ザッザッザ....
カルナ「それにしても雪深いですね...」
シロキタオオカミ「まあでもそこはしょうがない所もあるね♪」
ブルーバック「雪を避けてもどんどん降ってくるしな...」
カルナ「本当にこっちなんですかね...」
ブルーバック「ああ...ずーっと北ってキタタイリクガラスが言ってたからね...」
ササッ!
カルナ「!?」
ブルーバック「んっ!?」
....
シロキタオオカミ「うわぁーーーー...」
ブルーバック「えぇ!?」
シロキタオオカミ「沼におぢたーーー」
カルナ「あぁあ...」
ブルーバック「近くの川で洗うかぁ...」
カルナ「ですね...」
....
ヒューーン
カルナ「誰だろう...」
ホッキョクミミズク「そこで何を...」
カルナ「ふえぇぇえ!?」
ホッキョクコノハズク「また沼に落ちたんですか...」
シロキタオオカミ「あっあはは...」
ホッキョクミミズク「ほんとにドジですね」
ホッキョクコノハズク「ですね」
ブルーバック「君たちは...」
ホッキョクコノハズク「何ですか?」
ブルーバック「...何故ここに...攻防で何かあったはずじゃ...」
ホッキョクミミズク「場所が変わったのです...」
ブルーバック「そうだったのか...」
ホッキョクミミズク「またハンターを増やすのは勘弁ですからね...」
ブルーバック「...分かった...」
ホッキョクコノハズク「とりあえずここからまっすぐ行ったら北極大図書館につきますよ」
ホッキョクミミズク「我々は北極大図書館のフクロウです」
ホッキョクコノハズク「です」
ホッキョクコノハズク「それでは...」
ホッキョクミミズク「せいぜい頑張ってください」
ザッサーー!!!...
???「痛ってー!?」
カルナ「だっ誰え!?」
ホッキョクオオタカ「あ..あぁぁ...」
カルナ「大丈夫ですか!?」
ホッキョクオオタカ「大丈夫です...」
ブルーバック「何で...」
シロキタオオカミ「おかしいなぁ~ホッキョクオオタカさん普通落ちないのに...」
ホッキョクオオタカ「何かが刺さったんです...」
ブルーバック「...抜くよ?」
ホッキョクオオタカ「うん....痛てっ!?」
ブルーバック「よし...結構深く刺さったな...」
ホッキョクオオタカ「はい...」
カルナ「ホッキョクオオタカさんですか?」
ホッキョクオオタカ「はい!ホッキョクオオタカって言います!」
カルナ「貴方は...何をしている方なのでしょうか...」
ホッキョクオオタカ「色々情報を集めて皆に知らせるんだ」
カルナ「...今日は...」
ホッキョクオオタカ「ああ...多分だがあの刺さったやつは新しいセルリアンが飛ばした奴だと思うんだ...」
シロキタオオカミ「針飛ばしセルリアン...」
ホッキョクオオタカ「まあ、そんな感じだ...それでは..」
カルナ「はい!」
シロキタオオカミ「気配...??誰だろう?」
ホッキョクシロジカ「...」
カルナ「うわぁーーー!?えっ!?」
ホッキョクシロジカ「....?」
ブルーバック「喋っていいんだよ?ホッキョクシロジカ...」
ホッキョクシロジカ「えっ?あっはい!貴方は北極大図書館に?」
カルナ「ええ」
ホッキョクシロジカ「何のために?」
カルナ「自分が何なのか...それとここの情報をある程度知るためです...」
ホッキョクシロジカ「へえ...まあ私はここでだらだらしてるだけだから...困った事があったら言ってね...」
カルナ「わかりました!」
ホッキョクシロジカ「お気を付けて!」
カルナ「ありがとうございます!」
シロキタオオカミ「あー...洗い終わった...」
ブルーバック「相変わらずびしょびしょだねー...」
シロキタオオカミ「エッヘン!」
ブルーバック「褒めてはないわよ...」
シロキタオオカミ「ガーン...」
カルナ「大丈夫ですか?びしょびしょですけど」
シロキタオオカミ「だいじょぶだいじょぶ!寒さには慣れてるから!」
カルナ「震えてない?」
ブルーバック「しょうがない...上着貸すよ」
シロキタオオカミ「ありがとう!」
ササッ!!
カルナ「えっ!??」
シロキタオオカミ「ふぁいっ!?」
ブルーバック「!??」