本日はキャットリボン(猫のピンクリボン)の日であります。
10月は「アウェアネス・リボン運動」の一つである
「乳がん啓発月間(ピンクリボン月間)」となっている事と、
猫の鳴き声「ニャン(2)ニャン(2)」の語呂合わせに因んで、
日本獣医がん臨床研究グループによって2019年9月1日に制定されました。
人と同様に猫においても癌は発症例が多く、
中でも発生率が高い乳癌によって多くの猫が命を落としている事から、
人とは異なる猫の乳がんの早期発見/早期治療を普及させる事で、
乳癌で苦しむ猫を0(ゼロ)にする事を目的としております。
・一般社団法人 日本獣医がん臨床研究グループ(JVCOG)は
埼玉県所沢市に拠点に活動している研究グループで、
獣医臨床腫瘍学の発展を目指す有志で構成されており、
2019年3月12日に一般社団法人として法人化しております。
獣医臨床腫瘍学に関連した新薬承認試験の実施や、
多施設間臨床試験によって有効性の高い治療法を開発し、
癌に罹患した動物の診療の質と治療成績の向上を図る事を目的としております。
主に獣医腫瘍学に関する臨床研究の支援および助成/情報交換/相互交流の推進/
調査研究の実施、臨床研究の受託および研究情報の提供を行っている他、
獣医腫瘍学の臨床研究に関する専門性を有する
獣医師の養成や、学術集会/講演会等を開催しております。
ジャパリパーク内の研究施設ではフレンズの皆様の
疾病に関しても研究が行われているものと考えられます。
ヒトに近い身体構造となられたフレンズという存在がどのような影響によって、
どのような疾病に罹患するリスクを抱えられているかについての他、
疾病に罹患した場合はどのような治療が有効なのかといった研究を
外部の研究機関等と協力して進めている可能性も考えられます。
今回取り上げた猫に限らず、動物は様々な疾病のリスクを抱えており、
ともすればヒト以上にデリケートな対応が求められる場合もあります。
まして、ペットは大切な家族であり、医療体制の充実は必須であります。
動物に対する医療の更なる発展を願っております。
本日もお祈りいたします、みんみー。