本日はフランスの地質学者/古生物学者/地球科学者でいらっしゃる、
アルベール・ゴードリー氏の命日であります。
・1827年9月16日にサン=ジェルマン=アン=レーにてお生まれになり、
古典学を学ばれた後にパリ自然史博物館の地質学部門にて勤務されました。
その後、キプロス島の学術研究調査に参加され、島の地質図を製作されました。
そのキプロスからの帰路の途上、ギリシャのアッティカ半島で出土した
化石を調べる機会を得られ、その後、アッティカ半島のPikermiで出土した
豊富な哺乳動物の化石群の研究を開始され、
動物の進化に対する多くの研究成果を得られました。
1872年にパリ自然史博物館の地質学部門のリーダーの職を
博物学者のアルシド・ドルビニ氏から引き継がれました。
1884年にはロンドン地質学会からウォラストン・メダルを受賞され、
その年にパリ植物園内に「比較解剖・古生物学陳列館」を設立され、
1900年にはパリで開催された国際的な地質学会議を主導されました。
ゴードリー氏は1908年11月27日に81年の生涯を閉じられましたが、
1910年にゴードリー氏の遺志により、フランス地質学会から
地質学者や古生物学者に贈られる「ゴードリー賞」が創設されました。
海底火山の噴火によって出現した島を利用したジャパリパークは非常に広大で、
調査が詳細に進んでいない、または未知のエリアが存在する可能性があります。
パークの通常営業の一方、そのエリアに対する調査も進められていると考えられ、
営業エリアの拡張または環境保全の観点からのエリア保護も視野に入れて、
商売と環境保全のバランスを含めた経営戦略が考えられているものと思われます。
現在の科学力をもってしても地球の全てが解明できているわけではなく、
地球は未だに多くの謎に包まれた惑星でもあると言えます。
現在よりも情報やツールがはるかに少ない状況の中で、
地球に関する調査に携わっておられる方々に対して頭が下がる思いであります。
本日もお祈りいたします、みんみー。