本日は世界トイレの日であります。
・2001年のこの日に、世界のトイレを研究されている
シンガポールのJack Sim氏らによって設立された
「世界トイレ機関」によって制定したのが始まりで、
「世界トイレサミット」が創設された事に由来しております。
2013年に国際連合総会にて承認され、毎年11月19日に定められております。
国際連合が世界中の衛生状況の改善に取り組むべく
世界全体では約45億人の人々が不衛生な設備を利用しており、
約8.9億人の人々が屋外排泄をしていると言われております。
国連が定める開発目標SDGsの17目標での6つ目にあたり、
ターゲットでは6.2において以下のように記されております。
「2030年までに、すべての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設への
アクセスを達成し、野外での排泄をなくす。女性および女子、
ならびに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を向ける。」
世界では現在もなおトイレの不足をはじめ、手洗いなどの適切な衛生観念や
習慣が普及していないために、毎日800人以上の子供達が
下痢などの予防可能な病気で命を落としている状況が続いている事から、
国際連合児童基金(UNICEF)は、国連機関の中でも特に
「水と衛生」の分野において様々な活動を行っております。
1946年に活動を開始して以来、これまで世界中でトイレの作り方を伝え、
トイレ作りに必要な資材を届けると共に、トイレの後の手洗いの普及など、
衛生的な生活についての知識を広める活動も展開しております。
なお、Jack Sim氏らは、世界でも高水準にある日本のトイレの
洗浄技術の高さ/衛生環境面の良さなどを広く世界に発信されております。
また、日本では「いい(11)ト(10)イレ」の語呂合わせに因んで、
「トイレの日」が独自に制定されております。
ジャパリパークにおいてトイレについては明記されておりませんが、
他の動物園と同様に設置されているものと考えられます。
ここで気になるのはフレンズの皆様についてであります。
元の動物と身体構造や行動形態が大きく異なってヒトに近いものとなった事は、
トイレを含めた日々の様々な行動にも大きな影響を及ぼす事が考えられます。
フレンズとなられたばかりの方はトイレを含めて不慣れな事が多いと思われ、
その際にパークガイド/所在エリアの担当者/フレンズとなられて久しい方々など、
様々な方からの教育またはアドバイスが欠かせないものと考えられます。
前述の通り、世界ではトイレの利用そのものが不可能な方々がおられます。
世界中にてトイレの普及に努めておられる方々はもちろん、
設備の保守点検に携わっておられる方々に対して頭が下がる思いであります。
清潔な住環境が世界中に普及する事を強く願っております。
本日もお祈りいたします、みんみー。