札学心理学

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1054

 課題2: よくわかる事例の内容と説明でした。一点だけ。「不安というストレス」は「不安というストレス反応」ではないでしょうか。

6点差し上げます。

1053

 課題1: 文章の論理がよくわからないです。「しかし、パフォーマンスの観点に置いては両者に差がないことが分かってきている」と言った直後に、悲観主義のなかにもパフォーマンスを向上させる防衛的悲観主義という概念が存在することが述べられる。「差がない」と言われると、楽観主義も悲観主義も同じなんだという予想をもって次の文を期待する。しかし次に書かれているのは、特殊な悲観主義ならパフォーマンスは向上するのだということ。予期を外しているのですよ。「しかし、パフォーマンスの観点に置いては両者に差がないことが分かってきている」ではなくて、「悲観主義のなかにもパフォーマンスを向上させる特殊なものがあることがわかっている」とすればよかったと思う。推論が論理的になっているかに気をつけるべしです。情報としては重要だし、意義づけもよくわかる。惜しかったですね。
 課題2: 「親に送迎を頼む」のは問題解決型ではないかと思う。気分が晴れるという類のものではないですよね。このコーピングがいつでもとれないことが、あらたなストレッサーになっているのではないでしょうか。冬道が怖いのは誰ですか? あなたが慣れていないから、親に頼むのですよね? なぜ「「冬道が怖くて走れない」という新たなストレッサーが発生する」のですか? 親に運転させても怖いのであれば、「雪道を自動車で移動するのがストレッサー」というべきでは? あなたのこの言い方だと、混乱していまいます。結局「雪道運転に慣れる」という対処ですか。どうしてお父さんの同伴が出てくるのだろう。言及している状況がよく把握できない文章になっています。

7点差し上げます。

1052

11章 発達障害
課題2
私は小学校におけるADHDに関して、「復習謎解き脱出ゲーム」というものを考える。
具体例
算数の1週間の授業内容を振り返るために、週の最後の授業で、教室(もしくは特別教室)全体を使った脱出ゲームを作る。
脱出に必要なカギを手に入れるための謎解きの問題を、1週間の授業内容を絡めたものにする。
これをクラスの生徒全員で行い、教室にちりばめられた問題をすべて解いたときに現れる言葉を先生に伝えたらクリア。教科書を使ったり、相談や協力して解くのもありにする。

これにより、多動性・衝動性優勢型の生徒は、授業中にじっとしている必要はなくなり、結局すべての問題をやらなくてはいけないので優先順位を組み立てる必要もないために、障害とみなされることはない。
また、周囲に妨害等をしないが故に気づかれないこともある不注意優勢型の生徒に関しては、「脱出(クリア)できない」「問題を解く様子が見られない」など、進捗具合・過程を観察することにより、他の生徒がADHDの生徒を障害とみなすことなく、先生側が気づくことも可能である。(ADHDの生徒は疎外・いじめの対象になりやすく、そのようなことに発展する前に新たな対策ができるかもしれない)
さらに、他の生徒は楽しく勉強(復習)することができたり、みんなで協力をすることでクラスの絆や団結感が生まれることも期待でき、クラス全体に良い影響をもたらすことができる。

参考資料
阿部芳久「通常学級におけるADHD児が集中できる授業集中できない授業」ジアース教育新社

1051

 課題2: 直前の投稿と同様です。私的なノートをもって提出物としてはいけません。で、このコーピング、何型なの? 情報としても欠けている部分がある。

1点差し上げます。

1050

 課題2: こういう箇条書きの書き方は、自分のノートで書く分には構いませんが、レポート等の提出物で他人に読ませる場合は避けた方がいいです。箇条書きにして読みやすくする工夫はあり得ますが、それを解説する文章はちゃんと書かないといけない。「部活動の試合でミス」をしたことがストレッサーとなり、そのことを考えると恐怖や腹痛といった「ストレス反応」が生じた。こんなふうに。情動焦点型で対処しているというのはその通りでしょう。事例の書き方で損をしましたね。これから注意してください。他人に読ませるときにはどう書くべきかを。

3点差し上げます。

1049

 課題1: こういう書き方はあまりよくないよと、別の人の投稿で書いた記憶があります。最初に、これから書くことはどういう読まれ方をすべきかを述べた方がいいと言ったと思う。何の話が始まるのかわからないまま、話を聞かされて、最後にその意義を知らされる。最初に言ってくれれば、読みやすかったのにとならないでしょうか。
 コーピングについて書かれている記事は、学術的価値があやしいです。引用文献も何もない。こういうものを使用してはいけないことも、以前述べました。
 「教科書では、コーピングはどのような意味であるか記述されていたが、調べていく中でコーピングが現在社会ではどのように捉えられ、活用されているのかを知れ、コーピングについての理解を深めることができた」という文章の論理がよくわからないです。教科書にコーピングの意味が書かれていた。調べていくと、コーピングが社会でどう捉えられているか、活用されていることがわかった。それで「コーピングについての理解を深めることができた」と。この結び方がよくない。どういうふうに理解を深めたのかがわからないからです。「教科書ではわからないコーピングの活用のされ方などを学んだ」というのも、なぜ学ぶことに意味があるのかを書かないといけない。情報を増やすだけではいけないというのが、課題1で気をつけることです。
 たくさん知らないことを知れたという意味で、よかったことはよかったでしょう。しかし教科書との関連をとらえるという点では学べていない可能性があります。

2点差し上げます。

1048

 課題2: カーレースしているんですか。かっこいいですね。とてもお金がかかると思います。ストレッサーは「成績が振るわないこと」ではないでしょうか。それでこのストレッサーを抑制するために「練習」という問題焦点型コーピングをしようとするのだけれど、それをするには金銭的な基盤が必要になる。したがって、このコーピングは使用できない。「成績が振るわないこと」に加えて、望むコーピングができないことが新たなるストレッサーに加わるのではないかな。それに対して、「練習」を支える経済的基盤を可能にする社会人になるというコービングをする。こういう複雑な構造になっているのではないでしょうか。
 合理化ではないと思います。「好成績を狙うことはできない」ことを合理化するのであれば、「練習できないんだから仕方ない」ととらえているか、「練習すれば好成績を残せるんだ」と考えることになるのではと思います。
 いろいろ考えてくれました。すっきりとしていませんが、深く考えるとことはそう単純でないことがわかり、複雑な文章になりますね。

6点差し上げます。

1047

 課題2: 「社会的支援探索型コーピング」とはどこから得た用語ですか。教科書に書いてないことを書いてもいいのですが、その際は何を参考にしたかを書いてください。また教科書の概念で説明できるなら、それは必ずやってもらいたい。たとえば「口にすることによってストレスが軽減」される部分は、情動焦点型ですね。
 常体文と敬体文が混じっています。どちらかに統一しましょう。レポートの類では、前者で書くことが一般的です。

4点差し上げます。

1046

 課題1: 「ストレッサーを低減させるうえで楽観主義であることは有効である」と教科書に書いてあったのですが、具体的にどれくらいの差があるのかは書かれていませんでした。これに答えるべく情報を提供してくれたとのことですが、ここに挙げてある研究結果から「ストレッサーを低減させるうえで有効」であることを読み取るのは難しくありませんか。その意味で、この情報は最初にあなたが答えようとした問いに解答できていないと思います。問いかけと解答が適合しているかを見極めることが大切です。
 課題2: ありがちな事態ですね。これからも。適当に聞いておくというのがよいかもしれないです。ストレッサーにしないという問題解決。

7点差し上げます。

1045

 課題2: 「日本語の試験と授業」というストレッサーに「たくさん食べる」という方法で対処したのが情動焦点型ですね、たくさん食べて太ったことが新たなストレッサーとなり、これへの対処もまた食べることであったと。確かに悪循環です。
 大切なことは全て書かれていますが、書く順番を工夫するといいですね。「これは情動焦点型コーピングと思います」は、たくさん食べたことに言及した直後においた方がわかりやすくありませんか。それ以降の流れは適切に書かれています。
 日本語の細かいところを治しておきました。参考にしてください。

日本に来る前に、日本語の勉強を頑張っていました。しかし、大学に合格できるかどうか、日本語の試験と授業が大きなストレッサになりました。そのとき、毎日たくさん食べて、とても不健康なやり方をしていました。結果として、たったの三か月で体重が98キロになって、新しいストレッサになりました。
そして、ストレスが増えたのため、前よりもっと食べてしまい、悪循環になりました。ストレス反応として、不安、イラつき、無気力が出ていました。これは情動焦点型コーピングだと思います。好きな食べ物を食べて、身体の緊張を低減する。しかし、結果として、太ることが新しいストレッサになりました。
解決策として、私は新しい情動焦点型コーピングとして、jazzとlofiというジャンルの音楽を聴くことを好きな食べ物を食べることの代わりに使いました。その上に、同時にダイエットと勉強を問対焦点型コーピングとして行っていました.
結果として、ストレス反応ができるぎり低減して、大学に合格し、体重も普通に戻りました。個人の経験から学んだことですか、情動焦点コーピングと問題焦点型コーピング同時に使うことが最もストレスを解決できます。

6点差し上げます。

1044

 課題2: どれがどういうコーピングなのでしょうか。

2点差し上げます。

1043

 課題2: 練習中に友人に聞いて振りを教えてもらうのは問題解決型かと思いましたが、あなたにとっては情動焦点型だったのですね。そういうこともあると思いますが、ストレッサーである「振りを覚えるのが遅い」ことはなくならなかったのですね。「友人の振りを覚える時間を奪ってしまう」というのは新たなストレッサーかと思います。このストレッサーを排除するために新たな問題焦点型コーピングを適用したのではないかと思います。

4点差し上げます。

1042

 課題2: 整理されて簡潔に書かれていていいと思います。スーツが着れるといいですね。

5点差し上げます。

1041

Q21047
 課題2: 「相談する」という行為は、その内容によって情動焦点型にも問題焦点型にもなると思います。どういう内容だったのでしょうか。話を聞いてもらう程度だと、情動焦点型に思われます。他のところは大体いいと思います。実体験に基づいて丁寧に述べてくれました。その後、何もないようで何よりです。

6点差し上げます。

143

 足利事件以降の話は、すべて「らしさ」を見つける分析になります。この方法を理解してくれると嬉しいです。この授業で扱っているのは、体験を持っている場合の「らしさ」ですが、それ以外の場合でも「らしさ」は特定できるかもしれないですね。「パーソナリティ」なんていうのも「らしさ」の一つとして考えられるかもしれないです。あと、悩みを生み出してしまうクライエントの認知の「らしさ」とか。

2点差し上げます。

142

 マニュアル化した面接とはどういうものか、そしてどういう点で「らしさ」を見つける難しさがあると考えますか。ここを聞かせてほしいです。なお、司法面接のような自由な語りを最初に持ってくるやり方は、足利の須賀さんのような「らしさ」であれば発見が容易です。しかし「らしさ」はどの水準で現れるかはわからないので、司法面接だとかえってみつからない「らしさ」もあるかもしれないですね。甲山の正岡くんは、誘導的発問に弱いという「らしさ」を持っていましたが、司法面接ではこれは捉えにくいです。誘導しないから。ただし、司法面接を正岡くんにしていれば、検察側が支持したような目撃証言は出てこなかったでしょう。「らしさ」の発見はできませんが、体験のない正岡くんが体験のない人と同定されるのですから、それはそれでいいと思います。「らしさ」の水準や形態はまだ予期しにくいから、いろいろ試すしかないかもしれない。「らしさ」を見つける方法を探っている心理学者は知る限り3人しかいないです。私を含めてです。全員、この授業で扱っている刑事事件を一緒に担当した人たちです。これは最終回の授業でお話ししますが、「らしさ」は結局環境と触れ合った痕跡が語りに現れるかどうかを探れば見つかりそうです。

4点差し上げます。

141

 「その人らしさ」は知的障害であるとかないとかを問題にしません。原因探しをするのではなく、今どうあるかを明らかにするのが「その人らしさ」です。生育環境もまた原因ですので関係ありません。原因探しをしないという発想の転換は難しいですが(どうしてもしてしまいますよね)、それこそが足利と甲山で我々が強調した(すでに浜田先生が強調していましたが)点です。ここは理解してくれたでしょうか。

3点差し上げます。

140

 心理臨床では一般的な物言いもありますが、あくまで個人を理解するための道具として位置付けているようです。公認心理師のテキストとかにはそう書いてあります。しかし、一般と個別がどういう関係にあるのか、両者をどうつなぐかについて明確なことは言われていない気がします。そういうことを習ったことありますか?
 無意識ではなく意識的にやっていると思います。一方で反復質問の機能を知らない。彼らは「記憶喚起」だと思っているようです。自分達の仮説が支持される供述が得られるまで、質問をやめません。
 知能を理由にしても確率的言明にしかならないのは、足利、甲山の鑑定で強調されたことです。「どうしてそう言うことをする人なのか」を探っても確率的言明にしかなりません。むしろ尋問コミュニケーションのなかで、この人は「どのようにしてしまった人なのか」を特定し、そういうことをすることは体験を語ることが期待されている者としてどう評価されるべきかを問うべきです。あなたの関心が知能に行ってしまっているといるのは、足利と甲山で得られた教訓からまた一歩後退してしまっている気がします。

 時系列順に並べたときに見えてくる供述変遷が、供述者に帰すべきものなのか、取調官に帰するべきなのかを判定する浜田先生の供述分析は、可視化の時代にはそぐわないかもしれません。我々と仕事をしたある弁護士(足利事件の控訴審と再審の弁護団長)は、可視化の時代には解釈をともなう浜田流供出分析よりもスキーマアプローチ(第14回の授業で詳しくやります。我々が開発した方法です)のほうが適しているとコメントしていました。これは録音録画、あるいは逐語などのコミュニケーションの姿が明らかな時に向いている方法です。

5点差し上げます。

139

次回「尼崎スナック狙撃事件」の動画と課題をmoodleに上げました。始めて結構です。課題締め切りは12月14日(水)午前9時です。
「足利事件」の採点対象となる投稿は締め切りました。お疲れ様でした。

1040

次回「発達障害」の動画と課題をmoodleに上げました。始めて結構です。課題締め切りは12月14日(水)午前9時です。
「ストレスと心の病気」の採点対象となる投稿は締め切りました。お疲れ様でした。

138

「感想」
前回の足利事件の時もそうでしたが、やはり証言する側に真実を話せるかどうかの要素が微妙な人の証拠能力を確かめるのは難しいなと思いました。そのため、今回の正岡君らしさを見つけるという話がとても印象深かったです。

1039

 第10章 「ストレスと心の病気」 課題2
私は、梅雨の時期や気圧が低い日など天気が崩れた日には、ひどい頭痛を起こすことがある。朝起きた時から頭痛により「イライラ」や「吐き気」の症状があらわれ、登校するやる気や食欲がなくなるためによく悩まされている。
 この事例の場合では「ひどい頭痛」というストレッサーにより、「イライラする」という心理面でのストレスや「吐き気」という身体的ストレス反応が起こった考えられる。
 この問題に対してのコーピングとして私は普段は、「頭痛薬を飲むこと」で頭痛を和らげるという物理的焦点型コーピングや薬を飲んだので安心するという情動焦点型コーピングを行っている。
 低気圧不調のメカニズムは、体内の水分バランスが乱れたことで血管が拡張して頭痛を引き起こす。そのため、血流を促して体温を高めにキープすることも物理的焦点コーピングとしてあると思う。

1038

第10章 ストレスと心の病気

課題2
私は中学生で運動系の部活に所属していた。人数が少ないものの、実力としては同学年で試合をした際には負けることがなかった。しかし、ある日試合で負けてしまいその直後に自分のストレッサーになるマイナスと捉えられる言葉をかけられ、今でも忘れないほどには「いらつき」としてのストレス反応が起きた。また、そんなことを言う人に試合で負けたという現実もストレッサーとなった。それに対する当時の対応は、「相手の運が良かった」「自分のミスから点が相手に入ることが多かった」と考え合理化を図る情動焦点化型コーピングでストレス反応を軽減していた。ただ、情動焦点化型コーピングだけでは「いらつき」を多少抑えることしかできないため、試合に勝ち続けることを目的とした問題焦点化型コーピングを考える。
まずは、一人のときは動画やテレビでどういう人が上手なのか、どういうことを考えてどういう練習を行っているのかを調べ知見を広めることで練習の幅も人より広がり実力に差を出せると思う。また、自分よりも実力のある人が当たり前にいるクラブなどの団体に所属してサポートしてもらう人数を増やすことができるとさらに実力の向上につながると思う。

1037

第10章 ストレスと心の病気
課題2
私は大学受験の時、勉強をしなければいけないということにとてつもないストレスを感じ、泣いたり、人に当たったり、ひどい言葉で自分を傷つけていたりした。このようなときはとても勉強ができるような状況ではないため、塗り絵をしていた。塗り絵は自分を無にして何も考えずにできるし、完成系が綺麗なため自分を落ち着かせることができた。これは情動焦点型コーピングをしているといえる。しかし、受験は近づいているため勉強をしなければ大学に落ちてしまう。この状況によりさらに、不安というストレスが出てきてしまう。これを解決するために私は、先で述べたストレスを解消した後は友達と勉強するようにしていた。1人で勉強しているとわからない問題が出てきた時に自分はなぜこんなにできないのだろう、勉強していても意味がないのではないかと考え込んでしまう。しかし、友達と勉強していれば、苦しい時も声を掛け合い励ましてもらうことができるし、わからない問題も一緒に考えることができるため一石二鳥である。そして勉強するという問題を解決することもできている。これは問題焦点型コーピングをしているといえる。

137

「疑問」
 以前面接をマニュアル化するといいのではと考えていたが、マニュアル化した面接の中では「らしさ」を見つけることは難しいと感じた。「らしさ」を見つけるためのマニュアル化も難しいと感じた。
 先生方は試行錯誤されながら「らしさ」を見つけていきましたが、今はいろいろな心理学者が「らしさ」を見つけるための調べ方のパターンをどんどん増やしている途中だと考える。そのなかで新しい事件があった際はまず、今までの事件のパターンに当てはめて当てはまらなければ新しい「らしさ」を調べていくというやり方が基本的なものなのだろうか。

1036

10章 ストレスと心の病気
課題1 楽観主義について
楽観主義であると、ストレッサーの軽減に繋がる。考え方さえ変えれば、物事をストレッサーと見なさなくて済むかもしれない。このように聞くと、楽観主義はより良くて悲観主義は良くないかのように聞こえる。しかし、パフォーマンスの観点に置いては両者に差がないことが分かってきている。
楽観主義、特に方略的楽観主義と呼ばれる概念は、ポジティブな経験を認知しているので、将来のパフォーマンスに対する見込みが高いと言われている。対して悲観主義の中には、ポジティブな経験を認知しているのにも関わらず、物事を悪い方向に考えることでパフォーマンスを向上させる防衛的悲観主義という概念が存在する。
井奈・井上(2020)は、防衛的悲観主義者が高いパフォーマンスを示す理由として、①想定できる最悪の状況を予測し、それを最大限回避する努力をしている②最悪の結果を予想することで不安を軽減しているからと述べた。
楽観主義的な考えがストレッサーを軽減させるのに有効なのは確かである。しかし、楽観主義が良い/悲観主義はだめという二極的な考えにならないようにするための補足は必要だと考えたので、情報を共有する。

https://cir.nii.ac.jp/crid/1390850247497915904

課題2
私はバイト先に行くまでに家から電車で片道2時間かかる。車で行くと30分ほどなのだが、冬道に慣れていないため毎週2時間かけてバイトに向かう。家から近い他のバイトを探せばいいのだが、今のところより時給がいいところがないため、バイト先まで行くのが辛いが変えられないということがストレッサーになっている。親に送迎を頼む時もあるが、それができない日もあるので一時的なものであり、これは情動焦点型コーピングである。現段階では車を使うことが問題焦点型コーピングなのだが、これを行うと先程書いた「冬道が怖くて走れない」という新たなストレッサーが発生する。これを根本的に解決する方法としては、父親を助手席に同伴させて冬道を走るのに慣れるということを考えている。冬道に慣れて、怖くて走れないというストレッサーが解消されたら、バイト先まで2時間かけて行かなければならないというストレッサーも解消される。

136

「疑問」
 足利事件、甲山事件では外部基準のあてはめを放棄することでその人の「らしさ」特徴を見つけることが出来たが、個人的にはその特徴はその人の知的障害以外にその人の生育環境が関係あるのか疑問に感じた。(自分の意見がしっかりと言えないということは健常者であれば抑圧的な環境で育ってきたことが考えられるなど)上の方との疑問に類似してしまっているが、個人的に気になったことがそのような事件に影響を出してしまう位の「らしさ」は健常者にもでてしまうことがあるのだろうか。それか外部基準の中に知的障害があるから「らしさ」がでてくる理解の仕方であっているか。

1035

課題2
ストレッサー:家族との喧嘩
ストレス反応:イライラして口調が荒くなる。
コーピング:けんか相手から一度離れて、冷静になる。冷静になり切れない場合は、音楽を大音量で流して、気持ちを落ち着かせる。

1034

課題2
ストレッサー:部活動の試合でミスをする。
ストレス反応:やめたくなり、そのことを考えるだけで怖くなり、部活に行きたくなくなり、腹痛になる。
コーピング:一旦、休む。まず、そのことについて考えないようにドライブや睡眠、カラオケなど活動に全く関係のないことをする。気持ちを整えてから部活動に向き合う。

これは、教科書162ページ6行目から説明されている「情動焦点型コーピング」に該当すると考える。「情動焦点型コーピング」とは、ストレス反応の中で生起している不快な情動や身体の緊張を低滅させるために、防衛機制を使う、体をリラックスさせるなどがあると説明されている。そのため、私が考えた例は該当すると考える。

1033

課題1
追加情報:コーピング
 コーピングは、ストレス・マネジメントのひとつとして知られ、心身の病の原因となるストレスに対処する方法として注目されている。ストレスに起因する病気は、うつ病などの精神疾患だけではなく、脳梗塞や心筋梗塞など、身体的な疾患もある。コーピングやストレス・マネジメントが注目される背景には、財政を圧迫する医療費の問題もあるが、過労自殺の問題や劣悪な労働環境の問題などもその根底にある。
 厚生労働省が平成29(2017)年に発表した労働安全衛生調査の報告書によれば、仕事に対して強いストレスを感じていると答えた人の割合は、約60%程度もおり、生活の多くの時間を割くことになる職場で、強いストレスを抱えて働いている状況は、決して健全ではない。強いストレスが仕事のパフォーマンスや意欲に影響を与え、仕事の能率が低下することも知られている。
 最近では、パワハラやセクハラの防止に役立つとして、コーピングを取り入れる企業が増えてきた。厚生労働省の「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」の報告書によれば、都道府県労働局の職場のいじめ・嫌がらせに関する相談件数は年々増加傾向にあり、2012年以降は「いじめ・嫌がらせ」がすべての相談のなかでトップとなっている。また、職場で嫌がらせや暴行を受けたことで発症した精神障害の労災認定件数も増加傾向にある。さらに近年では、学生や転職希望者の多くが口コミサイトなどを閲覧しており、社内の評判が直接会社自体の評判につながりやすくなっている。アンガーマネジメントやコーピングなどのストレス・マネジメントの手法を取り入れることは、先進的なイメージを世間にアピールする機会でもあり、社内の環境もよくできることから、これからますます需要が増加してくると考えられる。

また、コロナ禍で子どものストレスが高まっている。福岡市では、学校で「ストレスコーピング」という対処法を子どもたちに教え始めた。取り返しのつかない事態を防ごうと模索が続く。「自分がどんなストレス対処法をもっているか、調べてみよう」。福岡市立東光中学校3年2組で10月6日、担任の本村悠貴教諭(25)が生徒に語りかけ、「ストレスコーピングシート」を配った。「ストレスコーピングシート」には「つらい時どのように考えて行動しますか?」そんな問いに対し、「スポーツなどを楽しむ」「だれかにぐちをこぼして気持ちを晴らす」など24項目について、「全くない」から「よくする」までの5段階で自己評価する。別のシートで集計すると、どんな「対処力」が強いかが分かる。

調べる理由・深めたこと:教科書では、コーピングはどのような意味であるか記述されていたが、調べていく中でコーピングが現在社会ではどのように捉えられ、活用されているのかを知れ、コーピングについての理解を深めることができた。教科書ではわからないコーピングの活用のされ方などを学んだ。

URL:https://www.asahi.com/articles/ASNBZ6G7DNBRTIPE00S.html
    https://jinjibu.jp/keyword/detl/270/
    https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/h29-46-50b.html

135

「意見」
今回は“一般的に”という言葉に引っ張られ、正岡君の供述に“見たままのことを話している”という前提が入ってしまった。この前提について、今回は取り調べについてであるが、カウンセリング場面においても“一般的に”という言葉に引っ張られるのではなく、個人単位で何ができて何ができないのか、話し方や周りの人物とのかかわり方(これはカウンセリング場面でしかできないのだろうか)を分析し、丁寧に汲み取る必要があると感じた。
ひとつの発問に対して、“いいえ”という応答をした場合や沈黙した場合にはその反応を受け入れるのではなく、“はい”というまで聞き続けるのには、取り調べ官の「確実に目撃証言を取りたい」という無意識的な考えがあったのではないかと思った。そのため、自分たちの見立て通りの証言を得ることができるようになるまで、しつこく聞いてしまったのではないか。また、正岡君が何度か質問を繰り返されることで「いいえ」や沈黙といった応答から「はい」に変わるコミュニケーションをとった理由として、知能が関係しているのか、知的障害の有無はあまり関係がなく、ただコミュニケーションの特性(知的障害が無くてもこのような応答をする可能性がある)として発言を変えたのか気になったので、詳しく知りたい。

「質問」
現在もなお、調書を時系列順に並べて分析を行う手法が取られているのか、取り調べの可視化に伴い、取り調べ中の録画や録音を用いて分析が行われているのでしょうか?

1032

10章 課題2
自動車のタイムを競う競技に参加している際に、結果が振るわずに悔しさから苛立ちというストレス反応を起こすことがある。
そこでこのストレス反応を引き起こすストレッサーはなぜ生じるのかを掘り下げてみたところ、圧倒的な場数の少なさや練習量の差を感じた。しかし、私のアルバイト代では年間を通して大会に参戦することがやっとであり、練習会に参加することさえ現実的な答えではなく、現在時点でのストレッサーは自身の金銭不足だと考えた。
そのため、私は社会人になってから全力で競技に打ち込むために今は我慢の時だと思うようにしてアルバイトと学業に勤しみ
より良い就職先に就職することを目指している。私はこの事象を問題焦点化型コーピングだと考える。

質問 上記の課題2は私の中では問題を解決する為の活動であるため問題焦点化型コーピングだと考えている。しかし、この事象は現在時点で競技に参加し好成績を狙うことはできないと考えているため情動焦点化型コーピングの防衛機制(合理化)にあたる行動なのでしょうか。意見や解説よろしくお願い致します。

1031

課題2
部活動をしていた時に、人間関係や顧問への不満があり部活動に集中できなかったり、プレーに影響が出てしまうことがあった。私はキャプテンだったため、問題事があると1番に周りをまとめなければならなかった。そのような時に顧問への不満などがあるとただでさえストレスなのに余計なストレスまで溜まってしまう。そのような時にしていた時ことは主に2つある。
1つ目は問題となる話を別の先生に聞いてもらうことです。私はとても話しやすく信頼できる先生にこのような話を聞いてもらい解決策を考えてもらっていました。これにより思っていることを別の誰かに口にすることによってストレスが軽減され、解決策を出すことにより問題が少し軽くなったような気持ちにもなりました。これはストレスコーピングの中でも「社会的支援探索型コーピング」に当たると思われる。
2つ目は文章化することです。嫌なことやささいなストレスなどがあると私はTwitterのいわゆる裏垢というもので文章化し投稿します。自身のフリーな空間で思ったことを汚い言葉でも人に聞かれたくない言葉でもなりふり構わず文章化することによりストレスが軽減されます。これはストレスコーピングの中でも「ストレス解消型コーピング」に当たると思われる。

1030

第10章 ストレスと心の病気
課題1 楽観主義について。
 教科書では、ストレッサーを低減させるうえで楽観主義であることは有効であると書かれているが、具体的にどれくらいの差があるのかがかかれていなかった。
 以下の論文からは、具体的な楽観主義である人と、悲観的である人との、テストや、試合などのストレスがかかる状況での行動、または結果の違いがわかる。
 楽観主義(SO郡)は自身に対する高いコントロール感を持っているため、試験の前に努力を行い、結果もそれに伴っている場合が多かった。
それに対し、悲観主義(RP郡)はコントロール感が最も低く、試験の前の努力や準備を行っていない傾向があった。
 これらの情報から、楽観主義であることが行動にどのように影響を与えるのか、悲観主義であることと、楽観主義であることの差がどれほど行動に現れるのかが理解できる。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/personality/19/2/19_2_157/_pdf

 課題2
 高校生のときの部活動を例に挙げる。
大会が目前というときに、部員全員で毎日練習を真剣に取り組み、試合で勝てるように努力をしていたときに、いつも部活動を見にもこない顧問に「まったく努力していない。やる気があるのか」という言葉をいただいた。どのような練習を部員がしているのかも知らない顧問に言われたことから、これまでにないほどの苛立ちやを感じたこと、思ったことを言い返せないというもやもや感、言われた場面を頭の中で何度も繰り返し思い出したことなどから、胃痛、蕁麻疹が出るようになった。
 この事例によるストレッサーは、「努力を否定された」ということ。ストレス反応として、「胃痛、蕁麻疹」である。
 これらに対する情動焦点化型コーピングとして親や、友人に話して気持ちの整理や、苛立ちの発散をする。大会で結果を残せば何も言えないだろうと部員で考えて、さらに練習に励むということがあげられる。
自分より目上の人からのストレッサーだったため、発言の言及などの根本的解決を行うことは難しかった。

1029
F220381 2022/12/07 (水) 01:25:56

課題2
日本に来る前に、日本語の勉強が頑張っていました。しかし、大学に合格できるかどうか、日本語の試験と授業が大きいストレッサになりました。そのとき、毎日たくさん食べて、とても不健康なやり方でした。結果として、ただの三月間体重が98キロになって、新しいストレッサになりました。
そして、ストレスが増えたのため、前よりもっと食べて、こういう悪循環になりました。ストレス反応として、不安、イラつき、無気力出ていました。これは情動焦点型コーピングと思います。好きな食べ物を食べて、身体の緊張を低減する。しかし、結果として、太ることが新しいストレッサになりました。
解決策として、私は新しい情動焦点型コーピング、jazzとlofiというジャンルの音楽を聴くことを好きな食べ物を食べることの代わりに使いました。その上に、同時にダイエットと勉強を問対焦点型コーピング行っていました.
結果として、ストレス反応ができるぎり低減して、大学が合格し、体重も普通に戻りました。個人の経験から学んだことですか、情動焦点コーピングと問題焦点型コーピング同時に使うことが最もストレスを解決できます。

1028

第10章 ストレスと心の病気
課題2:
 小さい頃は血管が細いので注射をするたびに何度も繰り返してった、当時はとてもつらかった。その後はあまり注射を打っておらず、今年の3月から3回もワクチンを打ち始めた、初めて病院に行ってコロナーのワクチンを打つとき、注射をする前は温度も暑くなく、体はすべて正常だったのに、注射をするときはドキドキして汗をかくことができた。しかし、この体験は、記憶の中のものとは全く異なり、一度の成功で痛みはなかった。そして、半月ぶりの2回目の注射の時は、緊張しますが1回目の反応は全く強くなかった。最近打った3回目のワクチンは、ほとんど反応がなかった。
 私を例にとると、ストレス反応の発生は、その行動による悪い結果だと思う。つらい思い出を思い出せば思い出すほど注射が怖くなり、最後には針を思うと恐怖にさえなる。でももう一度経験して、それまでのつらさが消えていることに気づいたら、ストレスが弱まって(完全に消えるには、何度も繰り返す必要があると思います)。

1027

第10章 ストレスと心の病気

課題2
私は昔にダンスを習っていて、人よりも振りを覚えるのが遅かった。その時に早く覚えなければみんなに置いていかれてしまうという焦りと不安を感じていた。焦っている状態で振りを覚えようとしても丁寧に覚えることはできないので、わからない振りがあったら練習中に友人に聞きながら振りを覚えていた。
この事例から、ストレッサーは振りを覚えるのが遅い、ストレス反応は焦りや不安、コーピングは練習中に友人に聞いて振りを教えてもらい、焦りと不安をなくす情動焦点化型コーピングである。
しかし、練習中に友人に振りを教えてもらうというのは友人の振りを覚える時間を奪ってしまい、不安と焦りをなくすために振りを覚えても丁寧に覚えることはできない。なので私は休憩時間に友人に聞いて丁寧に振りを覚えるようにした。そうすることで練習中に教えてもらうよりも友人にとっては迷惑ではないし、丁寧に振りを覚えることができる。これは問題焦点化型コーピングに当たる。

1026

第10章 ストレスと心の病気
課題2
私は最近太ってしまうという悩みがあり、成人式が近づくうえでスーツ着れるかなという不安を感じることがある。なので、私は間食をなくすなどできるだけ食事の量を減らしたりした。
この事例ではストレッサーが最近太ったということで、ストレス反応はスーツ着れるかなという不安で、コーピングである間食をなくし、食事の量を減らすというのは、問題焦点化型コーピングだといえる。
しかしこれではおなかがすくという新たなストレッサーが生まれるので、自分に合っているコーピングは食事の量はいつもと変わらずで、ランニングなど適度な運動を行い脂肪を燃焼させる(問題焦点化型コーピング)がいいかなと思った。自分は運動することは好きなので。

1025

私が過去に経験した人間関係のストレスについて挙げる。
過去に付き合っていた人がいたのだが、前日まで普通に会話していたのにもかかわらず、突然振られてしまった。あまりにも突然の事過ぎてかなりショックであった。理由もわからず別れたため、しばらくの間気持ちは沈み、食欲が全くなかった。この出来事は突然振られたという人間関係のトラブルのストレッサーがあり、そこから気持ちか沈む、食欲の低下というストレス反応が起きたと思われる。
私はこの出来事が起きた際にまず誰にも相談せずに、自分の心の中で「こんなことも生きていればあるからしょうがない」と言い聞かせるようにしていた。これは、情動焦点型コーピングと言える。だが、こんなことをしてもストレスが無くなるどころか根本的に解決することができないため、余計に自分を苦しめているだけであった。このことに気付いた私は次に家族や理解のある友達に相談をし、かつ一人の時間を作らないために、ショッピングをしたり運動したりするようにしていた。誰かに相談をするという行為は、問題焦点型コーピングであり、ショッピングや運動をすることは私にとってストレス解消型コーピングであった。この二つを掛け合わせて過ごせたからこそ私はストレスを解消できたのだと思う。誰かに相談(問題焦点コーピング)するだけでは一時的に楽にはなるかもしれないが、自分にとって楽しみなことがないとどうしてもそのこともストレスと感じてしまう。また、ただショッピングや運動などの自分にとっての気晴らし(ストレス解消コーピング)をしても根本的に人間関係のストレスについては解決できていないので意味がない。よって、問題焦点コーピングとストレス解消コーピングを同時に行うことで気持ちが沈むことや食欲低下といったストレス反応は解消され、ストレスを感じない生活を送れるようになった。

1024

 論理的に事態を整理してみましょう。
  教科書には、陽性症状と陰性症状が紹介されている。しかし、陽性症状と陰性症状の併発には言及されていない。
    → 「ない」のかもしれないが「ある」の可能性は否定されるのかを考えてみましょう。二つの症状が交互に
     生起するという事態は想定されませんか(あなたの解釈は間違っているかもしれません。合っているかも
     しれませんが、いずれにせよ情報が不足しています)。
  調べて見たところ陰性症状のみで統合失調症であると判断することはできないと書かれていた。
    → これは併存するかどうかに無関連な情報です。調べた成果ではありますが、無関連情報なのでこれを出す
     意味はありません(努力したことはわかりますが)。
  陽性症状と陰性症状は併発しないということなのか、症状の重さにより陽性症状と陰性症状が変わるのか、分からないという状態にある。
    → 無理ありません。関連情報がいまだゼロですので。

 「正しい解釈」をすれば以上の通り、「関連情報でないものを解釈しても問いの解決にはならない」です。関連情報を集めましょう。

 あなたを含めて、皆さんに情報収集を呼びかけます。>> 1022 と記したのち、関連情報を述べてください。