さんどら
ThunderDragon
2020/11/23 (月) 19:38:47
シマカラ小話:本
出来ました。ほぼ初めてなのでこの程度です
シマ
「…ん?どうした?」
シマスカンクがカラカルにたずねる
カラ
「あんた、まだ起きていたのね。何してるの?」
比較的早くに寝るはずのシマスカンクが起きていることに興味を示している
シマ
「ふっ、いいところに気付いたな。さすがカラカルだ
俺は今本を読んでいたところなんだ」
そう言って本をカラカルに見せる
カラ
「えっ何?何て書いてあるの?」
シマ
「実は…俺も読めないんだ。ははっ」
小さく笑うシマスカンクにカラカルは飽きれてみせた
シマ
「でもこいつを見てくれ」
そう言うとページの一枚をカラカルに見せる
そこには、様々な動物の絵が描かれていた
シマ
「こいつは辞典って言うらしいんだ。ものごとを調べる時に人が使ったらしいぜ
さらにこいつを見てくれよ」
と、シマスカンクが指さしたページには、茶色の美しい毛並みとふさふさとした耳をもつ猫が描かれていた
カラ
「これってもしかして…私?」
シマ
「そう、その通り!お前はフレンズになる前も綺麗だったんだな」
そう言われたカラカルは赤面した
カラ
「もーう!おだてても何もでないわよ!」
と、嬉しそうにシマスカンクのとなりに座った
カラ
「…ねぇ、聞こえる?」
シマ
「何がだい?ハニー」
耳をすましてみると、様々な音が聞こえた
風が木々を揺らす音、虫達の音色…
それらの優しい音達を聞いているうちにシマスカンクは眠ってしまった
カラ
「おやすみ、また明日ね」
そっと囁くと、彼女も眠りについた
月明かりに照らされて、彼女達は夢の世界へと旅立った
いい夢を見ますように…
END
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感想:ここにキマシタワーを建てよう
やだシマちゃんが男前だわ・・・☺
隊長
「僕も使わせてもらっていいですか?」_φ( ̄^ ̄)
シマちゃんのジゴロぶりは、夏目漱石の「月が綺麗ですね」に通じるものがありますね👍
>カラ
>「もーう!おだてても何もでないわよ!」
シマちゃんはカラカルのことをハニーと呼んでいるのか!