一行はさばくちほーのバイパスに逃げ込み、地下迷宮を目指していた。
係長は何故か、せるりたんが集まり赤セルリアンになる光景が目に焼き付いていた。
「合体(coalesce)・・・か」
部下「何か言いました?」
係長「いや、何でも・・・」
そうは言うものの、その建物が近付くにつれ違和感は強くなるばかりだった。
地下迷宮じゃない?
外壁はコンクリートに見える。
しかもそこには見慣れないフレンズ(?)が立っている。
いや。フレンズには違いないのだが、頭身が低いのだ。
1人はハシビロコウ。何故かメイド服を着て、黒板を持っている。
「どうぞ、こちらへ」
もう1人はミナミコアリクイ。威嚇しながら左右に腰を回している。
警備・警戒のつもりだろう。
ハシビロコウはドアを開けると、一行を先導する。
振り返ると左右から犬程の大きさのシマシマ模様のナメクジ(?)が出てきて
弁当の仕切りに使うバラン(?)を置いた。
ハシビロコウの黒板「携帯サバンナ」
部下は「メイドさんにエスコートしてもらえるなんてモエモエキュンですね」
などと言っている。はっきり言ってキモかった。
係長「(escoat)」そんな英単語が頭に浮かんだ。
開けた場所に出るとそこは大学の教室のような広大な講堂だった。
かばん「どうぞお好きな席にお座り下さい」
どの机にもモニターとキーボードが置いてある。
係長の目が、あるキーに留まる。気になって仕方なかった。
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