるのですか。嘘をつくことだってあるし、自分のことをよくわかっている人ばかりではない。「正しい質問」ってなんですか。三つの研究方法についてよく考えてみてほしいと思います。

2点差し上げます。

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 課題2: 長所の裏側に短所があることが多いと思います。質問票を送る方法には、返信をいかにさせるかという工夫が必要です。授業に参加する学生が律儀に回答を送ってくる可能性はどのぐらいあるでしょうか。嘘をつかせない工夫を考えたのはよいと思います。しかしこのやり方がどの程度有効かというと、どうでしょうね。匿名回答にする方法は、特定個人の情報を得たいと思っている場合には使えないですね。特定個人の情報を得るという前提は課題文になかったので、まあこういう考え方をしてもいいでしょう。実際に情報収取をするのであれば、考えないといけないことがもっとありそうですね。

4点差し上げます。