本日はワーク・ライフ・バランスの日であります。
仕事と生活のバランスをケアしていただく事を目的に、
ワーク・ライフ・バランス推進会議によって制定され、
2013年3月29日に日本記念日協会によって認定/登録されました。
日付を11月23日の「勤労感謝の日」としたのは、勤労に感謝するだけでなく、
仕事以外の生活の大切さも改めて認識していただく事によって、
全体にバランスのとれた生活を送っていただきたい、との思いからであります。
更に、この「ワーク・ライフ・バランスの日」を中核とする一週間を
「ワーク・ライフ・バランス週間」として提唱しております。
ワークライフバランスは人生における仕事のバランスという意味のみならず、
本来、個人の心のバランスを保てるようにするという意味合いもあります。
ワーク・ライフ・バランス推進会議は2006年に発足された団体で、
公益財団法人 日本生産性本部内に事務局が設置されております。
発足以来、ワーク・ライフ・バランスへの取り組みを活動の先駆けとして
運動展開して以降、ワーク・ライフ・バランスという言葉の認知度アップと共に、
政府/企業/労働組合などで組織における働き方改革を中心に
積極的で具体的な推進が図られております。
しかし、大企業と中小企業での進捗度のギャップ、組織と従業員間の
認識や意識のギャップから、組織依存から抜け出せていない実態がある事から、
組織を中心としたワーク・ライフ・バランスの推進から一歩運動を前進させ、
個人起点でのワーク・ライフ・バランス実現を目指す運動を展開しております。
主な活動としては以下の通りとなっております。
「ワーク・ライフ・バランスの日」「ワーク・ライフ・バランス週間」の呼びかけ
ワーク・ライフ・バランス大賞の実施
ワーク・ライフ・バランス・コンファレンスの開催
ワーク・ライフ・バランス推進に関するアピールの発表
ワーク・ライフ・バランス実践ハンドブック/書籍の作成
ワーク・ライフ・バランスに関する委員会の設置
自治体や関係団体などとの実践展開
ワーク・ライフ・バランスに関する次世代ネットの構築
広大なジャパリパークでは多くの職員が所属されていると思われ、
エリアによっては昼夜を問わない労働も充分に考えられます。
パークではそういった状況も踏まえて、なるべく過重な労働とならないように
ワーク・ライフ・バランスを考慮したものとなっていると考えられます。
そのために様々な場面においてシステムの自動化が図られており、
人的負担の軽減/ヒューマンエラーの減少を実現しております。
日本は未だに世界的に見ても「働き過ぎ」とされる傾向にあり、
効率や生産性の悪さもワーク・ライフ・バランスの悪化に繋がっております。
日本の強みであるテクノロジーはこういった場面でこそ活かされるべきであり、
これからの日本の方向性を左右する大きな課題でもあると言えます。
本日もお祈りいたします、みんみー。