施設の中に入って見ると、入り口付近ははほぼ骨組みだけのような状態だが
奥へ奥へと進むと ところどころに部屋や物が残っているのがわかる
「いやにカビくさい場所ね。」
「瓦礫の山ばかり・・・みなさん足元にお気をつけて。」
崩れかけの階段を下へ下へと降り、地下へと降りていく・・・
薄暗くてよく見えないほど地下へ降り、開いたままの重厚なドアを通ってさらに奥へ行くと
物々しい牢屋のようなケージがいくつも並んでいる異様なスペースに出た
「な、なんなのですかこれは・・・」
不気味な光景に少しうろたえる二人をよそにグイグイと進んでいくオンモラキは、ひとつのケージの前に立った
「ひさしぶりね、スタープラチナ」
「・・・・」
薄暗い中、一人ぽつんと謎のフレンズが腕を組んで座り込んでいた
ケージの中にはダンベル・ラジコン・エレキギター・・・雑然とよくわからない様々なものが転がっている
「・・・この方が、助っ人ですか?」
「・・・助っ人だと?」
言葉に反応してパっと目👀を開くと、そのフレンズは牢屋のドアの前に立ち尽くしこちらを睨みつけた
このフレンズがどういうフレンズなのか全く読めないが、とにかく話しかけてみることに・・・
「仲間に危険が迫っているの。あなた、一緒に来て力を貸して・・・」
「消えな」
「・・なッ・・・!😠」
想定外の切り返しに目をまるくするハシグロアビ
「およびじゃあないぜ・・・どこから来たのか知らんが、俺の力が必要だと?」
「フフ、面白いやつでしょう。」
「あ、あなたは一体・・・!!」
「俺に近づくな。わかったら、回れ右して帰れ」
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