賛否ありますが、正直けものフレンズ2の中で一番好きな話です
4話で
話の内容的に万人受けしないというのはありましたが、むしろ自分はけものフレンズに新しい風を吹かせてくれた良い回だったんじゃないかと思ってます
一見すると『単なる救われない話』、と感じる人もいるかもしれません
ですが、登場キャラの立場、動物の習性、など広いを見てみると、さまざまな感想が湧き上がると思います
↓これなんかを見ると非常にわかりやすいです
https://kemofure.info/archives/6241
「なぜボロボロになってまで戦うのか」
それはイエイヌが『ヒトと家を守る番犬』だから
イエイヌは誰かを守ろうとするとき、自らを顧みずに命を賭して戦います
「せっかくキュルルと出会えたのに、なぜイエイヌは自ら別れを告げたのか」
イエイヌはヒトの気持ちがわかるけもの、だからキュルルは旅を続けたいと思っていることに勘付いて
それに自分は『おうちを守る』という、いつか帰ってくると信じるヒトたちのための使命があります
だから後腐れが無いように、自分が喜んでやれる『命令』という形を自らが望んだのでしょう
「そういう描写があるなら、もっとわかりやすく描写しろよ!」と思う人もいるかもしれません
しかし僕が思うには、そんな表面上で感動させる話なんて陳腐なお涙頂戴になってしまうのではないか…と
けものフレンズは『子供にもわかりやすい作品』ではありますが、決して『薄っぺらな作品』ではありません
より深く、より広い目で見て初めて伝わる感動というのは、きっと他には無い唯一無二の“輝き”を持っていると思います
イマイチ腑に落ちなかった人、9話に魅力を感じたいと思っている人、ぜひもう一度見てみてください
その時は『こんな話だった』という固定観念や周りの声は捨て、キャラをいろんな角度から見てみてください
今まで見出せなかった、彼女たちの違う一面が見えてくるかもしれません
「私が監督ならこういう展開にする」「かばんちゃんならこういうことを言うだろう」
だなんてナンセンスな感想が出てくるようでは、そもそもアニメそのものを楽しむ才能ないですよ
要は工夫次第 見せ方次第なんですよ
話の大筋が同じものだったとしてもセリフやカメラワークで
視聴者が受ける印象は大きく変わりますからね
イエイヌがキュルルのために戦った後にキュルルの旅の目的を察して
別れを決意する この大筋そのものはそれほど悪くはありません
(一話から引っ張った伏線?が重要でなかったという別の問題もありますが)
誰もが作り手の深層心理を好意的にくみ取ってくれるとは限りません
仮にアニメけもフレ2が『初出の一期』(その場合2は表記されない)ならば
ここまで批判はされなかったでしょう
ただ前にも言いましたけど 僕は今回のアニメでファンをやめたりはしません
何度でも「次はもっと良いもの」を期待するだけです
4月以降もけものフレンズプロジェクトは続きますからね✨
たしかに見せ方の部分で引っかかるのはありますね。
2話だとレサパンちゃんに連れられて少し高い所に行った時に
そこから景色を見渡すシーン欲しかったなあとか。