小話:シュウダ編 その1 ~後編 あくまでも王~
前回のあらすじ
シュウダのプロモーションビデオを撮るキングコブラ。だらけるシュウダ。そこに手伝いを頼むニホンイタチ。
一向はセルリアン退治の為、林へむかった…
シュウダ
「いるねぇ…」
キングコブラ
「ああ、いるな。ここからでも見える」
着いた林には、すでにセルリアンが数体確認された
しかしその数は3体ほど、その上そこまで戦闘力も高くないアレキサンドリウムカテネラだった
ニホンイタチ
「情報どおり数は少ないね。さくっと終わらせてパラワンスカンクアナグマにお茶でももらいに行こっ」
ニホンイタチもそうだがキングコブラもやる気まんまんだ
というより、「やらせる気」だが
キングコブラ
「よしシュウダ、行くんだ。援護はしてやる」
シュウダ
「えぇ!?まさかの突撃指令ぃ!?」
当然反論される。そんなシュウダをキングコブラが持ち上げ…
キングコブラ
「よし…行けっ!」
シュウダ
「あひゃぁ~!」
セルリアンめがけて投げる!だが狙いは外れ近くの木に命中してしまった
だが次の瞬間…
ドササッ!
何かが木から落ちてきたのである。それはまさしくセルリアンだった
こちらもアレキサンドリウムカテネラではあるが、数は倍以上になってしまった
ニホンイタチ
「うえぇこんなに!?もし気付かずに戦ってたら残しちゃうところだったよぉ~シュウちゃんありがと♡」
相変わらずポジティブだ。だがシュウダが囲まれてしまっている
シュウダ
「まさかピンチってやつ!?あーんもう来るんじゃなかったー!!!」
泣き言を言うシュウダに無慈悲にもセルリアンはせまる
そこにキングコブラが叫ぶ
キングコブラ
「シュウダ!今行く!!」
シュウダ
「わーんもう助けてぇぇん!!」
そんなシュウダはセルリアンから逃げようと振り向いた瞬間…
べちんっ!
パッカーン
尻尾が偶然にも飛びかかったセルリアンに直撃し、あろうことか倒してしまった
一同(心なしかセルリアンも含め)は唖然としている
シュウダ
「…あれ?もしかして僕って結構戦える…?」
そう思いもう一度尻尾をセルリアンにぶつけてみる
パッカーン
シュウダ
「あっ…これはいけるぞぉ」
そう言い次々とセルリアンを尻尾で薙ぎ倒していくシュウダ
キングコブラとニホンイタチはもはや観戦モードだ
ニホンイタチ
「わーなんかポップコーンでも持って来ればよかったかな??」
キングコブラ
「さすがだ…やればできるじゃないか(感涙)」
そして日は暮れ…
セルリアン退治は無事に終了したようだ
シュウダ
「ほえー疲れたぁちょっと目も回っちゃったな」
キングコブラ
「今日は危険な目に合わせてすまなかった
だがおかげでいいビデオがとれたぞ。想像以上だ」
あまり謝れてないような謝罪を受け取ったシュウダは
シュウダ
「いいよいいよ。僕も少し、ほんのちょっとだけだけど自分に自信がついたからね
でも次からは自分でも戦うこと。いい?あと…」
僕の後ろには立たないでネ
END
初前後編SSだったですがいかがだったでしょうか?意外と長めになってしまった感があるんですけど
後編はできるだけキャラに喋らせる以外もやってみたつもりですがまだまだですね
あとガス要素も取り入れようとも思ったけどなんとなく没に
いえいえ、さくっと読めましたよ。
(書く時は時間が掛かるので長いように思えますが、読む側からすると短いもんです。 経験談)
ちょっと自信の付いたシュウダの明日はどっちだ!?
続編があればまた読ませてもらいます。
お疲れさまでしたー🍵
ご視聴ありがとございました
今度はこれくらいのをもう少し頻度多めで出していきたいものですがはたして…
シュウダちゃん案外やるじゃないの
性能は凡より少し上はありますんですよー