今日は大暑!!
二十四節気のひとつ。「夏至」から約1ヶ月。気温が上がり、一年でいちばん夏の暑さが盛りを迎える頃
ヘラジカ軍
ヤマアラシ「……暑いですぅ」
オオアルマジロ「……溶けちゃいそう」
シロサイ「……鎧がフライパンのようですわ」
パンサーカメレオン「……忍耐も修行の内でござるぅ」
ヘラジカ「情けないぞお前達!! この程度の暑さでへばってどうする!」
オオアルマジロ「ヘラジカ様はなんで平気なんですか?」
ヤマアラシ「……ヘラジカ様って確か極寒のちほーの生まれですぅ」
ヘラジカ「昔から言うだろ、心頭を滅却すれば火もまた涼しだ! 見ろハシビロコウだって普段通り……」
ハシビロコウ「じぃー……」(木陰)
オオアルマジロ「あー! ハシビロコウずるい! 一人だけ木陰で涼んでるー」
シロサイ「ちゃっかりしてますわね」
パンサーカメレオン「修行は中断! 木陰に避難するでござるー」
ヤマアラシ「脆い忍耐ですぅ!」
パンサーカメレオン「無理は良くないでござる! 熱中症予防が最優先でござる」
ヘラジカ「うむ! 熱中症には気を付けないとな!!」
シロサイ「熱中症予防には塩も大切とジャングルのシカが言ってましたわ」
ヘラジカ「よーし! では私が貰ってきてやろう、待っていろ!!」ダダー
ヤマアラシ「暑さも寒さももろともしない、ヘラジカ様最強過ぎますぅ……」
ライオン軍
アラビアオリックス「……暑いわね、ツキノワグマの代わりに場内の見回りなんて引き受けなければよかったわ」
オーロックス「アイツはこの暑い中、水汲みをかってでたんだ、見回りくらい代わってやらねえとな!」
アラビアオリックス「でもあのコ、水汲み行くと川で遊んでるのよね、してやられたわ」
オーロックス「そう言うな、見回りが終わったら俺達も涼みに行けばいい」
アラビアオリックス「オーロックスは元気よねぇ、暑さとか平気なの?」
オーロックス「大将の護衛として日々鍛えてるからな
あれだ! せんとうをしっきゃくすればひもまたすずしだ!」
アラビアオリックス「……心頭を滅却よ、つまり気の持ちようって言いたいのかしら?」
オーロックス「おう! 大将を見てみろ、この暑さでも全然へこたれてな……」
ライオン「あぢ〜よ〜日陰もあじ〜よ〜、昼寝もできないよ〜」グテー
アラビアオリックス「全力でへこたれてるわ!」
オーロックス「……まあ、今年の暑さは異常だよな」