アムールトラ、ヒトの想いを反映して行動してる説
1話
セルリアンに追われているキュルルは、スピードが制限されているモノレールに乗っているため『逃げなきゃ』という想いよりも『なんとかしてセルリアンの脅威を除かなきゃ』という意思が強かった
それに触発され、セルリアンを討伐した
5話
突発的に現れたビーストに、キュルルは思考停止してしまった
その結果、ビーストは仁王立ちするばかりで何もしなかった
このとき、ビーストはキュルルの意志が「からっぽ」なので、動こうとしない
しかしここでかばんという別のヒトが介入することで、ビーストの行動の反映元はからっぽキュルルからかばんに移る
かばんの意思は『逃げよう』なので、フレンズたちから逃げるように火を追いかけた
火を追いかけ、キュルルの意識が復活した後は反映する対象が2人(かばんとキュルル)になるが、2人とも逃げようとする意志があったため、ビーストも追ってこなかった
9話
ビーストが現れたとき、真っ先に『サーバルとカラカルを守らなきゃ』という意思が出てくる
そしてそれに反対するイエイヌを、ビーストは『敵だ』と反映した
イエイヌがビーストと対決しているときに「逃げよう」と提案しているが、それはあくまでイエイヌに対し言った言葉で、本当はサーバルとカラカルが心配だったのではないだろうか
イエイヌのピンチにサーバルとカラカルが駆け付けたことにより、ようやくキュルルは純粋に逃走の意思が浮かんだので、それに伴いビーストも撤退した
12話・ボートの上
キュルルの強い想いに触発されて、ビーストはキュルルの意思(フレンズを救う)従おうとした…が、かばんの意思(ビーストは危険だから逃げた方がいい)という意思がごっちゃになり、ビーストは動かなかった
しかしキュルルがかばんを説得したことにより、ビーストはキュルルの意思に従うことにした
12話・ホテル屋上
キュルルの意思でフレンズを助け、セルリアンを倒そうとするビースト
セルリアンは倒したものの、その後フレンズを襲っているように見える
しかし!!
実際のアムールトラの最高時速は約80Km、ゴリラの最高時速は約50km(パンダを抱えているからもっと遅いはず)
逃げる方向は違えど、ペンギンたちの歩行速度はたったの約2km(!)
つまりビーストはめちゃくちゃ遅いトラクターとほぼ同じスピードしか出していないので
フレンズを襲うつもりは無く、サーバルとカラカルに攻撃チャンスを与え、フレンズを逃がそうとしたのではないだろうか
事実、このときアムールトラはビーストの黒い瘴気が剥がれ、普通のフレンズの姿のようにも見える
今までビーストは、ヒトの負の感情(逃げなきゃ、戦わなきゃなど)で動かされていたが、『みんなのことが大好き』という正の感情に感化され、ビーストはフレンズへと変わろうとしていたのではないだろうか
最後アムールトラが逃げなかった理由は2つ(どっちが正しいのかはわからん…そもそもこれがあってるかもわからん…)
・自分がやってきたことの罪を償おうと、自ら散ることを選んだ説
・キュルルおよびかばんの意思で動いていたが、ビーストからフレンズになったことで、キュルルの意思が届かなくなって動くことができなかった(だから振り返ることすらしなかった)
ヒトが恐れたビーストは、力と恐怖という方法ではあるものの、ある意味ヒトに忠実だったのかもしれない
追記
ビースト型セルリアンがやけに弱かった理由
カラカルは「完全に形になる前だったから倒せた」というような旨を語っているが、果たして本当にそうだろうか
フレンズ型セルリアンは「ヒトの思い入れが強さに比例する」「描かれたフレンズの特徴を持っている」「そのセルリアンと同等程度の、もしくはそれ以上の力を持つフレンズでないと対処は難しい」
おそらくアムールトラのことを、キュルルはビーストではなくフレンズとして描いたのではないだろうか(黒い瘴気も描かれてなかったし)
だからビーストの特徴『ヒトの意思を反映した強さ』が無く、普通のフレンズ型セルリアンと同等程度になり、サーバルやカラカルでも勝利できたのではないだろうか
※あくまで個人の考察なので、違うと思っても怒らないでネ
ビースト考察すき❤
そういえば1話は瘴気がなくて敵か分かりませんでしたね
ダブルスフィアやイエイヌがビーストを敵視していたのもヒトがいなかったからか