なんか埋もれてるから好きに超長文で語る
- フレ!フレ!ベストフレンズ!
出だしのフレーズが印象的な一曲
とても前向きな歌詞で、「ぼくのフレンド」の対になる曲かなという印象を受けた
他の曲にはあまりない「継続」や「将来」のような前向きな、要は「止まるんじゃねぇぞ...💃」というメッセージを強く感じる
Bメロの小刻みからのサビの流れるようなメロディーに未来に押し出されるような感覚を感じる
一部では「ぱびりおん関係ない」「二期OPの転用だ」などと(おそらく)批判があるが、そうとは到底思えない
というのも、この曲でまた印象的なのは「君」という単語だ。19回も出てくる上、繰り返し出てきたりするのでかなり印象に残る
「ようこそジャパリパークへ」では「のけものはいない」「十人十色」というパークの精神が現れていて、特定の存在に依らず抽象的に全体を表しているが、こちらでは「君とジャパリパーク」とあるように「君」=一人に対する具体的な関係にアプローチしている
ぱびりおんはゲームであり、そこにはプレーヤーが必ずいる。そのため自分から作中の世界に近づいていくことができる
旧アプリのように大仰なストーリーに介入していくわけではないが、自分で好きにあそびどうぐを置いててやってきたフレンズをここすきするというというのは十分個性が出る。スクショグランプリを見てると十人十色だとよく分かる
アニメは全員まとめてジャパリパークに連れて行くが、ゲームは一人ひとりがパークへ入っていく
この曲の歌詞はまさにそれを表しているのではないだろうか
おーいしおにいさんもこの曲もようこそ(ryを意識したというが、これはアニメ版「フレ!フレ!ベストフレンズ!」が「ようこそジャパリパークへ」であり、ゲーム版「ようこそジャパリパークへ」が「フレ!フレ!ベストフレンズ!」という事ではないか
なおかつ、アニメで終了予定だったけものフレンズが存続することになり、それでまず最初に出たゲームである。ファンの殆どがアニメから入っただろうから、自分含めてその喜びは大きかったに違いない。そこで「何回だって何回だって 旅に出ようよ」である。
サビの前に「出発進行」というフレーズがある。慣用句だが、これは鉄道用語であり、一つの単語ではない
「出発」とは「出発信号機」の略であり、駅から発車してよいかを表す信号機である。発車時刻になり、ポイントが正しく切り替わると青になる
「進行」とは、そのものズバリ青信号のことである
アニメの終了と共にけものフレンズは「終着駅」に到着したが、ひょっこり出発信号機が赤から青になった。終着駅ではなくなり、これからも旅は続いていくことになったのだ
そう考えると、言い得て妙である。鉄オタとしてはいっつも「意味分かってるのか?」と眉間に皺を寄せたくなるが、今回ばかりは気にならない(というか実は気に入ったのはナイショ)
例えが専門的すぎたが、この曲に現れた「継続」という前向きさは適当に考えられたものとはとても思えない
要するにこの曲すき