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けもがたり '21 【6月号】 / 897

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突撃怒りのチンパンジー 2021/06/27 (日) 22:55:46

カマツカという承和は別名「ウシコロシ(牛殺し)」というかなり物騒な名がついていますが、これはカマツカが頑丈で牛の鼻輪の材料に使われていた為、「牛の動きを殺す」という意味からつけられたのだそうです。
…もう少しやりようはあったような。

カマツカ (植物)
カマツカ(鎌柄、学名:Pourthiaea villosa)とは、バラ科カマツカ属の木本。材を鎌の柄に用いたことによりこの名があるという。別名にウシゴロシ、ウシコロシ(牛殺し)とも。 本州の平地~低山地、四国、九州の低山地から山地に普通に自生するが群生せず数は多くない。 水はけがよく明るい環境を好み、原生林内よりも林縁、稜線、若い二次林、雑木林などに多い。 海外では中国、朝鮮半島、インドシナ半島の高地、ブータンなどに広く分布する。 樹高5~7m、稀に10mに達し、幹の直径20cm以上に及ぶものもあるが通常は樹高2~4m、直径3~10cm程度の低木である。 根際からから多数の幹が立ち上がる株立ちになることが多いが、幹が1本だけの単木になることもある。 長く伸びて樹木を成長させる長枝と、長枝から出る非常に短い短枝があり、花は短枝だけに着く。 葉は倒卵形で長さ3~9cm、通常5cm前後、縁に鋸歯があり先端は少し突出する。長枝では互生、短枝では束になって(輪生)着く。 葉裏に毛がない個体群(カマツカ)、葉裏に短い綿毛が密生する個体群(ワタゲカマツカ)、中間の特徴を持つ個体群(ケカマツカ)が知られ、変異は連続的である。 ワタゲカマツカはカマツカより寒地に自生することが多いという。 若葉は山菜として食用にされることがあり、秋には赤く紅葉するが、あまり色付かないうちに落葉する木も多い。 花は春から初夏に開花し白色で花弁は5枚、リンゴの花を小さくしたような形で短枝の先に20輪ほど着く。 ハナカミキリなどの昆虫がよく訪花し、昆虫観察のポイントとして知られる。 果実は梨状果で長さ7~10mmほどの倒卵形、明瞭な果柄があり秋から晩秋に赤色に熟す。 果実は少し甘酸っぱく食用になるが通常あまり美味しいものではない。 樹皮は灰色~灰褐色で平滑、成木では縦に皺がよる。 成長は遅く直径15cm程度になるまでに50年以上を要し、年輪幅は極めて狭い。 主幹は短い間隔で曲がり、捻れていることが多いが、株の脇から出るひこばえは比較的まっすぐに伸びる。 材は散孔材で辺材の色は淡黄褐色、心材の色は淡黄褐色、淡紅色、暗赤褐色と変化に富む。 辺材と心材の境は不明瞭なことが多い。 気乾比重0.83~1.0と非常に重硬、緻密で肌目は精。 強靭で弾力に富み、折れにくいので玄翁、鑿、鎌、鉈、斧など工具や農具の柄に利用されるが …
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