ちなみにヤングの声は幼女みたいな声だった。
ヤング「ところでヒトはこの島ではまだ居るのか?」
アライグマ「ヒトはかばんさんしかもう居ないのだ。」
ヤング「かばん?」
フェネック「少し謎が多い子なんだけどね··。さばんなで記憶喪失?とか色々··。」
フェネックは路肩に寄せて止まった。
フェネック「は~、少し休憩~···」
アライグマ「ところでヤングはなんであそこに居たのだ?」
ヤング「えっとねー···まぁ話してやらん事もないから話すよ。」
今から数十年前 200X年前期 平成1X年 キョウシュウエリア
???「おい!起きろよーヤング!」
ヤング「んー··?なんだもう朝か。早いなー。」
俺には相棒が居た。奴の名前はタムラだった···はず。でも確かにそうだった気がする。タムラは男だった。笑ったり喧嘩したり色々あったがタムラは優しかった。(口はちょっとあれだったけど···
タムラ「聞いて驚くなよヤング、今日もスケジュールどっさりだw。」
ヤング「ええー!昨日の仕事の続きとかは···」
タムラ「ある」
ヤング「マジかよ···w。またあんな急な見塗装な坂を登らないと行けないのか···はぁ~。」
タムラ「でも頑張ったらオイル交換してもらって上手いガソリンが貰えるらしいぞ~···」
ヤング「?!そうと決まったらやるしかねぇ!さっさと準備して行くぞー!」
タムラ「はいはい。」
そのあとタムラは準備して俺に乗った。
タムラ「さぁ行くぞー。」
キュトト、バララーン!
タムラ「今日は一発だなかかるの。」
ヤング「気分が良いからな~♪さぁ出発ー!」
それから数時間かけて昨日の仕事をしていたところに先に行って後からその他の仕事を片付けたな。
そして全ての仕事が終わってガレージに戻っているとタムラがなにか無線でやりとりしていた。もう内容ははっきり忘れている所があるがどうやらセルリアン達が暴走し始めたらしい。
タムラ「すまんなヤング、オイルは無しでガソリンだけになりそう。」
ヤング「あーいいよ。またオイルは違う日にやってくれれば良いし今はセルリアン事案のほうが優先だしな。」
タムラ「スマンな···」
道の駅に戻ってくると自衛隊と米軍と都道府県の警察官とかいっぱい居たね。すごい数だったのをいまだに覚えてるよ。そしてガレージに戻っていつもの場所に駐車してタムラは降りてガソリン缶を持ってきてくれて入れてくれた。
タムラ「どうだ?旨いか?」
ヤング「今日はなんか味が違うな~。でもこれ旨いw。」
タムラ「今日はちょっと高級だからな。生丸ごとだ。」
ヤング「はへぇ~··」
タムラ「じゃあ俺は事案に行ってくる。···また明日な?」
ヤング「おう。」
タムラの姿がどんどん離れていく。