yuta(辰年ver)
kemofure_suki
2021/12/01 (水) 23:55:38
「・・・ハイ、そこまでよ」
オンモラキが突然手をパン!👏と叩いて一触即発の二人を止めた
「!?ここまでだと?何を言っているッ!」
「フフフ・・・足元を見てごらんなさいな」
オンモラキはちょんちょんと足元を指さす
「むっ・・・!」
足元を見ると、スタープラチナは牢屋の外に少し出てしまっていた
「・・・牢屋からは辛うじて引きずり出せた、というわけね」
「・・・フン、してやられたという訳か」
「・・・ふう。そうでもありません、たまたまが重なっただけですよ」
「認めるわ。あなた、確かにとんでもないパワーを秘めているわね」
「是非、あなたの力の貸して欲しい・・・少しだけで構いません、我々の仲間を助けたいのです」
「・・・・」
「まあ、たまには外に出て羽根を伸ばすってのもいいものよ」
スタープラチナは地面にドスンと座り込んだ
「・・・ふん。やれやれだぜ・・・」
「ホッ・・・」
「・・・それで、俺に何をしろというのだ」
「セルリアン・・・我々の敵です。仲間達の元に大敵が迫っています。」
「これで戦力は揃ったわね。さあ、私たちもみんなと合流しましょう!」
「フフフ・・・お疲れさま。おかげで面白いものがみられたわ」
ハシグロアビはハヌマンラングールを、オンモラキはスタープラチナを抱えて空を飛び
一行は決戦の地へと向かうのだった・・・
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