…
酷い砂嵐の日。
吹き荒れる轟音に流される、鼻歌
砂の海をリズムと共に掘り起こし、なにかを探している。
砂漠の天使がそこにいる。
スナネコ「ふんふふふ ふふふん ふんふふふ〜ん…おっ。」
スナネコは一つの石を掘り出した。
スナネコ「おぉ〜、面白いかたちですね。」
その鋭い石に淡い黄の瞳を輝かせる。だが、その興味はすぐに薄れてしまう。
スナネコに無残に捨てられた石。
ただの石ころ、形以外に面白みは何もない。
そう、ただの石ころなのだ。
スナネコは手をぎゅっと握りしめ、歩き出す
そのとき、何かが爆ぜ、飛び散る音がした
その異変が、全てを変えた。
スナネコが振り向く。
砂嵐の中には…
さっきの石をびっしりと生やした口が見えた。
新連載
スナネコと暁の牙
第1話
『
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期待してるぜ👍
支援っ
挿絵を自分で描ける・・・
強そうだなぁ…
お互い頑張りましょう!
👍
👍
惹かれる導入だ…