「うぃーっす!アタシは『ラパーマ』!趣味は探険!
何のために作られたか分からない建物とか変な所に置かれているオブジェとか
何処まで続いているか分からないトンネルとか突き当りに何があるか分からない脇道とか
謎とロマンたっぷりですっごくドキドキするんだ!
あ、一応安全には気を付けてるんだからね!その辺勘違いしないでね!
…まあセーフとアウトのギリギリを攻めるのが醍醐味なんだけどね…えへへ」
アメリカ・オレゴン州原産のネコ『ラパーマ』のオリフレです。
ラパーマの歴史は1982年にオレゴン州ザ・ダレスで地元の名産であるアメリカンチェリーの農園を営むコール夫妻の飼い猫「スピーディー」が子供を産み落とした所から始まります。この時スピーディーの産んだ雌の子猫は体に殆ど毛の無い状態で深刻な異常が疑われましたが、幸い他の子猫と同様にすくすくと育ち、体毛の方も徐々に生えそろっていき他の兄弟姉妹と似ても似つかない癖のある巻き毛であること以外は何ら変わりない猫に成長しました。
その巻き毛から「カーリー」というストレートすぎる名前を貰ったこの猫は他の猫たちと共にネズミから農場を守る目的で放し飼いにされ、どこかの猫との間に子供を授かる事になりますが、カーリーが産んだ子猫は高確率で母親と同様の無毛状態で生まれて成長と共に巻き毛になる不思議な体質を受け継いでいたため、10年程経つとコール夫妻の農園には巻き毛の猫が溢れるようになりました。
この頃になると「ザ・ダレスの農園に不思議な巻き毛の猫がいる」という噂は近所の住人のみならず、猫ブリーダーの耳にも届くようになり、コール夫妻にこの巻き毛の猫を品種化するする事を薦めるようになっており、猫のブリーディングには全く興味の無かったコール夫妻でしたが試しにキャットショーにこの巻き毛の猫を出場させた所、予想以上の反響を得たため本格的な品種化を決意し、その際に地元にゆかりのある北米先住民であるチヌーク族がフランス系カナダ人と交易をしていた時代に生み出した合成語『チヌーク・ジャーゴン』に因んでフランス語の定冠詞「La」と英語の「Perm(パーマ)」を合体させた『ラパーマ(LaParm)』が品種名に定められました。
ラパーマの品種化の取り組みに加わったブリーダー達はオシキャット、サイミーズ、バーミーズといった猫との交配を通じて血統の洗練を進めていき、1997年に愛好家団体である『ラパーマ・ソサエティ・オブ・アメリカ(LaPerm Society of America :LPSA)』を立ち上げ、2003年に「ザ・インターナショナル・キャット・アソシエーション(The International Cat Association :TICA)、2008年に「キャット・ファニチャーズ・アソシエーション(Cat Fanciers' Association:CFA)の米国二大登録団体での品種登録に成功し、2014年には国際的な品種登録団体フェデレーション・インターナショナル・フェリン(Fédération Internationale Féline:FIFe)でも品種の登録に至りました。
ラパーマの特性として元がネズミ捕り用の猫という事もあり非常に活発で体を動かして遊ぶのが好きな傾向が強く、飼い主の指示に対する聞き分けがあり他のペットとも仲良くできるものの、飼う際には十分に遊べるスペースの確保やイタズラ対策が必要になります。
フロンティア精神あふれるネコのフレンズなのだ!
開放的でラフな感じと、まぶしいツートンのヘアがかっこいいのだ
茶トラの個体のイメージで配色してみました
モフモフさがハンパないのだ!
そしてオリフレの方はカーリーという名前の方が合いそうなのだ
探検家もすごく合ってるのだ
なにかすごいお話が造れそうな雰囲気出してますのだ
ラパーマ探険隊がパークに新たな伝説を作る…のか???
ラパちゃんめっちゃ可愛い︎💕︎︎💕︎
まつ毛がオレンジ色なのがまたポイント高い
現実にはここまでオレンジなまつ毛の方は多分いないと思いますが
ある意味フレンズらしさの一つが出せたと思います
すごく活発な感じでかっこかわいい猫ちゃんのフレンズですねー
しかし、凝ったデザインが故にめちゃメタな視点で見ると、無数の外ハネに
細かいツートンカラーの髪形で描くとなるとかなり骨が折れるフレンズですねw
以前ロングパーマのキャラの話題になった時に『じゃあ描いてみるか』と思い立って描いてみた子です
髪型の作画量とのバーターで衣装はシンプル目になっています