~1時間後~
カコ「それは『動物』ではなく『フレンズ』として見られることになるわね」
ミラ「でも『フレンズ』ということは『アニマルガール』…つまりは女の子です。下手な対応をすればトラブルに繋がりかねないです」
カコ「事前の検査をもっと厳しくすべきかしら?」
ミラ「それだと、フレンズと人間の差が大きくなってしまいますよね…腫物に触られるとも考えられかねません」
ナナ「……」
キタ「……」ピコピコ
~3時間後~
カコ「幸運なことに、衛星観念はほとんど人間そのものよね」
ミラ「開放地区でもほとんど問題は起きてませんしね。強いて言うなら…女性用のお手洗いを増設すべきでしょうか?」
カコ「場合によっては、ね。フレンズが多く利用する施設には申請してみるのもアリじゃないかしら?」
ミラ「どんなところが多いでしょうか?」
カコ「そうね…アミューズメント施設はパークセントラルで事足りるだろうし…」
ナナ「………」
カラ「………」
~5時間後~
ミラ「比較的安全だと思われますが…」
カコ「フレンズによっては自分の脚で歩きたがる子もいるし…」
~8時間後~
カコ「でもそんなに焦らなくても…」
キン「悪いな、そろそろ店仕舞いだよ」
ミラ「あら、長居してすみません」
キン「構わないさ」
カコ「今回は私がおごるわ、ミライ」
ミラ「いいんですか?ご馳走様です!」
キン「合計2350円だ」
カコ「えーっと…これで」
キン「150円の釣り銭だ、まいど」
ガララッ
ナナ「……終わっちゃったよ!!!」
キタ「うわびっくりした」ビクッ
ナナ「なんで2人とも喋ってばっかりで飲まないの!?結局頼んだの1番最初に注文したやつだけじゃん!!」
カラ「むにゃ…ぅるさいわょぉ…」
ナナ「長すぎてカラカル寝ちゃったよ!キングコブラさん!あんな食べ方いいんですか!?」
キン「食べるペースが極端に遅いフレンズだって居るからな」
ナナ「うぅ…これじゃ美味しそうなシーンの尺全然ないよ…」
キタ「このままオンエアだね」
ナナ「ハァ…今週のこの番組はここまで…」
キン「居酒屋じゃぱり亭はアルバイトを募集してるぞ、気になったらホームページを確認してくれ」
カラ「…まぁたらいしゅぅ…」
episode5おまけ END