マンガの神様:手塚治虫先生は
生態系・環境保護も訴える一方でこんな作品も残している
BJがある入江で傷ついたシャチを見つけ、治療してやる
シャチはお礼(治療代?)として真珠をくれる
しばらくすると仲間と喧嘩してしたのか、
傷だらけになったシャチが入江にいてまた治療(今度はあらかじめ真珠を用意して)
一匹狼同士、仲良くなり一緒に泳いだりして親睦を深める
ある時BJは「漁場を荒らすシャチがいる」と話し合っている漁師たちの話を聞く
入江にはまた傷ついたシャチがいた(銃や銛で突かれた傷)
BJは「もう治せない、遠くに行け」というがシャチは言うことを聞かない
(追加の真珠を持ってくるが、BJは「謝礼の問題じゃない」と突っぱねる)
しばらくして、漁師たちが「シャチの本格駆除に乗り出す」話を聞くBJ
(被害には死人が出ていた)
その後、あの入江に行くとシャチは死んでいた
たくさんのキラキラ光る真珠に囲まれて・・・
何十年も前の作品なのに、今でも考えさせられるテーマなんですよねぇ
通報 ...
シャチとしては手当てをしてくれたBJ先生の恩義に報いたかったのでしょうが・・・
シャチは野生種として生きようとし、
ヒトは自分の生活を守る
BJは(医者or人間の立場、そして友情)その狭間で悩む・・・
これを読み切りでやっちゃうんだよなぁ