私の名前はカルナ...それだけ覚えてた...
カルナ「...」
カルナ「...ここは...何処なの...」
カルナ「怖いよ...」
~朝~
シロキタオオカミ「ねえブルーバックさん」
ブルーバック「なんだ?シロキタオオカミ」
シロキタオオカミ「においがするんだよね...その...なんていうか...」
シロキタオオカミ「セルリアンでもないし...フレンズでもない」
ブルーバック「いくら嗅覚が鋭くてもそんな事は...」
カルナ「あのー...」
シロキタオオカミ「うひゃーーーー!!?」
ブルーバック「うわーーー!?」
カルナ「うわあ!?」
...
シロキタオオカミ「なんだ...ビックリしたあ...」
ブルーバック「ああ、そそそそうだな」
カルナ「すいません、ここは何処なんでしょうか?...」
シロキタオオカミ「ここはじゃぱりぱーくのほっきょくちほーだよとおーーっても寒い所なんだ♪」
ブルーバック「??あの...」
カルナ「なんでしょうか...」
ブルーバック「名前は?なんていうんだい?」
カルナ「カルナです...」
シロキタオオカミ「私はシロキタオオカミだよー」
ブルーバック「私はホッキョクシロジカ...セルリアンを倒してる」
カルナ「セルリアン?...」
ブルーバック「詳しいことは分からないけど恐ろしいやつだ」
カルナ「はい...大体わかりました...ありがとうございます!」スタスタ...
ブルーバック「ちょっと待て!そっちは危ない!!」
カルナ「ふえ!?」
氷ダルマセルリアン「ウゴゴゴゴ...」
ブルーバック「あっ!!!」
カルナ「うわーーー!!」
????「....」
氷ダルマセルリアン「...!」パッカーーーン
ヒューーン...
カルナ「ふえ...今いったい何が...」
シロキタオオカミ「だ、大丈夫!?怪我はない!?」
カルナ「は...はいってあれ...今のシロキタオオカミさんじゃ...」
シロキタオオカミ「??そっちには行ってなかったけど...」
カルナ「あれ?...」
ブルーバック「あの感じは...ビーストか...」
シロキタオオカミとカルナ「ビーストって?」
ブルーバック「......っ」
カルナ「あっ...すっすいません...」
ブルーバック「あっそうだ!ついてきて!
カルナ「?」
カルナ「ここは...」
ブルーバック「まあ、ここはあくまでも"休憩所"なんだけどね~」
カルナ「そうですか...」
ブルーバック「ここでゆっくりしてたらさ来ると思うんだ..」
シロキタオオカミ「??本当に来るんですか?」
ブルーバック「多分...」
カルナ「皆さんは何をしている方なんですか?」
シロキタオオカミ「私たちはほっきょくちほーのハンターだね」
ブルーバック「ああ、セルリアンがあまりいないのはね...皆がハンターだからなんだよ。」
シロキタオオカミ「"あの時"からハンターは各ちほーに7人ずつになったんですよ...」
カルナ「"あの時"って...」
シロキタオオカミ「取り敢えず観光もなんだし!北極大図書館に行きましょうよ!」
カルナ「北極図書館...て何ですか?」
ブルーバック「北極図書館は世界中の本などを集めた場所...だったはず」
カルナ「そうですか...自分が何なのかも知りたいですし北極図書館に行きますか!」
シロキタオオカミ「オー!」
ブルーバック「オー!」
ヒューーン...
カルナ「わわっ!!」
キタタイリクガラス「ごめんね、驚かせちゃって私はキタタイリクガラス」
カルナ「私はカルナです...」
キタタイリクガラス「ところで君は何のフレンズかな?」
カルナ「えっええ...えーと...わからないです」
キタタイリクガラス「まあ、君の様子から察してはいたけど分からないよね...」
カルナ「はい...」
キタタイリクガラス「ここから更に北の方に行ったら北極大図書館があるんだ、きたしんりんちほーってところにあるんだけどね」
シロキタオオカミ「ほえー...」
カルナ「行ってみます!」
キタタイリクガラス「まあ今はやめておいた方がいいかな」
ブルーバック「何でだ?」
カルナ「何でですか?」
キタタイリクガラス「今はセルリアンとの攻防で皆ピリピリしてるからね...」
カルナ「そうですか...」
シロキタオオカミ「そうなのか~...」
ブルーバック「そうか...」
キタタイリクガラス「まっ時間がたてば行けるさ...」
キタタイリクガラス「そういえばだが...」
カルナ「はい...」
キタタイリクガラス「なぜこんな所で歩き回ってるんだ?...」
シロキタオオカミ「案内しようかなって♪」
キタタイリクガラス「随分と強引だね...でもカルナ自体はどうなんだ?...」
カルナ「パークの探索と取り敢えずですが...」
キタタイリクガラス「何だ?...これ...」
カルナ「これで何かが分かるかなって...」
キタタイリクガラス「まあ...持っていて損はないはずだ...」
シロキタオオカミ「有難う!キタタイリクガラス!」
キタタイリクガラス「気を付けていってきな...」
~その頃...近くの森では~
???「ビビ...ビ...」
???「ホッキョクチホー...ラッキービースト...キドウカイシ...起動完了...人体を検知しました」
ラッキービースト「案内を開始いたします」
ラッキービースト「距離が離れているため遅れる可能性があります」
ラッキービースト「MAP上の道に沿って目的地に行き案内します....」
1話目終了2020/6/4.20:15